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「宇治田原の原風景②」~清水貴美子さんの絵本より~

すっっっっっっっかり間をおいてしまいました!!
なんてこったい。
うっかり探検隊のじゅんです。

しっかりゆっくり冬休みを過ごし、
清水さんにお会いした日ももう昨年のこと。。。
年をまたいでしまってすみません。

つづきです!
清水さんに絵本の創作秘話などをお聞きしたあの時間に
みなさん時間を戻してくださいませ。
↓↓↓
「宇治田原の原風景①」~清水貴美子さんの絵本より~|流域探検隊うじたわら

清水さんにお借りした絵本に出てくる大きな柿の木。
それは清水さん親子が心惹かれた柿の木でした。

大きな柿の木と太陽の風景を
それはきれいだったと語る清水さんと娘さんのお顔、
今でも目に浮かびます。
なんてすてきな親子なのでしょう~~~~!!!

美しい景色を通して愛されている宇治田原のまちを想って
感極まるわたし。(まだ数年しか住んでいないのに)
情景を思い浮かべてみたらあたたか~い気持ちになりました。

それはぜひとも見てみたい!

けれど今はそのときの情景はないとのこと。
つるに覆われているのだとか。

・・・つる!?
なんですと!?!?

流域探検隊の言い出しっぺ、やぎのりさんはつるの使い手。
救い出せて、また新たに光射すことができるかもしれない!

「柿の木の今、見てみたい!」


園が冬休みの今、わりと身動きがとりやすいわたし。
思い立ったが吉日、車でさらっと探しに行くことに。
言い出しっぺやぎのりさんも来れちゃって♡
探検隊2名で、いざ!柿の木探しの旅へ!

・・・やぎのりさんいなかったら絶対みつかってませんでした。

勢いで飛び出すうっかりちゃっかりなわたし。
同じく勢いで飛び出してきてくれたやぎのりさんに感謝です✨

\おそらくあの柿だーーー!!!/

柿の木のふもとにあったであろう
田んぼと茶畑は、今は使われていなさそう。
そして、目の前には以前はなかった建物がありました。

株式会社 上辻園 | 京都宇治が誇る老舗の茶園

なんとやぎのりさん、柿の木が「あの柿の木か」を確認すべく
上辻園さんに突撃訪問!!
訪問も電話も苦手なわたし、やぎのりさんの行動力に
ははーーーー!!!とひれ伏し、ついてゆくのみ。

出てきてくださった方は、ご存じないとのことでしたが、
急な訪問にも関わらず、ご丁寧に対応してくださり、
裏側から見せていただいても良いと言っていただきました。

ご丁寧な対応にホッと胸なでおろし、後日HPを拝見させていただきました。
やっぱり宇治田原は宝が豊富だなぁと
お茶への想いにまた感激しました。
みなさんもぜひ↑

さて、その柿の木がこちら。ジャン!

絵本と共に

大きくて立派な渋柿の柿の木。
昔は雄大だったことでしょう。
今はつるに覆われて、ちょっぴり元気がないようにも見えました。
それでもなお、今もたくさんの柿がなっているのを見ると
木ってすごいなぁと思います。

うぅ。整備したい欲求が・・・!

この日を境に、町内のあちこちの柿の木が目に留まるようになりました。
ここ以外でも、つるに覆われた柿の木はあちこちに見られます。

柿も干し柿も古老柿もだいすきなわたしには
ただただ「もったいない!」という短絡的発想しかなかったのですが
ぜーんぶ食べ物にせずとも、なにか、田畑や山にとって
ほどよい手入れ、ほどよい放置、ほどよい循環が
我ら流域探検隊ならばできるんじゃないかな。

なんて、心躍る「突撃探検」なのでした。

7歳までに見た景色が原風景

森のようちえん界では有名な「篠秀夫先生」のブログにあった言葉です。
人は、7歳までに過ごした場所、見た景色が
その人にとっての「原風景」となる。と。

原風景(げんふうけい)は、人の心の奥にある原初の風景。懐かしさの感情を伴うことが多い。また実在する風景であるよりは、心象風景である場合もある。

Wikipediaより

原風景は景色だけにとどまらず、
そのときの心情もきっと含まれるのでしょう。
宇治田原っこは、この山々と茶畑と柿の木のある景色がきっと
知らぬ間に心の奥底に残っているのだと思うと
なんてしあわせだろう~~~

景色とあわせて、そこにいるあたたかい人とのかかわりと
そんな想いのつまった絵本があると、さらに
その景色は心に残っていくのではないかしら・・・と

こちらのブログもぜひ↓✨
「物語の力」(物語は心を育てる)篠秀夫

やっぱりやっぱり長ーーーーーーーくなってしまいましたが最後に。

清水さんとの出逢いを通して
・柿の木を救出したい!
・絵本の原画展がしたい!
・絵本をつくるワークショップがしたい!
・絵本を語り継ぎたい!

と、心ふるふるしているわたしです。

あ~~~どんどん宇治田原が好きになっちゃうなぁ~♡

流域探検隊:じゅん

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