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「流域思考」の聖地へ ~地域防災施設 鶴見川流域センター 編

「小網代の森開園10周年シンポジウム」にうかがった次の日は、
地域防災施設 鶴見川流域センターさんのイベントに参加しました。

https://www.tr-net.gr.jp/archives/12046 より転載

われらヤギズ(白ヤギ氏とヤギノリ)以外の参加者は、
皆さんお子さん連れでした。募集後すぐにいっぱいになったようで、
京都から来た二人組のせいで、入れなかった家族さん、すみません。
せやけど、勉強させてもらって宇治田原でもおもしろいことしたいので、
今回は早くに申し込み、入らせてもらえて感謝でした。

人気の理由も納得な、とてもとても充実したワークショップでした。

会場に一番乗りして、前の席を陣取るヤギズ
今朝歩いてきた道筋をなぞる白ヤギ氏
各テーブルには、虫メガネなどがセットしてありました
今回のイベントのご担当あべさん 
イベントスタートしました!
階段を上って、2階の展示室
あっ!TRネットさんのリモート学習会に参加させてもらうと進行などをされている、小林さん~!!生の小林さんにお目にかかれて感激✨なんだか芸能人にお会いするような感じでした✨
鶴見川流域の立体地図に、雨に見立てたビー玉を転がして、雨の道を確認します。
全体像がよくわかるなー!これ、宇治田原版(田原川流域・奥山田川流域)のも欲しい!!
そのあと、外に出て落ち葉などを集めて堆肥にされているコンポストへ
虫がお好きなスタッフの そばたさんが、カブトムシの幼虫を見せてくださいました。
ふたたび、1階の部屋に戻り、さきほどの土をバットに分けてもらって、各自で生きもの探しをしました。
見つけた生き物をピックアップし、スクリーンに映しながら、あべさんが説明をしてくださいました。ムカデとゲジゲジは足の数も違うのか―初知りでした◎
さて。次は土の涵養機能がひとめでわかる実験が行われました。土を入れたトレーと、土を入れていないトレーに同量の水をかけてみたときに、水はどうなるか・・・
土無しの方は、水が留まることなくすぐに流れ落ちますが、
土ありの方は、水が土に浸みこみ、しばらくしてからぽたぽたと落ちてきました。

それでは、鶴見川流域の全体についてみたときに
この模型が示すものは何かというと・・・

緑のスポンジでふかふかな方は、昔の鶴見川流域
表面をコーティングされたピンクの方は、都市化されて緑の部分がほとんどなくなってからの鶴見川流域
年代を追いながら、都市化の推移について説明がありました
両方の模型に、同量の水を流すと・・・
森には水がとどまっています。地表をコンクリートで覆われると、雨の水が、一気に流れてしまいます。すると、洪水や水不足や、困った事がたくさん・・・

だから、流域治水が必要なのです!

すばらしいプレゼンに、感激しました!こちら模型の作者の、なかはら さん✨

さすが、流域思考の聖地、鶴見川流域のワークショップでした✨

このように、子どもたちが見て、体験して、理解できるような取り組みを、常々行っておられることに感動しました。

はるばる、宇治川(淀川)流域の源流部から参加する価値があり、
とてもとても刺激をいただきました!!!

今度はいつか、鶴見川流域の源流部で行われるワークショップにもお邪魔したいです。

スタッフの皆様、まことにありがとうございました!

流域探検隊うじたわら 言い出しっぺ ヤギノリでした。

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