鹿肉アルモンデ
じゅんさんの「宇治田原の原風景②」をお待ちの皆様、横はいりしてすみませんー。
「流域探検隊うじたわら」の行動指針に「マイペース」という言葉を入れようかともくろんでいる、探検隊言い出しっぺのヤギノリ(←超マイペース)です。
さてさて。
今年、探検隊メンバーのたけるさんとしげさんが、狩猟免許(わな猟と網猟)を取得されたんですー!(パチパチ)
現在、狩猟許可がおりるのを待っている状態とのことですが、たけるさんは、それに先駆けて軽トラを購入された。とうかがい、インタビューに行ってきました。
今、この記事を書こうとして
「なぜ、たけるさんは狩猟免許をとろうと思ったんですか?」
と聴くのを忘れた―――とあせっております。
日ごろ、森のようちえん「里山保育やまぼうし」さんで、野山を駆け回っておられるたけるさん。彼が猟をすることは、私には全然違和感がなく、自然なことに思えたので、いざ人に伝えようとしてみたときに、ちゃんと聴いていなかったことに気づいたのでした。
ま、これについては、初めての猟の後、ご本人が記事を書いてくださると思うので、そのときのお楽しみにしてくださーい。
インタビューしたのは、試験勉強のことでした。
狩猟免許の試験のために勉強したのは、法律のこと、わな・網の種類、そしてシルエットで動物の種類をあてることなどで、なかでもシルエットクイズは難しかったとのことでした。
「カモ」だけでも何種類かあり、その中には捕ってはいけない種類もあるそうで・・・
これについては、アプリがあるのでそれで勉強をしたそうです。
毎日10分集中して勉強することを1か月くらい続け、見事合格をゲットされました!!
ところで。
宇治田原は町の面積の76%が森林です。(ヤギ家の隣も森)
なので、しょっちゅう、家の庭に猿や鹿がやってきてビビります。
時には、育てている野菜や果樹の新芽を食べられたりもします。
鹿は、森の木々の皮も食べます。
うちの隣の森には、上の写真のように皮を食べられた木々がたくさんあります。
木の皮の近くには、水を運ぶ道管や栄養を運ぶ師管(合わせて維管束)があります。
以前、わたしもちょっとだけ舐めてみたことがあるのですが、維管束のあたりはほんのり甘いです。
鹿的にはきっと美味しい食料なんだと思いますが、皮を剥がれた木にとっては、水も養分も吸い上げることができなくなり弱ってしまいます。
枯れてしまうことも多々・・・。
全国的にも、こういった鹿の食害が問題になっていますが、わたしにとっても他人ごとではありません。
隣の森がつんつるてんになったら、ほんま困ります!!
なので、
たけるさんやしげさんのご活躍に、めっちゃ期待しています!!
加えて鹿肉は、高たんぱく低カロリーなヘルシーなお肉。
美味しく、感謝していただいて、宇治田原の森のパワーを自分の一部にしながら、流域探検活動にも励みたい!!
と、食べる係に立候補する気満々のヤギノリでした。
ちゃんちゃん。