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263/365 1977年『イレイザー・ヘッド』 人間の"狂気"を激しく、リアルに描いた作品。 デヴィッド・リンチ監督
デヴィッド・リンチが一人で製作・監督・脚本・編集・美術・特殊効果を務めて制作し、デビュー作となった長篇のモノクロ映画。
シュールさ、奇怪なビジュアル、ノイズなど他の作品にはない強烈なインパクトを残した作品だった。
「小さな男の子が、男の頭を鉛筆工場に持っていく」というところから始まるんだけど、それだけ聴くとなんやそらって感じだけど、それがイレイザーヘッドの伏線回収であり、リンチ自身である。
なんと言ってもこの映画のテーマは「望まない妊娠、先天異常」など当時のリンチ自身だけでなく、人間という生き物の"狂気"を映画に表しているかのような映画だった。