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「感情は脳の電気信号にすぎない。もっと人間的に感情を動かされるものを。」

『ワンダー 君は太陽』(2017)


☆監督
スティーブン・チェボスキー

☆出演
ジェイコブ・トレンブレイ
ジュリア・ロバーツ
オーウェン・ウィルソン


☆感想
ジャックウィル編で話してた事が
原作者が実際にアイスクリーム屋さんに息子と2人でしていた時に体験した事かキッカケ。


このストーリーは有名だけど
作者R・Jパラシオがこの本を書くきっかけとなったのは、ある出来事からだった。


ーーーアイスクリーム屋さんで息子たちと過ごしていたときのこと。

そこへ頭部の骨格に障害のある女の子がやってきた。

当時3歳の下の息子が、その女の子にびっくりして、大声で泣き出した。

作者は女の子を傷つけてはいけないと、息子を急いでベビーカーごと遠ざけようとした。

慌てて動いたため、上の子が持っていたシェイクはこぼれるし、散々な状況だった。

その様子をよそに、その女の子の母親は「そろそろ行かなくちゃね」と穏やかにその場から立ち去った。ーーー


その時にパラシオさんは自分のとった行動が正しかったのかと、その出来事をキッカケに本作が生まれたのは有名な話。


人は本能的に違いが怖い。

それは、自己防衛本能のためで、知らないものに対する正常な反応ではある。


そういう反応を起こす事を前提に知っているかどうかが大切。

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