助成金についてパート1

先日から助成金の申請の準備をしています。
コロナ関係の助成金については探せば腐るほど出てくるので、まったく別の助成金について書いていこうと思います。内容としては、2020年5月の内容を記載していきますので、ご連いただいたタイミングによっては変更されている場合もありますのでご了承ください。

助成金名:両立支援等助成金(出生時両立支援コース)
概要:男性の育児休業取得を促進する目的の助成金

申請のきっかけ
私の肩書は「経営企画室 室長」ですが、実態としては「何でも屋」です。採用、営業、助成金系、総務系…etc.プログラミング以外は何でもやります。
その中の営業として考えたときに、コロナの影響で活動ができません。(その分ほかの業務ができるのですが)
「営業できない=利益が上がらない」という状況で何かないか調べていたところ、今回の助成金を見つけました。タイミングがいいことに?第一子が誕生しましたので、条件にも当てはまるし、対象が自分ということもあり「すぐ申請できるじゃん!!」と思い申請することにしました。
この時に、きちんと調べずに社長に報告して進めることになったのが少し痛手でした....

やることは、
①一般事業主行動計画策定
②一般事業主行動計画の公表及び労働局への提出
③育休を取る
④補助金申請書の提出

①一般事業主行動計画
これが個人的には厄介でした。すでに策定済みの方は新たに作成する必要なないです。どういうものかというと....
「次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組むにあたって、(1)計画期間、(2)目標、(3)目標達成のための対策及びその実施時期を定めるもの。※従業員101人以上の企業には、行動計画の策定・届出、公表・周知が義務付けられている。

色々と小難しい表現ですが、ざっくりいうと「男性の育休の促進」、「育休からの復職支援」など、労働環境・福利厚生について改善するためにこうしますよ、っていう企業の行動計画ですね。
うちの会社は育休の実績もなければ、育休を取るという文化がそもそもないので非常に苦労しました。経営陣・管理職との打合せ、規定の手直しetc.過去に公務員やってたことが役に立ちました(笑)

②一般事業主行動計画の公表及び労働局への提出
行動計画の策定後、一般向けに公表、従業員向けに公表、計画策定様式の提出(労働局)など、やることは多くはないですが、慣れない方だと非常に苦労しそうな内容でした。実際、うちの会社はこういうことをするのが初めてなので、従業員の動揺?が凄かったです。
一般向けに公表する方法としては、
a)両立支援のひろばへの掲載
b)自社HPへの掲載
c)県の広報誌への掲載
などがあります。

従業員への周知については、行動計画の策定から3ヵ月以内に計画そのものを周知します。うちの会社は、朝礼で概要を話し、掲示板へ貼り付けました。IT企業なのに掲示板へ紙媒体で掲示か....とは思いましたが(笑)
ほかの方法としては
従業員へ配布、メールにて送付、グループワークなどへの掲載でもOKです。

ちなみに、くるみん認定やプラチナくるみん認定の取得を考えている方は、一般へ公開した日がわかる書類と従業員へ周知した日がわかる書類が必要なので、印刷しておいてください。

次に、労働局への提出ですが、これは本当に提出するだけです。
不備があれば突き返されるので、余裕をもって提出したいですね。わたしは一度修正が入って凄く焦りました。(笑)
提出の方法は、郵送・持参・電子申請の3パターンありますので、お好きな方法で。

ここまでが行動計画です。
これが終われば助成金の申請についてはほぼ終わったと思ってください。

思っていた以上に長くなったので、今回はいったんここで区切ります。
次回、これ以降の手続きなどについて書いていきたいと思います。

読みづらい文章ですが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
記事の内容などご要望があれば、私でできる内容であれば書かせていただきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?