リカレント教育?リスキリング?

こんにちは。中小企業診断士の重谷 亮です。まだまだ残暑が厳しいですね。

リカレント教育?リスキリング?
最近よく聞くけどそれってどう違うの?

最近よく聞く言葉にリカレント教育とリスキリングがあります。
でこの二つの言葉、両方とも学びなおしに関する言葉ですが、何がどう違うのでしょう。
ちょっと調べてみました。

リカレント教育とは
就業→(一時的に職を離れて)→教育→就業
というサイクルを生涯にわたって繰り返す教育制度です。
新しい言葉のような感じがしますが、1970年代にはOECD(経済協力開発機構)で取り上げられて知られるようになった言葉です。
私が最近聞くようになったと感じているのは私が無知なだけだったようです。

リスキリングとは企業が職務上必要なスキルや技術を身につけさせること。企業がスキル取得の機会を用意します。
こちらはいつごろから人口に膾炙するようになったのか定かではありませんが、注目を集めているのはここ数年の話のようです。DX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成に関連してよく使われていて「リスキリング=DX人材の育成」として使われることも多いようです。

リカレント教育とリスキリング。
違いはよく分かりました。
会社の中で教育制度を構築するときにしっかりと整理しておくといいでしょう。

なお、国や都道府県では学びなおしに関する各種の制度を整えています。これらの制度を活用すれば費用を抑えて学びなおしができます。
具体的なカリキュラムは各都道府県のホームページや都道府県労働局のホームページ、厚生労働省所轄の(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構のホームページで紹介されていますので関心のある方はご覧になってみたらいかがでしょうか。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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