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元彼S⑤日課の電話
翌日から始まった毎日の電話。
イベントの打ち合わせやたわいも無いことを毎回2時間ほど話して
明日の予定を伝え合っておやすみなさい。
そして出し物は彼がギターを弾いて
2人でビートルズのLet It BeとYesterdayを歌った。
私は何とか歌えた程度だったけど
さすがイギリス人と感じるほど彼がとてもキレイな声で歌い上げたので好評だった。
自己流での発音がどれだけ間違っていたか身に沁みたし
本場の生の発音に感動もした。
本番は終わったし
これからはまた先生と生徒に戻って勉強するぞ。
と、思いきや、
次の日もまたその次の日も同じように電話が来る。
普通に2時間話していつもの如くおやすみなさい。
なんだろう。
仲良くしてくれてるのは嬉しい、、、
というか、謎。
その習慣なに?笑
明日は○○公園に行って話そうって言うから
なんかあるのかなと思いながら会うと
散歩してギターを弾いて歌ってたっぷり話してじゃあね、ばいばい。
今日もなんなん?笑
そうか、
これはイギリス流のフレンド感覚なんだなと解釈した。
私としては“先生”よりも“フレンド”の方が気楽だったし
外国人の友達はありがたい。
スクール以上に英会話の習得が出来るし、
これはお得だな、なんて考えてた。