見出し画像

【現変9期|学び備忘録】Day7 「伝える」から「伝わる」へ向かう勇気

備忘録なセミナー参加後投稿も習慣化してきました。Day7は「アサーション」。
本日は難しかった。。。

そもそも|アサーションとは

自分の意見を押し付けず、相手の意見をただ聞き入れるということでもなく、
お互いの価値観・ビジョンを尊重しながら共有部分をみつけて
円滑なコミュニケーションをとるスキル

らしいです。スキルだからやっぱ後天的に身につく側面もあるんだ…と思いつつ。
堅苦しく書いてますが、これまで学んできたコーチングを日常生活に落とし込むというイメージですね。

今回衝撃的だったのはこちら。
(毎度必ずパラダイムシフトレベルの衝撃があるからすごい)

相手と価値観が明らかに異なる場合は
「相手を傷つけずに自分の言いたいことを伝える」
ではなく
「自分の言いたいことを伝えずに、自分の理想とする状態・関係をつくりだす」

言われた直後は「?」しかありませんでしたが、例を聞いてなんとなく理解。


セミナー中に出てきた例だと
Aさん:週2-3で出張に1人で行く。年齢的に後輩に仕事を引き継がないといけないが、
「自分の存在意義がなくなる」「オレすごい、オレ頑張っている」というプライドを守りたいがために、後輩に仕事を引き継げない
Bさん:Aさんが後輩に出張関係の仕事を引き継がないまま、退職されてしまわないかと焦っている
という状況の中で、Aさんにどう伝えれば気持ちよく仕事の引き継ぎをしてもらえるか。という話がされました。

この場合、Aさんは「自分が出張へ行けば成果も出るし、他人に任せる必要性を感じていない」という点の仕事(案件レベル)な主張。
対するBさんは「今後の会社のことを考えると仕事を引き継がれないのは困る」という先を見越した仕事(現職レベル)の主張。
お互い言いたいことはわかるけど、そのままの土俵で戦っても議論は平行線になりそうですよね。
(Bさん:出張関係の仕事の引き継ぎをお願いします!
→Aさん:その必要はない。成果もでているし。
→Bさん:おっしゃることはわかりますが、長期的にAさんが対応できなくなることを考えると、今から引き継いていただかないと…
→Aさん:現時点で問題は起きていないんだから、問題ははないだろう
→Bさん:ですから………)


それであれば、仕事から一歩下がったところでAさんが好きなこと・大事にしたいこと(ライフレベル)を探ろう、と。

Aさんは夫婦で海外旅行に行くことが好きらしく、まとまったお休みがとれるとご旅行に行かれるそうです。ただ、毎週出張にいく現状の働き方では
旅行のためのまとまった時間はとれません。
Aさんが旅行に行く時間を確保するためにも、仕事の棚卸し・引き継ぎを一緒にしていきたい
→そのためには「仕事の話をしたい」ではなく「Aさんの旅行の話もっと気聞かせてください!」と伝え、旅行の話をする中で、コーチング的にどんな未来が描けたらいいか(どのくらいの期間旅行に必要?費用は?どこに行きたい?など)
を引き出していければいいのではないか、ということでした。


もちろん、仕事レベルで相手に寄り添いながら自分の意見も伝えられれば
それに越したことはありません。
確実に、その方が早い。
ですが、明らかに価値観が異なっていたり、お互いの価値観・主張が譲れない場合は、現状の議題からは一歩引いたところから
共有部分をさぐってみる必要がある、とのことでした。

そこが難しい気もしますが、直球で自分が伝えたいものに対する話をしなくても解決にむかえるんだということには驚きました。


余談|学んでるからこその心構え

近況共有の際、サポートの方から「体系的に色々学んではいるが
それらにハメようとするのではなく、全て手放して
相手の関心に関心を向けること、相手が喜んでくれることが大事」
というお話をいただきました。
(相手の関心に…という話は、さきほどの共有部分を見つけていく際にも必要ですね。)

私は理屈が先行してしまうので、学んだことをどう活かそうか…という思考に陥りがちですが、究極相手の力になれればそれでいいんだと。

正解をすぐに求めに行くわけではなく、相手のためにも理屈を手放す勇気。
本編以外からも学ぶことは数多くあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?