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【回想録】12 交番で、私の一言から大騒ぎになった話

狂った旦那からは「早く家を出て行け!」と怒鳴り散らされ、
便りにした弁護士からは「法律以外では助けられない」ときっぱり言われ、

じゃ、直近、何すればいいか?
弁護士が「警察で相談して下さい。」と 言ってきた。

ええ?警察?そんな大げさな!?

でも、弁護士に言われたので、半分訳が分からず、
とりあえず、近所にある交番に行く事にしました。

交番では、当番の警察官がいらっしゃり、
「あのー、家庭内の争いごとなのですが、ちょっと相談させて頂きまして。。。。」
と、扉を開け、相談が始まりました。

最初は「普通の夫婦喧嘩ちゃうん?」風に、面白そうでもなく、経緯を聞いてくる警察官。

雲行きが一気に変わったのは、私が呟いた一言でした。

「私の事を怒鳴り散らかす旦那の剣幕に 子どもがちょっと泣いちゃって。」

この一言を待っていたかのように、いきなり警察官の顔色が変わり、
「すいません、それ、面前DVに当たる可能性がありますから、今、本署に確認取ります。暫くお待ちください!」

警察官、電話で暫く話した後に、
「もう一度、今の話しを説明して下さい!」
もう一度、最初から今朝の話しを繰り返し、
都度、電話の向こうの刑事さんの質問に答え、

長々と話した後、電話の向こうの刑事さんが 言いました。

「お手数ですが、これから本署に来てください。」

は?
こっちもあんまり暇じゃないんだけど?(いや、正確には解雇されて、暇は暇かもしれない。)

びっくりしたままバス乗って警察署に行く。
電話で話した刑事さんを呼んで貰う。
取調室のような小部屋に連れていかれる。
色々書かされて、(確か)拇印を押して、

いや、こっちは被害者なんだけど。何でこんな、犯人風な取り扱いされるねん!?って思っていた矢先に 刑事さんが言いました。

「では、これからご自宅に向かいます。
お子さんの身の安全の確認もしますので、女性警察官も同行します。
一緒にパトカーに乗って下さい。」

ますます大事である。

という事で、人生で初めて警察車両に乗り(パトカーじゃなかった)
自宅に送って頂き、
丁度学校から帰って来たばかりの子供に
「今朝さ、お父さんが怒鳴って、ちょっと泣いちゃったじゃん?
そのことについて警察さんが話したいって言うから」
と、説明し、
一応、子どもの体に虐待の傷などない事が確認され、
子どもからも朝の事の聞き取りがされ、

それぞれデジカメで顔写真撮られ、

私たちは、確かここで、 一連の「儀式」は終わったらしいのですが。

モラ夫は、刑事さん達を前に 激怒していたみたいです。
そして、調書書くのも 写真撮るのも断固拒否したそうです。

やれやれ。


という事で、この度の教訓。

面前DVは、警察が速攻動く案件である。

子どもの目の前で親同士が暴力振るうとか、大声で言い争いになったりするのは、子どもの心に深い傷を残すという事で、面前DVに当たるそうです。

因みに、この数日後、児相からも職員さんが来て、モラに話をしたのですが、モラは「俺は虐待なんてやってない!」の一点張りで、それだけでなく、「名誉棄損で訴えてやる!」などと言い放ち、お話しにならなかったそうです。

教訓その2.
モラは、面前DVという言葉を 脳内から消去して、記憶の書き換えを行っている模様。





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