宅建のこと
こんばんは。
ちょっと今日は長文です。
先週日曜日、宅地建物取引士の試験がありました。
私は4回目の挑戦。
今回は正直自信がありました。
問題演習周回のデータ取りも好調で、
パーフェクト宅建士・LEC・宅建学院の予想模試も11回分全て、45点を下回りませんでした。
大丈夫。
今年は自信持てるくらいやった。
学習計画もYoutubeで信頼していた先生に見てもらいながら進めたし、成績が良かったからZoomでの進捗確認も楽しかった。
なんなら質問に解釈つけて即答できるくらい理解した。
それでも、直前期にはソワソワし始めて、
前日からこわくてたまらなくて、涙が止まりません。
だって1年に1回の試験。
みんなだって緊張してるはず。
緊張しないわけがありません。
当日の朝、
大学に着いてからは流れに沿って歩いて教室に入り席に座る。1番前の真ん中の席。くじ運悪すぎる・・・
30分前、机を正すように指示される。
そこから30分。
目をつぶって祈り始める。
もうまとめの資料も片付けているから、祈ることしかできません。
試験開始
試験開始の合図があってからはまず深呼吸。
1番から50番までゆっくりとめくって問題を眺める。
これはYoutubeの脳科学の先生が良いと言っていた方法。
判決文じゃないじゃん。
準委任
共有
単独相続
履行遅滞
地上権
賃貸借契約
民法条文
承諾
不適合責任
借地
借家
区分所有法
不動産登記法
都市計画 2問
建築基準法 2問 あら、天空率でとる。
盛土法
土地区画整理法
農地法
国土利用法
特別控除
不動産所得税
鑑定評価
35条
供託所
業法違反
宅建士
クーリングオフ
業法規定
媒介
広告
保全措置
37条
保証協会
35条
免許
案内所
既存建物媒介
35条
業法規定 告知義務出てる
取引士証
37条
瑕疵担保
支援機構
景品不当
地価公示
土地
建物・・・ うわラーメンだ。あんまり好きじゃないとこだ。ブレースってなんよ・・・。
さて。
ここまでで約1分。
今度は50番目から遡って解いていく。
これは、緊張しやすい私が民法で心砕けないための対策。
ブレース構造に戸惑ったものの、なんとなくこれだろうと予測をつける。
ここからは面白いくらいに問題が読める。
良かった。ちゃんと勉強出来てた!
ところがだんだんと進むにつれて雲行きが怪しくなる
心臓が痛い
バクバク言っているのが身体中に伝わってくる
脂汗が出る
手が震えてくる
ダメダメ
今年は大丈夫しっかりやった
ちゃんとわかるから頑張って
ちゃんと読んで
大丈夫
頑張って
自分で自分を励ます。
涙が出そうになる。
涙を我慢するかわり鼻水が出る。
どうしよう。
バカにされる。
嫌だバカにされたくない。
こわい。
大丈夫
こわい。。。
もう、こう感じてしまったら最後。
戻って来れない。
結果、焦って時間足りなくなって、
読んでも読んでも文章が頭に入ってこなくて
5問も残してしまった。
法令で読めなくて確認をとばした問題も含めると8問。
やってしまった。
この1年を無駄にした。
やだもう恥ずかしい。
Youtubeのメンバーのみんなになんて言われる?
また落ちたのってみんな思う?
あんなに自信あったのに。
この1年なにやってたの・・・
夫に迎えにきてもらって、
顔を見た瞬間涙がこぼれる。
夫の運転する車の助手席で解答速報を聞きながら採点。
解答が上がったところから見ていくと、全然読めなくて不安だった民法も意外と解けている。
途中期待したものの、結局後半に間違いが続き、
50点中32点だった。
この1年をたった2時間でパーにしたのだ。
本番に弱い子
いつもここで自分を責めてた。
ダメだやっぱり私バカなんだって。
でも今回は違ったんです。
だって私はちゃんと勉強してたし点数は取っていたもん。
尋常じゃなかった。
何に腹を立てていいかわからないけど、
あれはパニックだった。
そういえば、1回目の試験では手が震えてマークシートをぬるのに苦労した。
2回目3回目も緊張した。
でもみんなも緊張してると思うから。
そこを重視していなかった。
もっと昔、子どもの頃。
学習発表会の時も、ピアノの発表会でも、
緊張のあまり私はお漏らしをした。
転校の挨拶の時。
初めて見る人たちの前で自己紹介しなきゃいけなくて、
声が震えてどもってしまって恥ずかしかった。
親になって、子どもの事でやめて欲しいことを伝えようとして、うまく言葉が出なくてどうしていいかわからなくて過呼吸になった事がある。
それらをさも演技をしているかのように言われる度、心を開いても受け入れられないと感じて、こんな私、家族にとっても必要ないからもう死のうと過激な事を考えた事がある。
対策方法が違うんだ
勉強だけじゃダメなんだ。
私は心配性だしあがり症だ。
今まで考えるの避けてたけど。
自覚するの嫌だったけど。
全然平気って顔して生きていきたかったけど。
宅建に一発で合格する人がいる反面、
5年10年と年月をかける人がいる。
年月かかっている人はみんな勉強しなかった人?
違うよね。
何回落ちても、自分が勉強してきてきた事、やりたい事のための結果をちゃんと出したいから何年も諦めずに頑張ってるんだよね。
Xに不意に上げた「落ちた報告」が拡散されて、いろんな人がコメントをくれた。それらを見たり話を聞くなかでわかってきたことがある。
長期間かかる人のなかには、あがり症の一面を持っている場合がある。必死で頑張った1年を、たった2時間でパーにしている。
そして悔しくて、
苦しくて、
周りの叱咤激励の中で自分を責めている。
今回の失敗は必然だった
失敗した人は、心無い言葉に苦しめられる事がある。
勉強が足りなかったんじゃないんですか
やり方が違うんじゃないんですか
頭おかしいんじゃないんですか
もう諦めた方がいいんじゃないんですか
そんなの自分が1番感じてる。
そう感じてしまうけど、
でも、そうじゃないのよ。
みんな同じ方法で合格しているわけじゃないのよ。
合格した人が頭いいんじゃないの。
自分が実力を出し切る方法を
知っている人と、知らない人。
ただそれだけのことに苦しめられているけど、
本当にただそれだけなんです。
気がついた人から夢を叶える
私は今年、それに気が付きました。
だからもう戦い方を間違えないし、
自分を責めない。
恥ずかしいとも思わない。
でも正直、どうしたらパニックをおさめられるかまだわかっていないから、来年合格する確証はない。
できるだけ早く結果を出したいから、まずは合格するための私用の対策を考えることにします。
そして、覚えたことは日々忘れてしまうからね。
学習に勤しみます^_^
今日は私の4年分の「怨念」がこもった長い長い文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
これを書くことによって、また「可哀想な自分に酔っている」とか言われるんじゃないかと身構えましたが、そんなこと、一ミリも考えてないのに、他人が言うことに翻弄されるにはもうやめようと感じました。
抜けたな。
ここを抜けたかったんだ私。
今回は、落ちて良かったことにする。
他人の評価が気になるお話、
またいつか続きを・・・
おやすみなさい^_^♡