君ニハ届カナイ詩
きっと君には届かない
言葉はいつも気まぐれで
通り過ぎる風のように
何も残さないまま
消えていくだけ
どうしてこんなにも
遠くにある言葉を
ずっと探してしまうんだろう
何も見つからないまま
僕は書いている
君には届かない 目に見えない詩を
何も知らないまま
僕は考える
君には届かない 通り過ぎる物語を
手を伸ばして
空虚な空に飛ぶ鳥たちに
思いを馳せ 目を閉じた
誰も僕のことを知らない
僕は誰のこともわからなかった
だから ただ
君には届かない何かが
そこにはいない 僕の一部であることだけ
どうか忘れないで
#ポエムで繋ぐバトン
こちらに参加した詩です
「どうか忘れないで」
これが私のバトン
なんて素敵な企画でしょう…(*´-`)
よろしかったらぜひ!
【参加方法】
詩の中のワンフレーズを、ポエムのタイトル、又はポエムの文中に入れるだけ。選ぶ「バトン」は、文中の中からご自由にお選びください。
参加される方は、「#ポエムで繋ぐバトン」というハッシュタグをつけてください。
私のこのnote、および受け取った「バトン」の元noteの二つを、記事内に埋め込んでください。
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