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はじめに/自己紹介/日本のドラマー達へ
このnoteはあくまで私個人の経験による
感想、独断、偏見、信念、そして「遺言」
であることを了承の上、役立ててほしい。
日本に住むドラマー達が正しい情報を得て、
自分の進むべき道を選び、主体的な判断で
良い音楽人生を送れますように。
私は15歳でドラムを始めプロを目指し、
31歳で就職を機に趣味として前線から退いた。
それから13年後、2025年
これからは生き甲斐の一つとして
再びドラムに携わろうと考え現場を訪れると
そこには荒野が広がっていた。
よく足を運んでいた楽器屋は潰れ、
ドラムを置く店も激減し、
価格は現役当時の3割から2倍近く高くなっていた。
まだ初心者であろう若者に対し、
恐ろしく高くなったシンバルを当たり前に
「これなんかお買い得ですよ」と勧める店員
読者にとっての有益性よりも
ライターやメーカーの都合が優先された
ネットにあふれる記事
過去の栄光にすがり小さなコミュニティで
知識マウントを取って満足するドラマー達
私は見るに堪えなかった。
日本でドラムを叩くためには
「ある程度恵まれた環境」
に生まれない限りまともに練習すら叶わない。
人口密度の高い日本ならではのハードルだ。
たとえ叩ける環境に生まれたとしても
情報が飽和する時代により
正しい情報を得られなかったがために
「必要のないタイミング」で
「必要以上の金を積む」ような
情弱ビジネスの犠牲になって欲しくはない。
私はドラムに出逢わせてもらえたことを
心から感謝している。
ゆえに、たとえ私の発信する情報が
一部の方面に不都合な真実であったとしても、
包み隠さずにありのままを記す。
一人でも多くドラマーが育ってくれることを
切に願うばかりである。
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