いじめ隠蔽・告発文4
校庭で転ばされ、朝礼台に頭をぶつけそうになった件について、被害者である息子・母親の私・息子の担任・加害者のRくん・Rくんの担任の5名で話し合いが始まりました。
息子の担任は20代の若い男性で、初めて担任になったそうで、話し合いの最中、一言も発言しませんでした。ただ、Rくんの担任は、きちんと指導をしてくれて、「もうこういう事はしない」とRくんに約束をさせてくれました。しかし、その時のRくんの、テーブル越しに息子を睨みつける目や口調から、私は「これだけでは終わらないだろうな」と思い、事実、その後も被害はあり話は更に大きくなっていきました。
この時点で、最初の被害から既に2か月が経過していて、その間、息子は毎日怯えながら学校生活を送り、登下校の付き添いの回数も増えていったため精神的負荷も増していきました。
もう少し先の話ですが、息子が遂に登校拒否を始めた時に、学年主任からは「けがをさせられたのは随分まえですよね?なぜ今になって言い出したんですか?」と言われました。
あまり熱心に関わってこなかった人からはそのように見えるのでしょうが、この記事に書いたように、いじめとは単発的に起きるものではなく、長期にわたって少しずつ被害者を追い詰めていくものです。そして、転校してからも、加害者や教員にとっては「済んだこと」かもしれませんが、被害者は何度もフラッシュバックに苦しんでいます。