【前編】最近出たスト5の大会振り返り

現状のストリートファイター５（に限らないけど）の大会はほぼすべてと言っていいほどオンラインで開催されている。
その中でもCPTの予選に2回出たので振り返っておく。

この記事は前後編の前編で、後半はこちら。

CPT・日本２（2021/09/18、09/19）

所謂カプコンカップの予選。今年度は日本で4回あり、その2回目。
前回（4月）出たときはまだPS4版だったので、PC版にしてからは初の大会。
PC版の手ごたえはまずまずあったので楽しみにしていた。

トーナメント的にはアルマスラシード→勝ったらsakoさんって流れ。
厳しいと言えばそうなんだけど、全体で321人しか登録してないので出る人みんなむちゃくちゃ強い。どこも厳しいトーナメントなので仕方ない。

■Winners ROUND1（ゆばさん・ラシード）
強いキャラだけどかなり対策したキャラでもある。相手が何見てるのかをちゃんと意識する、下大Pスカには意地でも大P刺す、端のワールは無理に返そうとせず中央に飛ぶ、遠距離からのアーシファ地上ワールに1回Exピーチ見せる、くらいを考えておいた。1試合目に溜めドロップガード、大P刺すってのがちゃんと出来て、見てる部分間違ってないと思えたのが良かった。2-1で勝利。

■Winners ROUND2（sakoさん・メナト）
sakoさんのメナトとは殆ど対戦してないんだけど、メナト戦自体はやってるほう。とにかく如何に近づくかってのがこの組み合わせのすべてと言ってもよくて、歩き、ダッシュ、溜めドロップ、飛び（ボディプレス含む）を意識させないとこで散らして、どうにか通さないといけない。
1試合目落とした時にどちらかというと溜めドロップと飛び見てそうだったので、2試合目にそれを修正して取れたのは良かった。ただ3試合目にさらに対応されたのでそれについていけなかったのが敗因。点の話だけど3試合目に端で溜めドロップ空中カウンターしたときに選択を間違えたのも悪かった。1-2で負け。

■Losers ROUND2（Jrさん・ザンギエフ）
ザンギ自体は不利なのは間違いないんだけど、このバージョンは前回と比べるとまぁまぁマシになった組み合わせだと思っていて、PC版になってからさらにやりやすくなっていると感じていた。あとこの試合、相手がなんかすごい緊張していたってのを感じた。置き技を刺したいなーってのが先に取れて、ダッシュが通りやすくなったのが勝因。2-0で勝利。

■Losers ROUND3（Draさん・春麗）
1試合目がほぼ完封って言っていいくらいに負けてやばいなーと思っていたんだけど、2試合目に開き直って飛ぶのと相手にゲージないときにスラ打って打開した。スピバ1回だけガードしたときに日和って大P大ピーチにしたんだけど敗因にならなくて本当に良かった。2-1で勝利。

■Losers ROUND4（aiaiさん・ジュリ）
ジュリは割と最近対策したキャラだったので、相手はすごく強い人だったけど気持ち的には楽に入れた。以前ランクマで当たった時の試合を見返したことがあり、結構強気にパナしてくるなーと感じていたので、その部分は試合全体としては意識していた。
ジュリ戦のポイントはいくつかあるんだけど一番面倒なのが立中K。こっちの技が当たらない間合いでの置き、こっちの技ガードさせて中距離に戻りそうなところでボタン押す、連携の締めにリスク低く出す、みたいな使い方があって、他のキャラではボタン押せそうな場面でも押せないことがある。
試合中どこかで中K置きにEXピーチで刺すとは決めていたんだけど、試合通して1回失敗して、1回成功していた。どちらかというと溜めドロップが通っていたことのほうが大きかった。加えてEX昇竜ガード2回あってちゃんと試合を見ておくもんだなと感じた。2－0で勝利。

■Losers ROUND5（ガネちゃんさん・ガイル）
ガイル戦は2先ならまぁやれるかなと感じている、長期戦だと難しい。
ミカ側のソバットをガードした後に相手が何やるか、ソニックの頻度、相手のこちらの飛びへの対応を早めに確認したい組み合わせ。
個人的にガイル戦で中距離ウロウロ前後に歩くってのはあんまり意味がないと思っていて、だとしたら被弾気にせず前に歩くとか、開き直って飛ぶとかスラ出すとかアクションをこっちから起こしたほうが試合を作れるなと思っている。まぁそんなにうまくいくこともないんだけど、ペース自体はこっちで作れたかなと後から見て思った。2－0で勝利。

■Losers ROUND6（ヴァナオさん・バイソン）
このバージョンかなり難しくなった組み合わせだなと思ってるんだけど、その理由がとにかくVスキル2を溜められてるときにアクションが起こしづらいってのが1つ。あとダッシュを見ても止めるのが不可能なんじゃないかって速度で来るってのもある。端まで行けばバイソン側は凌ぎづらいので、こちらから動きたいんだけど、上記のことからその流れを作るのにこっちがリスク取らないといけないシーンが多くなかなか難しい。
試合全体からすると考えていた部分や意識してるところは間違ってなくて、相手が前ダッシュから大Kを打ち始めたときに勇気をもってダッシュを止める選択を出来たりと画面見えてる感もあった。最後フルセットフルラウンドまで行って体力リード、相手のトリガーダッシュストレートにVリバ、試合前半にそのシーンで大Kクラカンしており、今回は様子見るかなと前ダッシュしたら相手がボタン押しててトリガーストレート食らって1－2で負け。
勝ちが見えてたのにリスク取りすぎたかなーとは思っている。

■総括
気合入った試合を7試合もやったので良い時間だったね。
PC版の効果は相当出ていたと思うし、出来ることが増える面白さを感じた。全体的に「1試合目（勝っても負けても）の情報を活かす」ってのは出来ていたかなと思っていて、前半きつくてもミカペースに引き戻すって試合が作れたのは上達しているのかなと。

結果は49位。

『スト5』CPT2021「日本大会２」結果。優勝者はカプコンカップへ

格ゲーチェッカーにも載ってました。
また頑張ろう。

後半はCPT日本3の話を書きます。