Vtuberという単語も知らなかった同居人(一般成人女性)が壱百満天原サロメ嬢にハマりましたわ〜〜〜〜〜
皆様は「壱百満天原(ひゃくまんてんばら)サロメ」さんを知っていまして〜〜〜?
日常的にツイッターを見ている人は文字列でなら見たことあるのではないでしょうか。なぜならここ2週間ほど、彼女はほとんど毎日ツイッタートレンドに入っているから。
彼女は2022年5月24日に配信活動を始めたいわゆるヴァーチャル・ライバー(そのうちYouTubeを主な活動場所としている人をVtuberと呼ぶ)。
わからない人に本当に本当にざっくり説明するとしたら“二次元の肉体を持ったYouTuber”といったところだろうか。
初配信からたった2週間でYouTubeチャンネルの登録者は100万人を突破。もはやヴァーチャルとか関係なくYouTuberとして考えてもまず間違いなく超大型新人。
そんな壱百満天原サロメさん(以下サロメ嬢)に同居人がすごい勢いでハマった。
同居人(以下A)はこんな感じ。
・20代女性
・ジャニヲタ(Hey!Say!JUMPの伊野尾くん担当。顔のかわいい男が好き)
・女性アイドル好き(地下から坂道まで幅広く。現場も通うタイプ)
・邦楽バンド好き
・私と同居を始めるまでVtuberという単語も知らなかった
・アニメも漫画もほとんど興味なし(なぜかSKET DANCEは全巻持ってる)
・YouTuberは東海オンエアとかそのへんは見る
・萌え声の女無理とか言ってた。A「男に甘える感じの女の声が無理」
サロメ嬢の人気の理由って、まさにこういうこれまでVtuberを知らなかった層を取り込んだことだと思ったので備忘録代わりにまとめておきますわ〜〜〜
同居人とサロメ嬢の初配信を見ましたわ〜〜〜
そもそも私はサロメ嬢が所属しているヴァーチャル・ライバーグループ「にじさんじ」のファンだ。
もともとニコニコ動画でゲーム実況見たりしていた流れからにじさんじ1期生・月ノ美兎(つきのみと)さんの配信を見て、話がめちゃくちゃ面白いな……と思ったのが始まり。二次元のかわいい女の子も芸人の深夜ラジオも好きな私には、定期的に「自分が体験したこと」のレポ雑談をしてくれる美兎さんがドンピシャだったのだ。
▲月ノ美兎さんのコロナ体験(?)レポ
「にじさんじ」というグループを認識したのはそれからしばらく後だったけど、まあ今回の話には関係ないから割愛。ちなみににじさんじ面白いな〜と思った大きな理由は男女混合であること、とにかく人数が多い(国内だけで100人超)ことです。
そんなわけで、私はテレビやラジオを楽しむのと同じくらいの温度感で美兎さんをはじめとするVtuberの配信も日常的に見ていた。
その日はたまたまAと一緒に夕飯を作って食べた。食器を片付けながら「あ〜なんか今日にじさんじで初配信の子いたな〜」と思い出し、シンクの前にノートPCを置いて垂れ流すことに。
濃いな〜
やっべ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
完全にトンデモ新人だった。キャッチーな「ですわ」口調、縦ロールの特徴的なビジュアル、初手体内開示、でも滲み出る丁寧な人柄、声かわいい、トークのテンポ良し。「これは伸びますわw」とか腕組んでる暇もなく爆速で伸び散らかしてた。
このときAはまだ「ハマった」という感じではなかったが、ちょっと面白がっていたのでにじさんじのおもしろバズガール代表として周央サンゴ(すおうさんご)さんの切り抜きとか見せてみることに。志摩スペイン村布教レポ動画でかなりウケてた。
ここから数日は私とAの予定もあまり合わなかったのでリアルタイムで配信視聴はしていなかったが、数日遅れで見た白い日本地図に都道府県名を書いていく切り抜きで完全に「おもしれー女」として認識したようだった。推してるジャンルが違ってもオタクはおもしれー女が大好き。
同居人、サロメ嬢へのシンパシーが止まりませんわ〜〜〜
さらに数日後、サロメ嬢のツイートでAに激震が走る。
A「これ私じゃん」
サロメ嬢はたびたびキュートな生活ミステイク情報をシェアしてくださるのですが、何を隠そうAもこのタイプ。この時Aはキャッシュカードを紛失して再発行中。あと、この日財布忘れて改札出られなくなってたから迎えに行った。
そしてこの日、ツイートにいたく共感したAが自主的に「雑談配信見たい」と言い出した。サロメ嬢の配信はだいたい1時間程度と見やすい長さなので、フルで一緒に見ることに。
これを見たことがAのターニングポイントになる。
A「サロメ嬢、私かもですわ」
想像以上に“食らって”た。サロメ嬢のお可愛らしいポンコツエピソードに全て思い当たる節があるようで、この日寝る前にもう「アクスタ買おうかな……」と言っていた。
雑談配信でも語っていたが、サロメ嬢は「こんな風に生きているわたくしを見て壱百満点の笑顔になってもらいたい」というのが配信活動の動機のようなので、まあ刺さるべき層に刺さってるというか……。
同居人、思ったよりちゃんとファンになってますわ〜〜〜
雑談配信の翌日、Aから来たLINEがこちら。
サロメ嬢がおすすめしたネイル買ってますわ〜〜〜
推しとお揃いにしたいオタクの行動ですわ〜〜〜
ていうかハマってからの初動早すぎますわ〜〜〜
正直「アクスタ買おうかな」も冗談だと思ってたのだけど、全然大マジだった。この日の夜は私がいなくてもおバイオ実況をリアルタイムで視聴したらしい。
繰り返すが同居人はVtuberという言葉すら知らず、下手したら「絵じゃんw」とか言い出しかねないタイプだった。だからこそ私は自分が見てても過剰に勧めることはしなかったし、他のVtuber見てて「あーAはこの子の声無理だと思う」とか言ったこともある。それだけに私からしたらこのどハマりっぷりは衝撃的だ。
サロメ嬢が話すエピソードはほとんど共感できるし、話も面白くて聞いているのが苦じゃなく、衣装含む見た目もかわいくて好み。この子と友達になりたいと思ったのだそうだ。
加えて、配信が休みの日には短い動画を投稿するマメさやファンや先輩に配慮を欠かさない姿勢がドルヲタ的にグッとくるらしい。
その感じは私も知っている。
私が初めて月ノ美兎さんが話しているのを見た時、それに近い感動があったから。
私も面白くてかわいくてどこかぶっ飛んでいる美兎さんと友達になりたいと、あの時思ったのだ。
たぶんAのように、Vtuberなんか何も知らなかったけどサロメ嬢にハマる人がたくさんいるのだろう。そしてサロメ嬢がデビューの瞬間からとんでもない注目を集めていたのは、にじさんじというグループがそういう土壌を作ったからで。もちろんそこからの大躍進は彼女の才能それ一点なのだけど。
当同居ハウスは、サロメ嬢を応援いたしますわ〜〜〜
これを書いているのは6月6日の朝方。Aはさっきまでグロ耐性がないにも関わらずサロメ嬢のおバイオ配信をリアルタイムで見ていた。
アクスタ購入も冗談じゃなく前向きなようで、買うなら3体がマストらしい(A「持ち運ぶと劣化するから多めに買って損はない」)。
さきほどにじさんじが10月に開催するイベントの詳細が発表されて、サロメ嬢はファンとトーク・チェキ撮影をおこなう企画に参加するらしい。Aはかなり参加に前のめりである。チェキという単語がドルヲタの心に火をつけたようだ。
ちなみに私はここまで書いておいてイベント参加したことない茶の間です。私を超えていくなよ。
すでにサロメ嬢のTwitter通知までオンにしているAは、完全に未知だったVtuberという文化に戸惑いつつもなんやかんや楽しんでいるように思う。立派なサロメイト(サロメ嬢のファンの総称)ですわ〜
ともあれ、なんだかのめり込んでくれたので同じ屋根の下に趣味を共有できる人が増えたということで、当同居ハウスはサロメ嬢を心から応援したいと思います!おつサロメですわ〜!
追記ですわ〜〜〜
サロメ嬢のチャンネル登録者が爆速で100万人突破したので同居人が仕事帰りにお祝いケーキを買ってきた。
この原動力はどこからきてるんですの〜
普通こういうケーキって事前に発注して郵送してもらうらしいんだけど、あまりにも登録者が爆増して間に合わなかったので店員さんがその場でプレート書いてくれたらしい。
これなんて頼んだの?って聞いたら
「オタクなんですけど、今日明日で好きな子のチャンネル登録者が100万人いきそうで……これ書いてくれますか?ってLINE英語翻訳の画面見せた」
ヤバすぎますわ〜〜〜
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そういえば、配信中にサロメ嬢が冷凍庫開けっぱなしにして中身ダメにしたという一幕があったのだけど、私もAも過去に同様のやらかししてたということが判明しました。こんな共通点は要りませんわ〜
▲サロメ嬢のYoutubeチャンネル
▲月ノ美兎さんのYoutubeチャンネル
そもそもなぜ私とAが独身女性2人で同居しているのか気になった人は以下の投稿をチェック↓
読んでくれてありがとうね