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【自分歴史】社会人編②

地元フィットネスクラブに入社し、フロントスタッフとしてスタートした社会人生活。インストラクターとしても兼務することになり、両方の良き悪きが客観的に見えたことで、自分の立ち位置がはっきりしました。

当時、社内は総務部(フロント)と指導部(インストラクター)の二大部署の中に、指導部内で「ジム」「プール」という分け方があり、スクール事業を行っているプール部門はあまり関わりがなかったのですが、フロントとジムの両方に携わることで、双方の橋渡し役として動くことになります。

当時、フロントは忙しい時期が明確でした。

メンバーさんのチェックインが非常に多いオープン直後から、デイタイムが退館する夕方5時以降。手続きの締め切り前後や、ジュニアスクールが始まる前後にある欠席の電話連絡対応など。

一方、ジムは逆にこの時間が比較的空いていたりします。

いままでは「フロントの仕事」「ジムの仕事」と区切られていましたが、同じ店舗なんだし、とどちらの作業でも手伝いをしていくとスムーズに事が運ぶようになりました。部署間の壁なんて、お互いを理解してしまえば何てことないのです。どうしても相手のせいにしてしまいがちですが、理解していけば双方で落ち度があった、なんてことは往々にあります。ここから「広く浅く」も大切なんだな、と改めて思った時でもあります。

かと言っても、やっぱり支配人は怖かったし、業績も悪くなって入会ノルマがしんどかったし、飛び込み営業で近隣住宅にピンポン営業いくのも嫌だったし、休みもないし、勤務時間も拘束時間も長いし、月次MTGで飛び込みで参加する経営者の怒鳴り声も恐怖だったので退職したい、と2年目くらいで思ったので当時の支配人にその旨を伝えました。

その時、同時期に店舗内にいた正社員がこぞって同じように退職を申し出ていたらしく(示し合わせたわけではない)、当時の支配人にとっては大きな転換期となり、働き方を改めたい、もう一度チャンスがほしい、という話をしてくれたとき、「気づけて自分か、変化しようと思うって、結構すごいな」と思い退職せずに継続することを選びます。

そして3年目には初の店舗間異動。入社して最初のお店なので、やはり愛着もあるし、良くしてくださったメンバーさんもいて、店舗のメンバーも楽しかったので泣いてしまったことを覚えてます。今どんな異動があっても一粒も涙なんて出ませんけど、当時はピュアだったんだなぁ…。

異動した店舗はよりコンパクトで、社内でも「兼務」が通常になるように計画されたお店だったこともあり、より働きやすく、スタッフの年齢も近しいこともあって楽しい店舗でした。

そこから2年が経たない程度で、次は全く違う業態の「指定管理」へ進みます。行政の持ち物である運動施設を運営だけ民間が行うことで、利用者へのサービス向上を目指す、という仕組みです。

初めての立ち上げ、スクール事業で子供たちと触れ合うということ。初めてのスクールは、難しいながらも楽しい経験も多くありました。
リーダーとして明確に位置付けされたことで、リーダーとは?ということを念頭に行動することを意識しながらやろう、と考え出したタイミングでもあります。

ではまた!

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