冬の布団

お布団が気持ちよくなってきました…。私にとって、この冬の布団というのはある意味「やめたいのにやめられない」中毒症状を起こす毎年の厄介者でありながら、「待ってましたぁ!!」と歓喜するものの一つです。

石川県金沢市出身で、実家は自営業だったので小学生時代の夏休みや冬休みは、毎年能登(田舎)の祖父母のところへ行ってました。

祖父母の家は金沢よりも田舎なので、布団が大きくて重たい。田舎布団ってやつです。綿がぎちぎちに入っていて、毛布も「絨毯?」ってくらい分厚い。

でも、そんな大きくてごっつい布団が好きで、今でもその重みがないとお布団に入っている感じがしないくらい。夏でもお腹には何かかけないと落ち着かない🤦

そして毎晩、眠る前に布団に入りますが、最初ひやっこい布団が自分の体温でぬくぬくとなって、更に今は猫が入り込んでくるのでもっとぬくぬくになって「至福…!」となって眠りにつきます。

反面、朝がめちゃくちゃ辛いです。

夜中の間にパーフェクトな温度になった布団が私を離さない。

脚の間や体側に沿っている猫が動きを制限している…!

でもかわいい…!!!

と、グダグダと10分、20分はお布団の中にいてしまいます。

毎年、この時期から起きることが苦痛でなりません。

「目覚ましなしで起きれます」「パッと目覚めたら、二度寝せずに起きて活動できます」という学生アルバイトスタッフの話を聞いて、「そのスタンド能力がほしい…」と切に思いました。

意志の弱さと言ってしまえばその程度ですが、誰しもやめられないことってあると思うんです。もちろん、法律に触れることはNGですが。

前までは「こんなこともやめられないなんて…!大人失格!」とか思ってましたが、周りの大人を見ても「やめられないこと」なんて死ぬほどあるわけです。

「あれもだめ」

「これもだめ」

なんて生活しなくても、「ここはダメだけど、こっちは頑張ろう」と思えるようになった方が、人生楽しいんじゃないかな。

ダメダメ言われて過ごすより、こっちダメならあっちやってみよ!くらいの視野をもって生きていきたいのです🤔

なので止められない布団の中のグダグダを楽しむために、できる限り早寝をしてダラダラ時間を確保するということをして過ごします。

雪が積もれば雪かきというイベントが待っているので、何も気にせず楽しめるのはわずかな間です。

少しのところに幸せがある、と思い過ごしていくことは、自分自信のメンタル体調のバロメーターにもなります。なにかを愛でる、という行動は、とても大切なのです。

そんなわけで今日もぬくぬくにすべく、お布団にくるまります。おやすみなさい。

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