【自分歴史】小学生編②
「かっこいい」「男の子みたい」が誉め言葉だと信じていた小学校高学年時代。周りの同級生が「女」を意識するタイミングで、なぜが私はキムタクになりたい、と憧れていました。
どうぞお付き合いください。
小学校高学年。
前回のブログにも書いたように、サッカーをしていた男の子を好きになり、何かにつけて話しかけたい!と思ったときに、身長がその子より高いことも若干コンプレックスで(え、かわいくないですか?)、わざと男の子同士のようにからんでました。
「おい」とか「お前」とか、ちょっと汚い言葉遣いでも、気さくに話せると思っていたんでしょうね…幼いなぁ。
髪の毛もショートカットが定番になり、服装もほとんどスカートなんてはかずに、スポーツブランドが正義といわんばかりにそればかり着てました。アディダスやナイキ、プーマなどの真っ黒な服を好んで着てました。
「スカートなんて、持ってもねーぜ!」って感じですね。
なのでよく男の子に間違えられてました。
母と買い物に行っても、「ちょっと奥さん!」と母が見知らぬおば様に声をかけられて、「え、なんでしょう…?」と困惑していると、「あの子お宅のお子さん?絶対ジャニーズに入れたらいいわよ!絶対人気でるわよ!!」と興奮気味に言われて、返答に困った。と車で嘆かれました。
そんな素直ではない恋心から、男らしい仕草や態度がふつうになり、本当にただのわんぱく坊主として過ごした小学校高学年時代。
でも気質は人見知りのビビりなので、男の子がよくやるような自転車レースもスピード怖くて出せないし、テレビゲームも戦いとか血が出るようなものは怖くてできないので、ぷよぷよか桃鉄しかできない。(しかもキングボンビーの登場シーンもトラウマで嫌いでした) 虫取りも昆虫はまだ大丈夫ですが、カエルなどの両生類になると一切ダメ。今でもダメ。
なので、ちょこまかと後ろについていくくせに、ほとんどなにもしないという「めんどくさい女子」代表みたいなやつです。
ですが、どこかで女の子であることを捨てきれずに、バレンタインには手作りチョコを作ったり、好きな子にミサンガを編んだり、女の子らしいことにも興味がありました。
一方で、そんな見た目とのギャップが当時はからかわれることが多かった。まあ小学生ですから当然なんですが、たまにスカートを履くと「どうしたお前www」と言われ、手作りチョコを持っていくと「泥固めただけじゃねーの?」と言われ(よくこんなヤツ好きだったな)、悔し恥ずかしで泣きそうになっていたことが懐かしいです。
ここでは、「素直になる」ということが一切できず、表面ばかりを気にして本心を言えない、という状況が続きます。自分自身、なりたくてなってるはずなのに、キャラクターを周りからも固まらせてしまい、「本当はこうしたい」という気持ちと、「でも皆はこういう私を求めているはず」という他人をとても気にするような性格になっていました。
そんなベースを元に、中学校へ進学します。
地元の公立中学校は、当時荒れ放題でした。勉学に励むような雰囲気は一切なく、常に廊下にタバコの吸い殻があったり、自転車が校内を走っていたり。ビー・バップ・ハイスクールって漫画の世界だと思っていたのに‥ハチャメチャな経験をした中学時代。
ではまた!