99回の苦しみと1回の喜び
冬は洗濯物が乾いてるのか、冷たいだけなのかよくわかってない高田です。
今日は久しぶりに昔いたお店に。
2年半ほどそこで店長として務めながら、多いときには週8本ほどレッスンをしてました。
地方にあるお店で、フィットネスクラブといえば未だに2、3件しかないような場所なので、会員さんも自然と地元の方がずっとくるような場所です。
わたしも5年ぶり?それ以上ぶり?にお顔を合わせる方がたくさんいらっしゃり、「あらー!高田ちゃん!」と声をかけてくれたり、覚えていてくれるのって嬉しいな〜と思います。
昔のレッスンをよく覚えてくれてるのもこのお店で、会えば「今日レッスン?」と聞いてきます。
わたしはもうスタジオレッスンはしてませんし、これから社内でインストラクターとして業務としてレッスンをすることはないと思います。今後、オンラインではヨガをやっていきたいと今練習中ですが、これは別件。
お風呂に入りながら、レッスンしていた時のことを思い出していました。
曲を覚えなくちゃいけないし、
動きも合わせなきゃいけないし、
ウェアはなぜか結構高いし、
レッスンしてるときは他の業務一切できないし、
今日はできた!と思っててもクレームもらったり
ちゃんと覚えた!と思ったのに間違えたり、
集客うまくいかなかったり、
もうやだーーーーーー!!!!
って思うことがめちゃくちゃありました。
週8本、4週あって月に32本。3ヶ月くらいこのレッスンスケジュールで動いてました。ので、100本くらいやってたのか‥。
その100本やってた中で、99本はさっきみたいな事ばかり思ってます。早く他のインストラクター見つけなきゃ、とか。
でも、そんな中で1本だけでも、
「めちゃくちゃ楽しかった〜!」
「高田ちゃんのレッスン好きだわ〜」
「すっごい効いた!よかった!」
とかを、スタジオ終わりのお見送りで聞いたりすると、今までの99本が全部ふっとぶ感覚になります。
きっとおっしゃってくれた会員さんは、そんな大した事言ってる感覚ないと思うんです。
ふと、なんとなく、他愛のない会話の一つ。
でも、私にとってはすっごく活力の湧く一言でした。この1回の一言があるから、また頑張ろうと思えたし、実際がんばれました。
こういう経験は、どんな職種でも、どんなタイミングでも、なにかグッとくる静かな感動がありませんか?
なので、私もそんな素直なプラス言葉はどんどん言いたいし、自然に伝えられる人になりたい。と、今日そんなことを思い出しながら帰路につきました。
また明日から些細なことにも素直に感謝や感動を伝えられる、豊かな生活ができるように。
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