【自分歴史】社会人編⑧
トラウマを生んだ名古屋を離れ、また地元石川県に戻って気ました。実家からも通える勤務地でしたが、年齢も年齢だったので一人暮らしをしよう、と物件を探してましたが、なにせ異動のタイミングが年末だったので、怒涛の引っ越しでした。
猫がいたこともあり、ペット可物件がなかなか無いのが実情。
次に住んだ場所は5階建てでエレベーターのない場所でしたが、ペットOK、2LDの部屋で日当たりが最高に良かったので即決!(反省は活かします!)
年の瀬、漫画喫茶で名古屋の最終日を過ごし(勤務があったので)、年明け早々にしらさぎで金沢へ。(このしらさぎがまた遅いは酔うわで得意じゃなかったな…)
元旦は実家で過ごしましたが、2日には引っ越しの片付けやガス契約があったのでアパートへ。荷物をある程度片付けて、ガスもOK!となり、電気も確認して、水道もチェック!
よしよし、と思って「お風呂入るか~もう今日はシャワーでもいっか!」と素っ裸でお風呂場に行き、シャワーを出せど出せど真水しか出ない…。
なぜだ。
またもや素っ裸でキッチンに向かい、ガスが通っているか確認するとコンロの炎はつくのでガスはOK。ん~?と思ってお風呂場に戻ると、水が出なくなってしまった!OMG!!
1月2日で世の中まだまだお正月モードの時に、わたしはこの段ボールだらけのアパートで、北陸の真冬に素っ裸で何してんだ…。と情けなくなりながら、なぜ水が出ないのかを管理会社に電話しましたが、「年末年始休暇のため」とAIの冷ややかな音声が響くだけでした…。
とりあえず、お風呂だけ借りにまた実家へ向かい、管理会社にはメールで連絡し、営業再開まではお風呂屋さんへ行ってしのいだりしてまいた。
そんなお正月を過ごし、古巣だった指定管理のプールへ店長として着任しました。オープニングからいてくれたスタッフも健在で、いろいろ勝手もわかっているので最初は非常にやり易かったです。また、収支も安定していたことが精神的に楽なんだな~と再認識。
施設自体は非常に古いので、毎日何かしらの故障が発生してましたが、その都度知っている業者さんからの提案なのでめちゃくちゃ安心しました。
「困ったこと」に対して、「提案」があると一気に聞く気になりますよね。一番のベストは解決なので、みんなそれに向かって行動するんですが、専門外のことは何が正解かわからないことが多い。
だからこそ、Aはいいよ、Bはいいけど費用かかるよ、でも速いよ、Cは止めたほうがいい。みたいに提案してくれると、今の状況と解決策に対して選択できる。選択できる機会があれば、正解がどれか不正解がどれか、身を持って知ることができる。それを自責でできるのがポイントかと思ってます。
人のせいにばかりしてるのは楽かもしれないけど、どこかで後悔が残る気がしてなんか気持ちよくない。気持ちよく過ごしたい!
それでも、設備の故障対応は気が滅入ります。
夜通し機械のエラーを解除するために泊まり込む、なんてこともしました。
まぁでもこんな経験するから、何が必須でなにが不要かを判断できるようになりました。
ここ、私は施設を預かる(管理する)上で結構重要だと思ってて、選べること+判断できること、が管理するために楽しめる基準じゃないかなと。
言われたことを粛々とするのも一つですが、自分でコントロールしたい(と思ってるワガママなので)なら、この判断基準が必要です。
判断基準は失敗しないと学べません。成功するだけなら「よかった」で思いますが、それ以上の「よかった!」は得れません。心理的に前の成功がひっかかるので、今回こっちを選んだら前より悪くなるんじゃないか‥?という不安が襲ってきます。こいつがやっかい!!
でも、一回でも失敗なり思った成果がなかったときには、「前よりは良くなるはずだな」という判断基準が持てる。これ、施設管理する上ではめちゃくちゃ優位です。そして部下スタッフができたときにも寛容になれます。だって自分だって失敗してるから。頼られます。
頼られるとまたもや失敗したくない!となって学ぶようになるし、説明するときにも自身持ってできたりする。こういうのは、性別年齢関係なく出来たほうが知識として広がるからいいんじゃないかな。
設備関係は小難しいから、苦手な人は男女問わず苦手だけど(わたしも苦手)、コレが壊れるとプールの水が濁る、くらいのことが分かればまずオッケーだと思います。
今日はこんなとこ!
ではまた!