【やめました】ピルとそれにまつわる不調
・この4ヶ月半ほど、ドロエチというピルを飲んでいた。先月まではそこそこの調子を保っていたが、今月に入ってから、人生で経験したことの無いような頭痛に襲われることが増えた。そもそも飲み始めからずっと起きていた、漫然としたメンタルの落ち込みや気力の無さ、胃腸の不調も良くなる気配がなくて、思い切ってピルをやめてみることにした。もちろん他の薬に変える選択肢もあったが、ホルモンバランスを調整する以上同じような不調が今後も出続ける可能性があると先生は言う。私はうんざりしていた。もうあんなレベルの頭痛はしばらく経験したくない。
・ここ数日少しずつ自分のアイデンティティみたいななにかを回復してきているような気がしている。やっとテンションの高低が徐々に生まれてきている。沈んだままで低空飛行しているのがデフォルトになっていた。人といても笑う回数や度合いが落ちているのがよく分かった。自分でもなぜこんなに疲れ切っている感覚が続くのかわからなかったが、恐らくピルが余程合わなかったんだろう。今更ながら。
・こういう特に何にもならなかった我慢と、その時間と労力と金銭、結構落ち込む。めっちゃ落ち込む。今回は「よ〜し!より快適な生活レベルに上げるぞ!」みたいな意欲を持って病院に行き始めたので、尚更…
・長期的に見たら何にもならないことはあんまりないし、経験としてまあよかったか、と思えることも少なくはない。けれども失敗の中の長い文脈すべてが将来に役立つ訳ではない。マジでただの無駄な苦痛だったな…という気持ちが普通にある。うーん。
・せめてもの己への慰めとしてこのnoteを書いている。どうにかして外側に吐き出すことで、自分の中にある澱みをちょっとだけ薄めたい。
・ちなみにどれぐらいの頭痛かというと、自然光が目に入るだけ、人の声が耳に入るだけで痛みが悪化する。静かで暗い場所にうずくまるしかできなかった。息を吸うと脳天に氷が突き刺さるような痛みだった。本当にしんどかったな。それが毎週のように起きるのでそろそろ血栓がぶっ飛んで死ぬのでは?という感じだった。というかなんだか足もだるかったし。もしかしたら死を回避したのかもしれない。