嘔吐
最近、吐き出したくなることばっかりで困る。でも、簡単に他者に伝えられるほどの明るい話でもないし、かといって自分の中だけで消化できるほど私強くないし、だとしてもツイッターに書こうとしたら百四十文字×何個分だよって量になってしまうし。難しいんだよね、「いまこういう状況でみんな同じ状況だし同じ感情なんだよ(だからひとりじゃない、みたいなニュアンス?)」みたいなことよく言われるけど、そのセリフ聞くと余計に誰かへ愚痴りにくくなる。お前だけが大変なわけじゃないんだからいちいち辛いアピールすんな、みたいな遠回しの皮肉を感じてしまう、まあこれは考えすぎだろうけど。だから、私以外の人間をすごく拒否してしまうことがとても多かった。今年の春から初夏にかけてぐらいの間は特にそういうことばかりだった(たぶん精神的にも肉体的にも最も鬱な期間だったので…)。どうせお前には私の考えていることなんぞ少しも分かるまい、むしろ分かってたまるか、って捻くれてどんどん自分を孤独にしてしまうことばかりだった。その生き方は、いずれ限界が来るよって過去の私に教えてあげたい。…所詮、人間は非力。自分が思っているよりずーっと非力で、弱くて、脆くて、だから何者かに頼ることでしか生きていけないって早めに認めた方がいい。ちなみに私はこの歳まで受け入れることができなかった。そのおかげで自分を自分が殺そうとしすぎてしまって、今はとても後悔している。
ああ、生き辛い、世知辛い、って暗いことばっかり発してたら、その言葉に自分が呑まれてしまいそうになる。でも、無理矢理ポジティブなことを言って感情を上書きしようとするのは現在の感情を否定してるのと一緒だし、それは私の存在自体を否定することと等しいと思っているので、絶対にしないと決めている。十七年間散々にメンタルヘルスを患ってる私が出した答えとしては、自分を許すことが何よりも大事ということ。…分かってはいたけれどずっと私は私のことが許せなくて、最低で底辺で屑みたいな人間なんだから死んだ方がマシだとずっとずっと考えていた。誰かに頼るなんぞ烏滸がましい、てめえはてめえで片をつけろやと縛り付けていた。でも、そうじゃなかった。泣いてもいいし、勉強しなくてもいいし、誰かに謎のメッセージ送っちゃってもいい。できればそういうときは早めに寝た方がいいけれど、どうしても涙が止まらなくて寝られなくなっても、いい。そういう日があってもいい、って受け入れることが私を救う唯一の方法なんだなって今更分かりました。いや今が一番新しいし今しか変えられないので今更とか存在しないです!はい!今知ることができてよかった(って思うようにしていきたい)。私は二十四時間三百六十五日、どんなクソみたいな相談も受け付けているので、人生辞めたくなったらせめて私に「死にたい」とラインして下さい。というかクソみたいな相談とか無い。他人に理解されない悩みなんて腐るほどあるけど、だからといってその悩みが無価値なわけじゃ絶対ないので。その人にとっての価値が全てだと思う。人それぞれ、感受性も思考回路もメンタルの弱さも何もかも違うので、そのせいで世界を拒絶したくなってしまう夜もあると思う、いくつも。しかしながら、受け入れることができなくてもせめて言葉を、感情を受け取ることはきっとできると思う。助けの声を出すことがはばかられてしまうのならば、電子の波にしてくれれば飛んでいきます、文字通り。
どんなに苦しい感情も経験も全て文章にして昇華してやります。無様なまま生きたっていい、私がそう証明したい。