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さらばシャニマス!男の涙は一度だけ!(2024年シャニマスイベコミュ感想note)

※24000字あります。







クリスマスが今年もやってくる~
いつ? 一昨日だよ!!!!!!!!!!

何か気づけば年末、みたいなの今年もやってる気がする。
先日までちょっと皇帝業が忙しくて…いやまだ全然忙しいんですけどね皇帝業。人魚が最近のコンプライアンスに配慮されていないせいで女系皇帝を退位させる必要が出てしまったこともあり、さっさとアリ退治を済ませて男性皇帝を海の藻屑にしてきました。本人の望み通りだからセーフ。ハンターへの報告が180年後になりましたがサバンナが救われたので問題ありません。
七英雄退治も忙しいと言うのにやること多すぎだよこのゲーム!
ロマサガ2、チュートリアルや目的地システムが追加されてあとは3Dの今風なゲームになっただけで元々のシステム的な部分は殆ど変わってないと聞いて相当驚いてます。こんなに作り込まれたゲームが本当に1990年代に完成されてたっていうの…?

こんなに気軽に時代飛ぶゲーム初めてだよ

リベサガをやりながらなんとなくゲームの歴史を紐解くと、やっぱりゲームにはシナリオが不可欠であり、ざっくりしたアクションゲームでも実は裏設定的なシナリオが潜んでいたりするもの。
とはいえ、プレイヤー的にはやっぱりそれを見たいし楽しみたいわけで。雑なストーリーのアクションゲームがダメだとか言うつもりは有りませんが、自分が使う主人公や仲間達、メインヒロインにはやっぱり感情移入したいじゃないですか。彼らや彼女たちがどういう人で何をしたいのかというのが解ると、ゲームのプレイそのものにも熱が入るというもの。
ゲームというのは須らくして、良いゲーム体験のために、良いシナリオが不可欠だと思うわけなんですよね。


そう思いませんか2024年のシャニマスくん!!!!!!!

こっちのセリフなんだわ


いや…なんというか…今年のシャニマス、レベル低くなかったですか…?
2022年ぐらいからちょいちょい面白くなかったイベコミュの話とかも交えて毎年のイベコミュを語ってきたこのnoteなんですけど、なんかそこから急転直下の面白さとはならず、間違いなく解る程度に徐々に下落していっていると言うか…
何か毎年のように言っていた「シャニマスの全盛期は今」コメントなんですけど、申し訳ないですけど今年は絶対に言えないです。これを全盛期というのは過去に申し訳が立たなすぎる。勿論面白いコミュも出てきているし、決して全部が全部つまらないということはないんですが…
これに関しては確かに「ずっとシャニマスのコミュを見続けてきたが故に目が肥えてしまっている」という可能性も有りえますし、アンカーボルトソングで言うように「思い出には勝てない」ということなのかも知れない、とも思います。
ただ、仮にそうだったとしても2020年のバチクソな面白さは間違いなく2021年で超えていたし、更に2022年も超えていたと僕は思っています。更に言うのなら僕的に歴史上最高のイベコミュである「ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス」は去年2023年のイベコミュです。
過去を着実に超えてきたのがシャイニーカラーズであると僕はずっと思っていますし、思っていました。

過去形。そう、過去形です。
良いものは出来ている、やりたいことも解る。
でも、過去シャニマスが目指していたであろう心震わせる物語を感じない。
僕は、最近そう思っています。
僕個人が単純に進化していくシャニマスについていけていないだけなのかも知れませんが、それだとしたら今のシャニマスの在り方は僕の望んでいたものではなく、今すぐにでも僕本人からシャニマスを離れるべきなのだろうとも思います。

ただ…言いたいじゃん!?
急にここ2年で「お前みたいにウチに付いてけないやつァ客じゃねえんじゃ」みたいなこと言われて(完全に被害妄想)「はいそうですか」って言えるほど俺だって大人じゃねえじゃん!?
だからさぁ、やっぱ今年のイベコミュに関しては色々言おうと思います。あくまで僕個人が思ったレベルの話だけど、今年のイベコミュに関してをとにかく言わせてくれと思います。
ちゃんと自分なりの思いを整理することで、一年の精算とする。シャニマスとはキレイなお付き合いをしていきたいから…
というわけで、2024年のイベコミュを1月から振り返っていこうと思います。その中で、解りやすくイベントコミュをそれぞれの項目で5段階評価をして解りやすく僕の怒り()を見てもらえると嬉しいなあと思います。
皆様もイベコミュのタイトルを見ながらそういえばそんなコミュだったかなあと思いを馳せていただけますと幸いです。前文めっちゃ長かったな。ごめんね。それじゃ本編をお楽しみ下さい。






※イベント開始時期について「1月」と表記されている場合、「12月末日」から「1月頭」の開催日を示しているものとお考え下さい。








1月「no/ode」(コメティック)

この絵の5分前までなんでこうなったのかわからん

面白さ:★☆☆☆☆
奇抜さ:★★★☆☆
唐突さ:★★★★★

年始から急にこの薄さです。アイドルバカにしとんか!!!!!!
いや…コメティックの話って基本的にルカの話になるんですけどね、この頃ルカ問題全然解決してなかった頃だし。なので全体を通して「だぶるは」と「斑鳩ルカ」の話になるんですけど、とにかく最後の章に入るに当たっての斑鳩ルカがコメティックになるという唐突さが凄い。
これジエピでも同じことを感じたんですけど、ラスト1話前とラストのエピローグが一切繋がんねえのよ! 何か今まで癇癪を起こしていた部分に対して急にルカがユニットとしての活動を納得し始めて了承してるような感じが出てきて意味がわかんなくなるんですよ。
あとこの頃のルカ、急に倒れます。いやジエピのことを知ってると彼女のメンタルがもう限界なのは解ってるしそこに自分をいじめ抜くようにレッスンを積み重ねちゃうから体力も限界だしで、プロデューサーはなんでこの娘を頑なにアイドルとしてなんとかしようとするの…?
なんかさあ、ルカといるときのプロデューサーちょっと怖くないですか? 絵は全然出てこないけど目が据わってないと出ないような発言を繰り返すところがある気がするんですよ。これ年末ぐらいでようやく解消されたと思うんだけど、この頃のPたん、SHHisとコメティックの扱いで相当メンタルやられてると思う様子を節々から出してくるんですよ。頼むからそんなテンションで事務所に来ないでくれ怖いから。

あとこの頃のだぶるはは凄い「薄い」です。正確に言うとこのシナリオにおいてははるきの方がよく動いていて、羽那はだいぶ不思議ちゃんが抜けてない感じなんですけど。はるきはルカのために一緒に活動したいと思っての行動が結構続いてくれるんですけど、羽那が凄い…こう、怖い!
まぁそれに関しては今後の布石という部分もあるので良いんですけども。鈴木羽那の危うさはWINGが終わったあとにも存在することを描きたかった部分だろうし。
うん、やっぱ「コメティックのイベコミュ」じゃなくて「斑鳩ルカとだぶるはのイベコミュ」ですねこれ。最後だけ急にそれっぽくなったのがとにかくよくなかったですね。ルカがプロデューサーの言葉に流されて色々請け負っちゃって特に状況は解決しないまま終わるみたいなの、そろそろやめません? いやこのあと終わるんですけど。この時点でルカが283プロ入ってから8ヶ月経過してるんですよね。こんなにスローテンポな事してていいのかよ!!!!

スロースターターすぎんよ





2月「いきどまりの自由」(ノクチル)

基本的にこういう話に収束してる気がする

面白さ:★★★☆☆
奇抜さ:★★☆☆☆
宗教度:★★★★☆

ノクチルらしいといえば聞こえは良いんですけど…という感じの作品。
年間を通してみれば面白かったほうだと思います。でも天塵・天檻ほどのインパクトもなければ、ワールプールフールガールズほどのちゃぶ台返しもなかったなと。味としては「さざなみはいつも凡庸な音がする」の系譜です。それでもやっぱりそこはノクチルらしさと言えるのか、シャニマスの描きたいものとマッチしてるので比較的見れる作品になっているという感じ。
ノクチルの描く独自の青春感というものに惹かれた学生による映像作品を作っていくという感じの話なんですけど…なんかさ、ノクチルって未だにどれぐらいのユニットなのかも、彼女たちのやりたいことがどれだけ評価されてるのかもわからない気がする。

作中におけるアイドルとしてのノクチルを追う人って、ノクチルの「奇抜さ」「意外性」みたいなのを凄い評価してくるんですよね。これはもう天塵のやらかしがデカすぎるという話になるんですけど。それでも今回の依頼者の学生さんは今の在るが儘のノクチルをちゃんと見てくれている人で、それに応えようとみんなも頑張ろうという、凄くアイドルらしいお話です。そういう意味では味としては「さざなみ」に近いけど、描かれたものは真逆なのかもしれない。
ただやっぱりアイドルとしてのノクチルを見る人達って、彼女達のアオハルな自由さを見て「やっぱこういうのこそノクチルだよねえ!」みたいになって〆て終わるみたいなのが多い気がする。全体的にノクチル全肯定エンドになりがちだし、これは本当に解りやすくそうだった。
作中のアイドルが認められる展開そのものは良いと思うんですけど、ノクチルって最初にやりたいことがもう既に求められてることで、その中でなにか大きな変化や「頑張った」と自分で自分を認められるようなものが少ないままに「やっぱりノクチルは最高だぜ!」で終わってしまうのが凄い勿体ないなって気もします。透ってこういう「努力のない実り」みたいなのを基本的に毛嫌いしてるというか、「頑張りたい」を根底にした子だからこそなおさら。モブだけならともかくプロデューサーも似たようなまとめをして終わらせようとしてくるんだよな。お前はもうちょっと彼女達が「次」に向かうための羽ばたきを応援してやろうよ。




3月「タイム・オブ・グッバイズ」(アンティーカ)

またこれか

面白さ:★★☆☆☆
奇抜さ:☆☆☆☆☆
使い古し:★★★★★

アンティーカイベントコミュ特有の「咲耶が曇る」系の話です。
いいかげんにしろよ!!!!!!!!!!

うんまあ…最低限のことはやってたと思うし、アイドル達がモブの女の娘のためになんとかしようと頑張る系の話、良いと思う。俺はこういうタイプの話が結構嫌いじゃない。
でもこのタイプの使い古された話、何回やんのよ! 今回最初に問題を拗らせたの咲耶だと思うんで実質咲耶のお守りをするような感じで他のユニットメンバーも一緒に協力するっていうタイプの話ですけど、これアンティーカ全員がいるだけでやってること咲耶GRAD→LandingPointとほぼ一緒やないけ!!!
白瀬咲耶、女騎士じゃなくて大型犬であるというのはもう二年目ぐらいに全てを明らかにされてしまった事実なのでそこは良いんですけど、大型犬なりに周りに気を使ってチームメンバーのために尽力するみたいな話も結構やってきたじゃないですか。自分のファンの子が自分に対して失望するようなことがあっても自分のやりたいことがあるから、って前を向いてそれによって報われることもあるみたいな話もしてきたじゃないですか。
今更年下の女の子へのコミュニケーション一回ミスっただけでそんな大事にするようなことかこれ!?

アンティーカに限った話じゃなく、僕的には放クラにも同じことが言えると思うんですけども…この2ユニットってイベコミュにおいて、「役割」が全員決まってるから何見てもだいたい同じ味がするんですよね。
最初に三峰が咲耶の異変に気づいて、摩美々が凄く気を回して、恋鐘が解決に向けてデカいことを言って全部が解決した後に霧子がまとめる。大体そういう流れになりがち。2022年ぐらいにもこういうアンティーカ見たことあるんだよな。なんかまあ、同じ味であるというのはそれだけユニットが解りやすく完成されたということでもあるんだけど…折角のイベコミュをそんないつもの味で消費しちゃって良いのかよと思ったり。もう年1でしか回ってこないんやでユニットイベコミュ。
そういう意味では去年の「月が焦がれる太陽/月」とか「かいぶつのうた」みたいな方が僕は好き。意外性と意表を付いてくれる方が僕はシャイニーカラーズというコンテンツが前に進んでるのを感じられるから好きです。
女の子の対処にミスって落ち込むの、本当に優しい咲耶らしいとは思うんだけど、何回も繰り返されるとそれは流石に学んでくれと思ってしまう。6年もやってるとネタがないのは解るんだけども。




4月「Stay just the way you are」(ストレイライト)

またこれか(二回目)

面白さ:★★☆☆☆
奇抜さ:★☆☆☆☆
同ネタ:★★★★★

ストレイライトの和泉愛依が自分の立ち位置を考え直す話です。
いいかげんにしろって言ってるだろうが!!!!!!!!!!!!!

すいません、「ストレイライトの3番手である和泉愛依」の話、だいぶやってると思うんですけどそろそろ飽きてきません? 愛依ちゃんってストレイライトのためにギャル脱却をするかどうかみたいな話ばっかりしてません?The StraylightでもV.S.でも似たような話ししてませんでしたか???
わかりますけどね、愛依ちゃんにとってはストレイライトがもう一つの家であるっていうの凄いわかります。3人共凄くストレイライトを大事にしてるんだよな。でも愛依ちゃん、そのストレイライトを大事にする余り一人で勝手に突っ走るやつ、もうやってる。もう、結構やってる。

悔しいことにそれでもストレイライトの話ってそれなりに面白く感じちゃうんだよな。やっぱ黛冬優子のストーリーテリング力って滅茶苦茶高いんだなと実感してしまう。周りのことを気を使って遠慮して何も言わないある意味で優しい子が多い283プロにおいて、黛冬優子の時として毒ともなる信念を持った言葉は非常に気持ちの良いものがあります。
ただやっぱそれって結局「黛冬優子」の面白さであって、ストレイライトのユニット的な面白さじゃねえんだよな…ってのを実感してしまうところがあります。だいぶ勿体ない話だった。
骨子は結構好きなんですよ。愛依ちゃんはいつも周りにどう見られるか、ストレイライトが自分のせいで悪く見られないかということを本気で気にしてくれてるからこそ、自分の振る舞いに本気で気を使う。でも愛依ちゃんが「ストレイライトにふさわしくなるためにクールっぽく振る舞ってみんなと仲良くしないような感じを出してみる」みたいなの、プロデューサーにも特に言わないでやっちゃったりするところが何と言うか本当に6年目かこれ? ってなる。
別ユニットでも発生しがちなんだけど、今まで「プロデューサーに相談したからなんとかなったよ!」みたいな部分が見えた子も肝心な部分で急に何も言わなくなってしまう。今年一年はそういうアイドルの成長をかき消すかのような物語が綴られることが多かったように感じます。その代表格だった気がしますね…
愛依ちゃん間違いなく事務所の中でトップクラスにメンタル弱い方なんだけど、そろそろなんとかならんか!? という気持ちもある。まぁ土壇場のクソ度胸こそ和泉愛依ひいてはストレイライトの面白さってのも理解はしてるんだけどさ…マンネリなんだよな…完全に…
冬優子は「あさひは愛依が◯◯だと困る?」をまた使ってるなと思った。マジで子どもの教育見てるみたいなんだよなここ。

ボンビ~!

ただまあ、冬優子が216億の借金を背負わされるシーンはめちゃくちゃ笑いました。ストレイライト、ギャグがやれるから好き。あとこのシーンすげえ腑抜けたBGM流れてるの後で気づきました。そういう所ちゃんとしてるのはえらいと思う。




5月「絆光記」(イルミネーションスターズ)

きみも、ぼくも、おなじ

面白さ:★★★★★
奇抜さ:★★☆☆☆
良モブ:★★★★★

今年もイルミネーションスターズはおもしれえな~~!!!
ユニット贔屓じゃないです、ホントです。

まぁ前後にシャニアニの関連があって、それを思わせる描写が含まれていたせいでややケチが付いたような印象もなくもないんですけど、それを抜きにしてもやっぱりイルミネ周りを描くときの描きたいと思ってる世界の描写の一つ一つが本当に綺麗。
イルミネって基本的に飛び道具無しで勝負してるので奇抜とは縁遠い所にいるんですけど、感謝の正拳突き一日一万回を本当にやり続けたような愚直な技術そのものがシンプルに面白いんですよね。ちなみに飛び道具の最たるものが「YOUR/MY Love Letter」だと思います。アルストロメリアは基本的に飛び道具グループ。
勿論どっちが良い悪いという話ではなく、面白いと思えればどちらでも良いのですけれど、今回のイルミネもシナリオそのものは結構陳腐なところもあったりしますし、悪いSNS描写に関しては本当に入念すぎるほど入念にやったりしてます。
ただ、イルミネーションスターズが「世界が少しでも優しくあるように」と願った分だけ、世界は思った以上に答えてくれる。作劇的には都合がいいと思われるかも知れないんだけれど、イルミネはそれに足る行動を重ねられるし、続けることも出来るんですよね。どんなに傷が増えても、傷つけられるだけに優しく出来てしまう。その優しさが着実に人の心に染み込んで、他人が本当に持ってる優しさを掘り出してくれるんだと思うんですよ。櫻木セラピーで救われた人間、283プロにも数名居るぐらいだからね。
全員、同じぐらい「世界は単純じゃないし優しくもない」ってのは解ってるんですけど、それでもその中で少しでも優しい世界があるように、優しい世界になるようにという願いが込められた彼女達に、世界が少しずつ優しく答えてくれる、そんな物語だと思いました。
間違いなく2024年トップのイベコミュです。それでも去年のトップには流石に敵わないかなと思うけれど。クロノスタシスが強すぎるよー!(絶対言わないことを言う八宮めぐる)

ここすき

ところで皆さんはルポライターさんの年齢を最初いくつぐらいだと思いました? 僕は会話の内容的に30の前半ぐらいかなあって思ってたんですけどね。こういうところが上手ですよね、本当に。
僕はシャニマスの作品の良さを語る時に「空気感」って言葉を使おうとは全然思わなくて、寧ろ人物や世界に対する実直で誠実さこそが彼らの武器だと思ってます。これからも大事にして欲しい。
あと何よりタイトルが良すぎるよこれ。これで「はんこうき」って読ませるの、凄いカッコいい。タイトルの良さは作品の良さです。





6月「THE (CoMETIK) EPISODE」(コメティック)

一話との違いを確かめて欲しい一枚

面白さ:★★★★☆
奇抜さ:★★★★★
解決度:★★★★☆

コメティック、今年2作目! まぁ他のユニットのイベコミュも正直6年間もやってればだいぶやり尽くした感じがあるのでローテーション崩してでも新ユニットのコメティックを先にやるというのはいい判断だと思いました。ちょうどファン感も終わった直後ぐらいでしたかね。
そしてようやくコメティックが「コメティック」として立てる日が来た! という感じで見応えのあるシナリオでした。前回とは逆に、羽那の不思議だけど実直なところがルカの心をこじ開けたような感じになっていて、そういう意味では「no/ode」を単独で評価しちゃいけないのかも知れませんね。
いや単独で評価させろよ。そもそもイベコミュで「続きはまた次回!」みたいなことやんのがそもそも誠実からかけ離れてんだよ。一つのイベコミュで一つの物語を終わらせる努力をしろ。

すいませんちょっと熱くなりましたが、このコミュは凄く良かった。
僕は個人的に、ルカにはもう過去の一切を忘れてほしいというか、ルカマネとかのことはあんまり考えてほしくなかったりするんですよね。まぁこのあとGRADで出てきちゃうんですけど…
過去、にちかに対してやったことにも精算が必要みたいな風潮もあると思うんですけど、僕は特に不要だと思ってて。誰かに許される必要も、自分で許す必要もないし、ルカは新しい道を歩く事を誰が言わずとも認められるべきだと思っちゃうんですよ。
そういう意味で、はるきも羽那もルカの過去にこだわらないところは凄いいいところだなと思います。ルカのパフォーマンスの凄さを身近で感じながら、コメティックとしてやっていきたいという気概を見せるだけでも十分すぎるほどなんじゃないかなって。そんな二人だからこそ、ルカも少しずつ心を開いたのかな、というのが解りやすく描写される良いシナリオでした。

あとSHHisの二人もサラッと出てきたのが良かった。
昔からそうなんですけど、イベコミュは越境以外の時に「他ユニットを出さない」のをやたら徹底してるせいでSHHisとコメティックが特に割を食っていた感じがあるというか。SHHisのイベコミュも「セブン#ス」で一段落したから良いものの、暫くルカとの絡みが一切絶たれてマジでどう展開する気なのか一年ぐらい不安視してましたからね。
そういうのもあって今回のイベコミュにはSHHisの二人が出てきてルカと美琴の簡単な絡みが出ただけで状況がわかった感じもかなり進展した感じがあってよかった。
年末の爆発に向けてのチャージでもあったんですけど、それにしては満足できるものが来ました。こういう進展をずっと見せてほしいなあ。

どうでもいいんですが、キービジュアルのはるきのスカートがあまりにも短すぎます。こんなの変な男が寄ってきちゃうよ。
はるき…俺が守るぞ…(←変な男の好例





7月「それはとても青く。」(SHHis)

美琴相手にこれが言えるようになったの、本当に成長を感じる

面白さ:★★★★☆
奇抜さ:★★☆☆☆
手垢度:★★★★☆

なんか…すっかりSHHisも落ち着いたねえ…
いや、嬉しいですよ。正直今までの長々とした鬱屈のせいで相当SHHisの事嫌いになりかけてたので、去年ぐらいからようやく彼女達のことを好きになれそうです。特ににちか。
にちかの話になって申し訳ないんですけど、彼女の行動や発言などから明らかにプロデューサーへの甘えというか、他の人に比べても頭一つ抜けて暴言を吐いてくるのが彼女なりの信頼だとは解ってるんですけど、それに加えての自虐精神の酷さもあって全然好きになれなかった要因なので、少しでも前向きになったことで露骨な暴言も減ったところがだいぶ好意的に見られるようになりました。ムカつくところはまぁそれなりにあるけども高校一年だし生活環境的にストレス溜まるだろうことも想像着くので、そこはまあ可愛いものだと思って見逃してやりましょう。ちゃんと自分のアイドルに胸を張れるようになったところはマジでにちかを褒めて良いところだと思う。

この話においてはどちらかと言うと美琴の成長性というか、精神性の大きな変化が形になったなという印象です。マジレス正論マシーンであることは変わらないながらも、相手への優しさや気遣いが全面に出るようになったと言うか。「セブン#ス」の時はやや気まぐれやその時に自分の中で決まりきっていないものに流されているような印象がありましたが、ここにきて緋田美琴の本心の優しさのようなものがついに芽生えたのかな、と思いました。
とかくSHHisは長い長い時代を経てのこのイベントなので、もうなんかそれだけでいいかも…ってなっちゃってる。不良が猫拾ってる現象だと思うんだよなあこれ…でも好きだからOKです。

肝心のシナリオですけど、やや陳腐感は有りました。出てくるオーディションのモブの子が割と雑なんですよね。急に出てきて、急に283プロのアイドルに悪態をついて、特に意味もなく消えていくイベコミュにありがちなモブです。すい姫とかと同じ種族ですね。名前はなかったですが。
イベントに必要なモブを出すやり方そのものは悪くないと思うんですけど、とりあえずモブにヘイト溜めてアイドル達をそういう対象から逸らすのも個人的に余り好きじゃないです。嫌いも含めてアイドルのことを応援しているので。
ヘイト溜まった程度で嫌いになる造形なら元々が間違ってるんだと思う。そうじゃない描き方が出来てるイベコミュが多いだけに、こういう雑なモブ消費は個人的にマイナスポイント。
逆に言えばそれぐらいしかマイナスと言えるマイナスはなかったかなあと言うぐらいいい出来のコミュでした。SHHisはこれからが楽しみですね。




8月「なし」

6年やってきて本当に初めて

なし!?!?!??!?!?!?!?!
8月イベコミュなし!?!?!??!?!?!?!?

…正式に言うと、あるはありました。
推しの子コラボイベントコミュ第二弾「Actors」です。
この話は後述とさせてもらいまして…

まぁその…普通のコンテンツなら「コラボイベントがあるならイベコミュがなくても仕方ないか」って言えたんですけどね…前回の推しの子コラボやった時は普通に通常のイベコミュも同じ月に実装してるんですよね。
相当リソースが持ってかれてたのかなこの時期。まぁシャニアニの先行上映とかもありましたもんね。
正直、このイベコミュ無しが「マジでやばいのかもしれんこのコンテンツ」を俺に印象付けました。シンプルに供給がないことに不安になった。





9月「【配信!】おはこんばんストロメリア!」(アルストロメリア)

すっげえ嫌な予感がする

面白さ:☆☆☆☆☆
奇抜さ:☆☆☆☆☆
陳腐さ:★★★★★

タイトルがつまんない。
というのはさておいて…

断言します。今年のワーストです。
下手すると歴代でもトップに入れるレベルに悪いやつが来ました。
ウソだろ…あのイベコミュで栄華を誇ったアルストロメリアがこのザマ…?

上の方でもちょっと語ったんですけど…アルストロメリアのイベントコミュって、基本的に飛び道具でして。いかに奇抜に、そして如何にこのアイドルマスターというコンテンツの枠組みをぶち壊すかが面白さの全てなんですよね。そういう意味で技術の粋を集めたといった感じはなく、どれだけ王道の意表を突くかで良さを語るユニットとしてイベコミュではやってきたんですけど、今回は王道を行くでもなくかといってそうした意表をつけるわけでもない、穴埋めのオマケみたいなイベコミュがやってきました。

みんなに考えてほしいんだ(幻聴)

色々言いたいんだけど、なにより面白くなさすぎる。配信ネタはもう全体のイベコミュを見ても3回ぐらい使ったことあるし、その中でも「仕事なので配信します」という一番面白くないやつ。
その上で「配信番組をやろう!」→「内容はアルストロメリアさんにお任せします」→「2話でネタ切れ、酷評」→「どうしよっか~」→「良いこと言って解決!」なのすげえ陳腐だと思います。283プロにやってくる業界人、「◯◯さん達らしくお任せします」みたいなすげえアバウトな注文多すぎ。◯ャニアニじゃねえんだぞ(
例えばユニットのコンセプト的にもノクチルとかが「らしさ」を求められがちなユニットなんですが、彼女達は本来の「らしさ」が定まってないが故にそれが面白みにつながるんです。ただ、なまじ自分たちをよく理解してしまってるアルストロメリアがこれやってもなんにも面白くないというか、いつものアルストロメリアが出てくるだけ。
で、いつものアルストロメリアがどれだけ「陳腐」かというのを嫌というほど思い知らされる。成長はしてるんだけど6年で何が大きく変わったみたいなのもないんだよなアルストロメリアって。そういうまるで変化のないユニット描写をされるとマジでシャニアニもかくやみたいな演出出てくるんだよなこの子達。
解決も結局「千雪が良いことを言う」なんだよね!!!!!! アルストロメリアのつまんないコミュ、全部これ。みんなが曇った後に最後に千雪が良いことを言うと全てが丸く収まる。ふざけるなよ。大崎姉妹は体の良い舞台装置じゃねえか。あの頃の全てを喰ってやるという気高い飢えはどこにいったんだアルストロメリア。無害な小動物みたいに縮こまりやがって。

いやさ、解っちゃうんですよ。アルストロメリアが面白くない時って。
だって今のシャニマスの面白さの半分は間違いなくアルストロメリアが作ってるんですもの。ノクチルが作り出した空気感みたいなのと別方向にシャニマスを立たせていたのは間違いなくアルストが薄桃色から作り上げてきたアイマスの枠組みをぶち壊してでも前に進もうとする気高い飢えなんですよ。その意志がちゃんと後々に継がれているからこそ良いものがたくさん出てきたと思う。
だからアルストロメリアのつまんない話は、まともにイベコミュ見てきた人なら見抜けちゃう。間違いなくあんたらが強いユーザーを育てたんだぞ。あの誇りをどこにおいてきたんだよ。
こんな縮こまって良いんか、アルストロメリア。マジで、狭い世界の中で王様気取って満足してるようにしか見えねえぞこのイベコミュ。

回想シーン多すぎィ

あとこのコミュのよくないところなんですけど、また相変わらず思い出エモを消費してくるところです。だから使い切るなって!!! 一回お前ら使い切ってるんだからな思い出エモゲージ!!!
過去にこういう事があったから今頑張れるんだよね、みたいなのをやることを悪いとは言いませんけど、今回特に直接的なんだよな。軽くほのめかすだけだった以前のコミュと違い、「前にこんな事があった~」という話から回想シーンにまで突入するんで、テキストの水増し疑惑すら感じます。この出来で更に手抜きまでしてるのは擁護できねえんだけど。
マジでこの時期死ぬほど忙しかったとかそういうのなんでしょうかね。今年はまあアニメもシャニソンもあったもんね。そんな都合でユーザー誤魔化して今後やってけるんですかね。
その癖、一時間廊下を流すだけの動画は作るくせにな。あれ9月なの今でもよく覚えてるからな。

閑話休題。流石にイベコミュに無関係の別の文句が出てきた。
イベコミュの告知でこのタイトルが出てきた時に絶望が先に来たよね。このイベントタイトルで面白いの出てこねえって。でもまさかタイトルの面白くなさを内容が更に下回ってくるのは予想外じゃん。そういうのやめようよ。期待して裏切られるよりなおキツいよ。
なんとなく想像付いた人もいるかも知れませんが、今回はこのイベコミュの愚痴を言いたくてこの感想記事を書いてるところがあります。今年のイベコミュ、これに比べたらどれも全然面白く読める。
歴代でもTOP5を争えるよこのつまらなさ。「ミッション・コンプリート!」や「ロング・ログ・エンドロール」、「ロードトゥハッピーホリデー!」あたりと殴り合って王者を決めて欲しい。絶対に見たくないわこの頂上決戦。




10月「夢のあと、さき」(放課後クライマックスガールズ)

じゅりなつメインの時大体面白い気がする

面白さ:★★★★☆
奇抜さ:★★★☆☆
意外性:★★★★☆

あれ!? 放クラが面白いイベコミュ出してる!
凄いじゃん小糸ちゃん(急に褒められる福丸)

ちょっと上の方でも言ったんですけど、放クラのイベコミュって大体やること同じなんですよね…んで最終的には「みんな平和が一番!ラブアンドピース!」みたいな終わり方するんですけど、そういうのが好きな人はそういうのが好きなんでしょうねとしか言いようがなくてつらい。
そういう面で今回はかなり意表を突かれた作品で凄く面白い。個人的に樹里ちゃんがメインを張ってる放クライベコミュは面白いというのがあるんですけど前例が「階段の先の君へ」しかないのでデータが少なすぎます。これ正確には「樹里ちゃん以外がメインの放クライベコミュがつまらない」なのかもしれないけどすっげぇ真実にたどり着いちまったなあ!(金スキル西城

なんというか、正論が決して人を救わないところも良いなと思うんですけど、何よりも人には「適正」というものがあるんだなと思わされる話だったんですよね。
どれだけ親身に接した所で、生まれながらにして「人の上に立つ」存在だった夏葉には、挫折の中で泥水を啜りながらも這いずり回って生きている人間の気持ちは理解できないんですよ。夏葉に挫折の経験がないという話ではなく、「生まれた時点で何もかもが違う」人っていうのは絶対にいる。
夏葉の立場としては本来、その「上に立つ立場」として周りに接するのが当然なのですが、夏葉本人はアウトロー側の立ち位置でアイドルという仕事をしているのもあり、そういった挫折を覚えた人には可能な限り親身に接しようとするんですけど、それが相手に本当の気持ちとして受け取ってもらえないんですよね。だって夏葉は誰がどう見たって「生まれながらにして選ばれた人」だから。本人がどれだけ真剣でも、そう受け取られてしまう、というものがあるんだと言うのを感じさせるコミュでした。
そして、だからこそ「一度大きな挫折を味わって不良に落ちた一般人」である西城樹里の目線が凄く大事になってくるんですよね。何と言うかこのシナリオの樹里ちゃんは久々に「バッドガール」らしさを出してくれました。悪いことをしたという意味ではなく、悪童の目線に立てる存在として。まぁ真の意味での悪人で不良なのはノクチルの方だしな…

それでいて放クラらしい大団円! みたいな収まりにならないのが凄く良い。アイドルだって、イラストレーターだって、全員それぞれの苦悩があってそれに必死に向き合ってるから今を生きてるので、全員の苦労が絶対に報われることなんてないけど、それを知ってなお前を向いて歩くから人間は美しいんだ、というのを感じさせる終わりは見事なものでした。
その上でちゃんと最後までソラファドさんに誠実で居た夏葉の心のモヤも晴れるような展開にできていたのが良かったなと思います。立場は違っても向かい合った分だけ答えてくれるのが人情だよな、って。僕の中で放クライベントコミュとしてはトップに立てる逸材だなと思う。
夢色ストライドやmany screenみたいなことも出来るのに急に綺羅星ルックバックみたいな雑なことしちゃうのが放クラの勿体ない所なんだよな。そういうのを払拭できた良いイベコミュでした。




11月「794.62MHz」(アンティーカ)

摩美々が特別なことを何もしないのが良かったと思う

面白さ:★★★☆☆
奇抜さ:★★★☆☆
アルスト度:★★★★★

コメティックを除いて唯一の年2回目のユニットのイベコミュです。マジでこのルーティンなんとかしないといつまで経ってもユニットのイベコミュ回ってこなくなっちゃったよな。最早、年2のユニットコミュすら遠い夢。つらい。

さてそんなアンティーカイベコミュですが、少なくとも2月のよりはかなり見られる出来になっていました…が、何か見たことあるんだよなこのイベコミュ…この空気感と言うか。
主役がアンティーカではなく、どちらかと言うとモブのカップルの視点をメインにして、その二人が取り巻くアイドルである「アンティーカ」を見ながら二人が別れるに至った物語を追っていく…という話なんですけど…なんか…何かすっごく「YOUR/MY Love Letter」の匂いしない…?

YOUR/MYは「複数の名前も知らない人達」をメインに、アルストロメリアを軸として同じ時間軸の中を並行して生きていく群像劇のテイストをしていましたが、これはあくまで二人のカップルの終わりから、始まりを振り返り、再び終わりに至った後の物語までを描くものなんですけど…いやまあ、骨子は違うと思うんですけど、肉付けがこう…だいぶ近い…
仮にそうでないとしてもアンカーボルトソングの匂いもすると言うか…アンティーカくん、アルストロメリアの事が好きなんだね…?(
まぁこのnoteでは都度言ってることだけど、アルストロメリアのイベコミュは本当に歴代でも最高クラスのものが揃ってますからね。運営側もちゃんと面白いイベントコミュというのを理解した上で、それをちゃんと真似るような作品を書くのは良いことだと思います。少なくともシャニマス上でシャニマスのリスペクトするのをパクリ呼ばわりされる謂れはないし…

アンティーカにドハマリしていたのは彼氏の方で、彼女はそれをふわっと聞いているだけだった感じなんだけど、それが決裂のきっかけになったわけじゃないところも含めて凄く人生って感じです。何事もないところからヒビが入って、なぜか大事にしなくなってしまう。そういうのの積み重ねが、彼女達の物語だったんだろうな、と思います。
そして最後に彼女の方が摩美々と偶然出会って、とりとめのない話をして…結局元サヤに戻るわけでもなく、でも二人共あの日のことをちゃんと思い返せるようになるけど、そこに摩美々とアンティーカが介入する余地が何一つない、というのが凄く美しい終わり方で…やっぱりYOUR/MYの味だってこれ!!!!!!
良いと思うけどね! 実際面白かった。

ただ…これ、話のエピソードで示されてる日数を考えるとちょっとよくわからない気持ちになるんですよね。このカップル、どうも2~3年の付き合いの後に別れてるっぽいんですけど、彼氏がハマってるアンティーカを彼女が知り始めたのも付き合ってから間もない頃っぽいし、ついでに別れてからも少なくとも一ヶ月程度は経過してるっぽいんですよね。

すいません、この時空のアンティーカって結成何年後ですか?
霧子は医大に進学できたんですか?
もうその辺の整合性取るの諦めました?????

話が面白いだけにこの辺の時間軸が気になると急にモヤッとする。なんで中途半端に実際の日数みたいなのを出してしまうのか。言い出し始めると283プロ何回クリスマスやってるねんになるんだけど、そこ上手いこと触れないできたじゃないですか。そこに触れるならちゃんとアイドルの年月の経過にも触れないとダメでしょうよ。
未来とか将来とかの話をしてるコンテンツでこういう事されると結局ゲームのキャラクターなんだよなあって思っちゃうんだよな。難しいねえ。




12月「冬が灯る先」(283全体)

回り道だった…本当に…なんて長い回り道…

面白さ:★★★★☆
奇抜さ:★★☆☆☆
解決度:★★★★★

いや~ハッピーエンド。ハッピーエンドこそ世の誉れ。
なんかようやく「描き切った」かもなって思いました。いつぞやのアニバーサリーの時の言葉をついに果たしたなという感じ。まさか果たすとは思ってなかったよ。それぐらい今信頼ないからね君達。
とはいえ、ようやくの美琴とルカの穏やかな邂逅、ちゃんと面白かったです。ぎこちない距離感があったけれど、お互いが283プロで受けた良い影響をちゃんと行動と発言に出すの、凄く安心してみることが出来ました。

登場アイドルの選出がやや不可思議な感じでは有りましたが、それぞれのアイドルが自分たちの「美点」をちゃんと「美点」として出せていたのが凄く良かったなと思いますね。越境コミュに限らずですけど、彼女達の良いところって変なすれ違いに使われがちですから。
特に千雪が良かった。普段からこうやって事務所の年下甘やかしてんだろうなっていうのがひしひしと伝わってくる描き方だった。その甘やかしに素直に対応する円香も凄く良かった。Pと関わりのないところだと当たり前の女子高生でしかないんだなというのが表現されるの、なんか凄い嬉しくなる。少なくとも、283プロを「家」としたかった天井努の思想って彼女達の人生を彩る上では凄い成功してるんですよね。そういや珍しく出てこなかったな本人。

こんな日常の会話を繰り広げることが何よりも幸せなんですねえ

いろんな出来事がなされた上で、最終的に美琴とルカの今を織りなす会話に収束するの、ベタだけどこういうのが良い。昔の二人はお互いに夢を見すぎていた、悪い言い方をすればその存在に甘えていたが故に見えていなかったものが283プロの不思議な空間の影響を受けて色々と「見える」ようになっていった、それを踏まえての穏やかな会話はきっと二人が成したかったけど成せていなかったものなんだろうなって思うんですよね。
穏やかなルカも良いんですけど、やっぱりにちかや283プロの影響を受けて相手の気持ちを考えるようになった美琴の所作がとにかく美しい。昔からどうしてもストイックな完璧超人に見せかけた天然っぽく見られがちな美琴だけど、本来は凄く優しい人なんだろうなってのが解る描写がとても良かったですね。ようやく良性の変化を見られて凄い満足してる。
果たして、ルカはこのまま283プロでどうなっていくのか。あとにちかとの会話はあるのか。僕的には別になくてもいいんですけど、まぁスッキリしておきたいよねここまで来たら。楽しみにしています。

どうでもいいんだけど最後の最後で急に2月のライブの番宣が入ったのだけが微妙にマイナスポイントでした。良コミュで唐突にノルマこなすのやめろ!!!




EX1「Actors.」(コラボコミュ)

初のアイドルでも283プロでもないキャラの実装

面白さ:★★★☆☆
奇抜さ:★☆☆☆☆
強引度:★★★★★

今年は8月のイベコミュがなかった時期に、コラボイベントが有りました。それがあの今や大人気コンテンツと化した「推しの子」とのコラボイベントです。初回コラボの頃はまだ「今話題の!」ぐらいだったはずの推しの子が気づけば肩を並べてはいけないぐらいのコンテンツになってしまった。それでもコラボイベントしてくれるというのは嬉しいことですね。

まぁイベントコミュそのものは正直そんな面白くなかったですね!!!
放クラが交じると全てのアイドルやモブが「果穂ちゃん可愛い~!」になるのなんとかならんのか。果穂のことは好きだけど果穂が凄く便利に子供役として扱われてるのめちゃくちゃ見ててキツい時があるんだよな。昼のバラエティで子役に気を使う雛壇芸人を見ている時の気持ちになる。果穂が根底でそういう扱われ方されるの苦手なのも含めて複雑。
とはいえ考えてみるとルビーの「元の人間」ってドルオタだったな…そういうのが影響してるなら案外コラボコミュとしては悪くないのか?

今回は前回コラボで出てこなかった推しの子作中メインキャラの一角である黒川あかねちゃんが登場し、ついに「アイドルじゃないのにサポートSSR」として登場する初めてのキャラクターになりました。ホーム画面にも設定可能なのでパイタッチも出来ます。訴えられても文句いえんぞ!
なんと実装ははづきさんよりも先。そこは弊事務所の事務員を先にしてやれんかったんだろうか…まぁ、どういう方向であろうとシステムを切り開くことは良かったんですけどね。

シャニがというコンテンツを長く続いてる中でたま~~に思うんですけど、アイドルちゃんたちが余りにも万能すぎるところがある気がするんですよね。凛世は今までもそういう仕事をやってたからともかく、ちょこ先輩もやたらと演技力が高い設定が出てきて困惑してしまいます。いよいよもって弱点がなくなっていくぞこの女。未だに二次創作で食事の自制が効かないのをネタにされてるの、余りにも音速が遅いなって思わされちゃうぐらい万能戦士になりつつある。
ただ、ラストのラストで急にちょこ先輩が怪我をして出れなくなるみたいな陳腐さのせいで割と台無しになってる感じ。プロデューサーくんは優しくしてくれるんですけど、そういう唐突な事で物語を解決しようとすると今までの事も全部茶番だな~ってのを感じちゃうんですよね。
コラボイベントだからしょうがないっちゃしょうがないんですけど、どうしても推しの子側を立てるような作劇に仕上がってます。いや本当にそうか? その割にはルビーがやたら放クラを持ち上げてないか???
なんか…やりたいことがわからんこのイベコミュ!!!

それでも正直前回のコラボイベコミュより遥かにマシで面白く出来ていたかなとは思います。
前回のイベコミュマジで酷かったからね。俺はあいつのこと「接待ゴルフ」って呼んでます。




EX2「小鳥たちの讃歌」(シャニソン)

細かなアイドル達の繋がりが3Dコミュで良く表現されてたと思います

面白さ:★★★☆☆
奇抜さ:☆☆☆☆☆
表現力:★★★★★

折角なので今年ちょっと話題になったシャニソンのアニバーサリーコミュを読んでみました。
これは…うん、なかなか悪くなかった。
いわゆる「シャイニーの日」的な、彼女達がアイドルを初めて暫く経ったあとの、一つの総括的なコミュなのかなという感じでした。

でも凄く…凄く感想に困る!
オムニバスな感じで様々なアイドルが入り乱れ、過去と現在と未来を語る、凄くシャニマスの「雰囲気」を大事にした、というか活かした物語でした。その大きな縦軸の中にはまだ自分たちの思いが解決していない中でのSHHisとコメティックの存在があり、そして見つけたトランペットを自分なりに必死で演奏しようとするあさひがいます。
先にアイドルになった子達も、まだアイドルをやる中での悩みとぶつかり合いながら、それでも必死に前に進む…物語ではあるんですけれども。
如何せん、カメラがあらゆる所に行くせいでどこを軸に持っていきたいのか解りづらさはあります。
あと物語の軸には「線たちの12月」があるらしいこともなんとなく察せられる。今更だけどenzaコミュの続きをシャニソンに持ってくるのは良いんだけど仮にenzaがなくなった時に何を参照すれば良いのか解んなくならないか? そのためのシナリオブックなのか?
周回軌道の話はすごく良かったですけどね。ずっとぐるぐる回ってる自分たちと違って、そこを離れて見えないものを見に行けるものへの憧れ。浅倉透は常に今この場所よりずっと先にあるものへの憧れと切望で生きているような気がします。

JKのあし…
こういうカメラワークはenzaだと絶対できなかったなと思う。

個人的に良かったと思うのが3D表現の進化です。髪の毛はやや暴れ気味だったりもしたけど、enzaの紙芝居ADV形式と違い、細かな動きまで3Dできちんとしてくれるので今の状況描写がすごく解りやすくなっている。
事務所に入ってきたにちかを一人だけ目で追うめぐるや、トランペットを演奏しようとするあさひを遠巻きに見守る冬優子と愛依、同じスタジオで出会ってふと会話をする円香とルカなど、ただ立ち絵が横に並ぶだけでは分かりづらい演出をちゃんとこなしてくれてる印象です。妙にJKの足元を映したりするサービスカットも完備。
そのせいでADV演出特有の外連味には欠けるところもありますが、総合的にはenza版を見るよりもスムーズに話が頭に入ってくる感じを受けて非常に見やすく楽しかったと思います。まぁあれのせいで妙に演出長くなってたりしたデメリットもあったし、こっちは黙ってるシーンでも絵は動いてくれるのでその分飽きが来ないのもいい感じ。その分話も面白く感じさせてくれる印象が有りました。

正直初期の頃のシャニソンのコミュは立ち絵の紙芝居とロクに変わらなかったので、それを知ってるとこの進化を素晴らしく感じます。カメラワークなどもよく考えて作られてるなと思う。
ただまあ、シャニソンだけで完結しにくい話になっていると言うか、シャニマスをずっと遊んでくれた人向けの話になっているのがややマイナスポイントな気がしますね。ルカと灯織の出来事なんてenza版やってないとマジでわからんやんけ!
こういう意味でシャニソンって新規の取り込みよりもenzaからの移行をメインに据えてるのかもしれない。まぁ今までのアイマスも同ブランドの新作が出た後は古いほうが緩やかに亡くなっていってたしそれも自然なことだけど…他のと違ってシャニソンって「順当進化」ってよりも「追加DLC」って感じだから、二本柱でずっとやっていくのが理想形だと思うんですよね。
何にしてもこのコミュをやったっていうことは統合に向けての一歩を踏みしめたということなのかもしれない。シャニマスも「目指した場所」の「更に向こう側へ」行こうとしているんだなと思える良い話でした。

遂に我慢が報われ莫大な富を得る

でもなんか最後の方で急にゴールドタイガー祭りになってるの笑っちゃうんだよな! お前のことをずっと見ていたぞ! 本当によく頑張ったな!
マジで無数のゴールドタイガーが湧いてきたから急に何事かと思ったよ。特になんだっていう話でもないのがまたウケる。




公式ランキングの話


なんか今年こんなのをやってました。
まさか公式が公募ランキングをやってくれるとはね…ちょっと嬉しさがあるぜ。毎年個人ランキング作ってるの、孤独との戦いだったからね。

そんでもって総合順位は個人的にすごい納得の行くランキングでした。
やっぱりYOUR/MY Love Letterが強いとは思いつつ、クロノスタシスが2位なことが凄く嬉しい。そして5位内に2つもランクインするアルストロメリアの素晴らしさですよ。こんなユニットがおはこんばんストロメリアとか出してくるからこそ俺のがっかりする気持ちも理解して欲しい(
ユニットランキングなんてのも出てて凄く良い企画。大体のユニットは僕が思ってる1位と想像通りでした。想定外だったのはアンティーカと放クラかな…みんなやっぱりそういう方が好きなんだな、ってちょっと思っちゃいました。それでもまあ、未だに五色爆発が放クラの一位みたいなことにならなかったのは良かったと思います。ちゃんと新しいコミュが今のユーザーたちに評価されてる証拠だと思う。

ただこれの発表の際にも言われてたらしいんですけど、2024年のコミュはマジで一つも入ってないんですよね。流石にそんな事あるか? とも思ったんだけど実際にランクインしてるコミュを見ると納得せざるを得ない。
SHHisに関しては今年のコミュ凄い好きなんですけど、ただSHHisそのものの決着としての「セブン#ス」の美しさには叶わねえよなあってのも解る。だって事前の2つのイベコミュと彼女達のWING・ファン感・GRADの総決算だったもんな。完全にSHHisの第一部を綺麗に終わらせた一作だったのでコレが一位じゃなけりゃあ嘘ですよ。
逆にノクチルは未だに実装当初の天塵が一位なの、納得はするけどもったいない感じがする。もしかしたらアニメ効果もあるかも知れないけど、天檻やワールプールフールガールズもすごい名作なので見てない人は是非見てほしいなって思いますね。

このランキングで良かったなと思うの、「ちゃんと新しいコミュが評価されている」という事実です。その上で2024年のコミュがランクインしてないっていうのが「過去が美化されてるわけじゃない」証明になってると思うんですよね。
良いものは新しく出てきても評価されるし、ちゃんと過去を乗り越えて成長しているからシャイニーカラーズは面白いんだと証明し続けてきたんだと思います。だからこそ今回は厳しい結果になったわけですけど…
今年、なんだかんだ褒めるところの多かったイベコミュランキングでしたけど、正直やっぱり例年に比べると小粒感が否めません。
アニメも終わったし来年からは比較的動けるリソースも増えるとは思いますし、来年以降のイベコミュが今よりずっと面白く、ユーザーの方々を楽しませる作品であることを願っています。




おわりに


やや説教臭いけど実際にシャニマスを見てて考えるようになったね

僕にとってこの一年はシャニマスとの付き合いを考えるようになった一年になったのかな、と思いました。

シャニマスのことはサービス開始時から触っていて、その頃はそこまでストーリーには真剣にならなかったもののWINGをやった時の衝撃は今でもよく覚えています。僕は最初に甜花ちゃんで遊んで、初めてのWING準決勝敗北を見た時に、このゲームはすげえ、って思いました。
もちろん当時のゲームバランスは今と比べるべくもなく、回数を積み重ねた程度でWINGに勝てるほど簡単ではなく、僕が初めてのWING優勝を果たすにはサービス開始から半年という長い時間がたった後でした。
まぁ…そりゃ大体の人は離れるよ!

その後、ストレイライトとノクチルの加入も有り、更に「薄桃色にこんがらがって」という名イベントの結果としてシャニマスが「物語に力を入れたアイマス」としてさらなる注目を浴びるようになって、そこから様々な伝説を作り上げていったように思います。
実際僕もこの頃は非常にシャニマスを楽しんでいました。まぁ言うても僕はメインをミリオンライブに置いてる人間ですから、本気でシャニマスを遊んでる人に比べれば気楽と言うかさわりだけのようなものですが。
それでも自分なりに楽しんでシャイニーカラーズとの日々を過ごしているつもりでしたし、何なら全部のイベコミュを読むのに関しては全体の数割にも満たないと思ってるのでそこだけなら俺が上とすら思ってます(

ただ…やっぱり契機は2023年の春でしょうか。
ルカ加入とそれに伴う「ジ・エピソード」で、今まで積み重なねていた決定的な何かが崩れるような、そんな音が聞こえた気がします。
根本を探っていけばそもそもルカの出演、SHHisの実装、もっと探るとなんならノクチル実装ぐらいから元々あったシャイニーカラーズから少しずつ遠ざかっていったのかな、とも思うのですけれど。
ただ、前に進もうとして変わることを否定するのは良くないと思いますし、変化していくシャニマスを追うのは非常に楽しかった。それがずっとポジティブなままであればよかったんですけれど。
ただ、ジエピ当時に感じた「運営がシャイニーカラーズではなく、斑鳩ルカの物語をメインにしたがっている」感覚は今でも拭いきれていません。
なんかルカ・SHHisメインの話の度に謎の相関図出てきてたよね。他のアイドルの時にそういうのをやってくれるみたいなのないんかな。

そこから、明確にイベントコミュの質も下がっていくのを日に日に感じていました。たまに好調なやつも見るし改めて振り返ると今年の後半は案外(一つの例外を除いて)悪くなかったのですが、特にキツかったのは去年から今年にかけて3連続でアルストロメリアのイベコミュが面白くなかったことです。「私たちのためのフレーズ」の頃は「まぁ…アルストロメリアだからって毎回ちゃんと面白いわけじゃないし休みは居るよな…」ぐらいに思ってたんですけど、その次とその次の次はマジで歴代でもワーストに入るやつが飛び込んできてマジで目眩がしそうでした。
仕上げに今年の8月の「イベコミュ無し」はだいぶ心がやられました。ぶっちゃけイベコミュってenzaのメインコンテンツなんですよね、STEPコミュ実装速度が一月に一人とかいうツボツボもビビる低スピードなので、後はガシャでPSSRを引かない限りこの作品のメイン部分はまじでイベコミュになるんですよね。STEPまだ未完走ってマジ?????

パラコレはまあ…少なくとも回してない人間としては特に何も言うこともないかなとも思う。
でもシャニマスって折角「進む未来」を与えられてたコンテンツなのに、「IF」の二文字で本当の未来に進む物語を奪われるのだいぶキツいなとは思いました。あさひとか本当にこういう風に成長するんだとしたらすげえワクワクするんだけど、あくまで「IF」の二文字で片付けられちゃうんだよな。
僕は霧子のGRADを見て「霧子の将来が医者になったらアンティーカはどうなっちゃうんだ~!」って割と本気でドキドキしてたのに、今やもうそのドキドキはどこにも有りません。多分霧子の医者になる未来すら「そうなるかも」で済ませられちゃうんだもんな。
気楽に過去に戻れる未来に面白みなんかあるかよ。そんなに今が好きなら全員「とことわ」貰ってこい。

極めつけにシャニアニまで来てしまって僕の精神は限界ギリギリぶっちぎりバトルです。シャニアニ、面白くなりそうなポイントがたくさんあっただけにちゃんと見に行ってたんですけど、それら全てを裏切られた気持ちになっています。まさか個別回まである2クールアニメで担当ユニットがあんだけ不遇な扱い受けるとは思わないじゃん? もうコンセプトの段階で崩壊してんだよなやっぱり。
マジでここ最近のシャニマスが好きになれない。イルミネーションスターズのことは今でもずっと好きだけど、その母体となっているシャニマスのことを好きになれない自分がいる。マジで反転アンチになるのってこういう感情なんだなってなってます。
冬が灯る先を見てるときも「どうせ最近のイベコミュはなあ…」みたいなテンションで見ていたせいで最初は面白く読めてなかったんですけど、友人たちとの感想を話し合って積み重ねることで言語化していくにつれて良い点がたくさん見つかったのも有り、自分の中でシャニマスを良く思ってない感情が悪い方向に向かっているのを自覚しはじめました。


この感情がクロノスタシス…!?

いや…よくない! この感じ、最高に良くない!
僕は確かに最近のシャニマスを苦手になっているが、それが自分を化け物に仕立て上げようとしているのをなんとなく実感し始めている。
シャニマスが悪くないわけじゃないんだが、こういう方向に脳が考えているのは間違いなく自分の負の感情が原因なわけで。今のシャニが好きであるという人もいるだろうから、僕が間違っているということも全然あるし。
やっぱり僕にとって、「今」のシャニマスは「Not For me」になってしまっているってことなんだろう。

…ということで僕は今年を以て、一旦シャニマスから身を引こうというのがこのnoteの真の目的となっています。タイトル回収です。
つまりこのイベコミュ感想noteも今年が最終回です。今まで見てくれた人達に心から本当にありがとう!

今のシャニマスが嫌いであることで、いつか僕が好きだった頃のシャニマスも嫌いになっちゃいそうでね…そういうのはなんか、好きじゃない。出来ればあの日の思い出を綺麗にしまえるタイミングでしまっておきたい。楽しかった思い出すらも消える前に、あの頃のシャニマスに僕は戻ろうと思います。これからのシャニマスは…これを見ている君が支えてくれ!!!

とかなんとか言っておいて多分イルミネの3人の新しい話が流れてきたらブヒブヒ言うと思います。それだけの豚になります。灯織ちゃんは可愛いブヒねえ…
一年ちょっと前ぐらいから灯織のトワコレが来たら回そうと思って石が溜まっているのに灯織のトワコレが一生やって来ません。パラコレは回しません。宜しくお願いします。

これからもアイマスブランドとしてミリオンや学マスはやり続けるつもりだから、その最中にチラッと横目に見えることもあるだろうし、楽しそうだなと思えば戻ることもあるかも知れないけど、一度の別れです。
今の辛い旅路と同じ、いやそれ以上に楽しい思い出を沢山くれたのも間違いなくシャニマスでした。本当に楽しかった。
だから、別れるときは笑顔で居ましょう。



じゃあ…シャニマス! この6年、そしてイベコミュの感想noteを書き続けてきた5年間、本当に楽しかったぜ!
さよなら、シャイニーカラーズ!!!
弱い俺が手放した以上に、めちゃくちゃに愛されて生きろよ!!



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