より良い顧客体験のために。 〜デザイナーとデータの向き合い方〜|THE GUILD 勉強会 #03 データ×UXデザイン
第2回に引き続き、THE GUILD 勉強会 #03 「データ×UXデザイン」に参加してきました。
申し込み時にツイートしている通り、最近になって自ら改善施策を考えたり、その妥当性を判断する業務が増えてきた中で、それと比例するようにデータを見る機会が多くなっています。
最近ではprogateでSQLを学ぶこともしており、改めて「デザイナーはデータを上手に扱えるようになる必要があるな」という風に思っていたので、参加することができて本当に良かったと思える勉強会でした。
THE GUILDのみなさま、開催していただき、ありがとうございました🙏
今回は実際に参加してみて、印象に残った部分を簡単に紹介していこうと思います。
どのようにデータを扱うか、どのようにデータ分析を組織に広めるか
今回の勉強会は4つのLTで構成されていましたが、大きく分けると2つのテーマがあったと感じています。
1つ目は「どのようにデータを扱うか」ということ。もう一つは「どのようにデータを組織全体に広めるか」ということです。
1つ目の「どのようにデータを扱うか」はdelyの大竹さんと、アドビシステムズの山田さんのLTから。
2つ目の「どのようにデータを組織全体に広めるか」はTHE GUILDの安藤さん、日本経済新聞社の鈴木さんのLTから学ぶことができると思います。
データは正しく扱う
今の自分にとって、データ分析を行う上で、どのようなプロセスの中でどのような指標を見て、施策の立案や良し悪しの判断をするのか?というところに興味がありました。
そのような中で大竹さんと山田さんのLTは非常に参考になりました。
大竹さんのLTでは、デザイナーがデータ分析スキルを身につける必要性と、データで失敗するパターンを。
山田さんのLTでは、目的・目標立ての大切さや、仮説の定義から指標ベースまでどのように落とし込むのかを知ることができました。
データは見れても、結局はこの部分が出来ないと全く意味がないなと日々の業務の中で痛感をしており、自分がどこで躓いているのか、躓きそうなのかを再確認することができて非常にタメになるLTでした。
データを扱いやすいものにしてあげる
この勉強会に出て1番驚きだったことは「データ自体のUXが良くない」ということです。元々、自分が工学系の出身なのでデータ(数値)を見ることや集めること自体に抵抗が少なかったこともあり、これは新たな発見でした。
各取り組みについてはLTを見ていただければ割愛しますが、データを活用する人を増やして強い組織にするためにデザインの力を用いる。
そのような部分でデザイナーの力を発揮することができるのであれば、インフォグラフィックやデータビジュアライゼーションの手法を学ぶのもありだなと安藤さんと鈴木さんのLTを聞いていて思いました。
まとめ・感想
「データを正しく扱う」、「データを扱いやすくして、強い組織に変えていく」、そのどれもが大切なことであり、より良い顧客体験を提供するためにも、デザイナーの価値を高めるためにも、データと上手く付き合っていく必要性があることを感じることができた勉強会でした。
良い機会なので改めて「イシューからはじめよ」や、「統計学が最強の学問である」を読み直してみようと思います。
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