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中学生向けVRイベント@女川町
はじめに
先日、女川向学館にて中学生向けVRイベントを実施したのでその内容をご共有させていただきます!
女川向学館は宮城県女川町にて小中高生を対象に居場所の提供や学習支援を行なっている場所です。
仕事で訪問したことをきっかけに女川向学館と接点ができ、子どもたちに先端テクノロジーを体験してワクワクしてほしいとの想いから第1回目として本イベントを実施させていただきました。
イベントの目的
本イベントの目的は下記のとおりです。3つ書きましたが、まずは1回やってみようという側面が強かったのでシンプルに1番がメインです。
子どもたちにワクワクを提供し、明日に向けてポジティブな気持ちになってもらう
子どもたちに最新のテクノロジーを触る機会を提供する
子どもたちに外の接点(別地域の人、年齢が違う大人等)を提供する
実施概要
日時:4/15(土) 16:00〜18:00
場所:女川向学館
利用アプリ:cluster
実施内容:VRの体験、ワールド作成を体験
当日の様子
![](https://assets.st-note.com/img/1681998183975-dh54Er4DZ7.png?width=1200)
1. VRゴーグルの使い方レクチャー&練習
VRゴーグルは性質上、被ると周りが見えません。当たり前のことではありますが事前にそこを伝えます。
例えば、「現実で周りのものにぶつからないように」や「コントローラーの使い方を事前に覚えておこう」といった内容です。
結果論ですが、使い方に関してはレクチャーほぼ不要でした。
子どもの適応力が高すぎて勝手に遊び始めていました。笑
2. VR体験
clusterではワールド(空間)を自作できます。簡易なワールドであればcluster内の機能でマイクラのように作成可能なのですが、高度なワールドはunity等を使う必要があります。
今回は子どもたちに楽しんでもらうべく迷路を作ろうとなったのですが、なにぶん私に技術力がないのでPeterさんに開発を依頼しました。Peterさんは普段からunityによるワールド作成をしています。
最近は毎週土曜日の朝にcluster上で「あなたのやりたいを応援」という取り組みを行っているので良ければご参加ください!
毎週土曜日の朝8:00〜9:00
— Peter(ペーター) (@alpspeter) March 25, 2023
VRアプリ「cluster」にてイベントを開催しています。
あなたが「やりたい」と思ってることをやっていただき、参加者の皆が気持ちよく朝をスタートしてもらうためのイベントです。
参加自由で途中入退出もOKなので、ぜひ御参加ください♪ pic.twitter.com/QkbngRYjUW
体験している様子はこちら↓
![](https://assets.st-note.com/img/1681999172421-av4yvxxjgx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1681999263553-KOSBhOFLKn.png?width=1200)
直接は撮り損ねましたが、奥に見えるのが迷路です
子どもたちには現地で参加してもらいましたが、遠隔でcluster内に大人にも何名か入ってもらっており、内部で交流?をしています。(追いかけっこなどをしていました。笑)
また、子どもたちは本当に自由に遊んでおり、
自主的にアバターを作り込み、見せあう
スタートからやり直しになって文句を言いながらも2周目で一瞬でゴールする
迷路にゴールしなければ辿り着けないはずの上空ポイントに、別ルートで辿り着く
といった様子も見られました。
3. ワールド作成
clusterの魅力の一つはワールドを自作できる事です。自分が遊んだようなワールドを自分で作れるとなったらテンション上がるはず。と、まずは雑で良いので自分達でワールドを作ってみようという時間にしました。
こちらも案の定レクチャー不要で勝手に作り始めてくれました。笑
![](https://assets.st-note.com/img/1681999375492-QuyRrKfifb.png?width=1200)
こちらも子どもたちの様子としては、
スイカのオブジェクトを無心で並べまくる
ゴーグルで酔ってしまった子や幼い(VR対象外の)子もiPadから参加し、一緒に遊ぶ
といったシーンが見られました。
4. 次回予告、注意事項
今回は"VRを体験しよう"がメインだったので、次回以降にもっと他のアプリで違う遊び方もできることなどをお伝えしました。
実は、当日360度カメラで現地の様子を撮影しており、次回はこれをゴーグルで見てみようの会などを考えております。
また、clusterはじめSNS要素があるアプリも多く、必ず大人の目が届く範囲で遊ぶように注意事項として伝えました。
↓当日撮影した360度動画
今後に向けて
今回は「とりあえず1回やってみよう」とのことで実施しました。当初の目的も達成できたと感じます。
特に「3. 子どもたちに外の接点(別地域の人、年齢が違う大人等)を提供する」については、VRのサポート以外の場面でもできたと思います。同行したメンバーが休憩時間に現地にあったどうぶつ将棋で交流を深める様子も見られました。
普段は接することのない大人と真剣勝負をするなど、新鮮な体験になったのではないかと思います。
内容については頼りになる仲間がたくさんいるので、試行錯誤していこうと思います!
次回もお楽しみに!