
VRChat一年目を振り返り、ハマった理由を考える
こんにちは、R_Kinokoです。2023年11月にVRChatを始めてすっかりハマってしまい、気づいたら1年が経っていました。過去を振り返りながら、私がVRChatのどこにハマったのかを考えていこうと思います。
これからVRChatを始める方や、今遊び方に迷っている方が、こういう遊び方もあるんだな~という風に参考になれれば幸いです。
1.VRChatとの出会い(23年10月)
私がVRChatを始める一か月ほど前のこと。ふと、かつてプレイしていたオンラインゲームの自キャラクターの再現モデルを作ろうと思い立ちました。数年前にもBlenderに挑戦し、挫折したことがありましたが、この時なぜかやる気がありました。
このタイミングではVRChatのことは知らず、MMDで動かすことになるだろうと思いながら、教材を探し始めました。そこで出会ったのが例のカボチャの人の動画でした。ここでVRChatを初めて認識します。
カボチャを一日で完成させ、早速キャラクターモデルの作成を開始しました。幸運にもキャラクターモデリングのチュートリアル動画も見つけ、それを見ながら3Dモデルを作り上げていきました。約3週間かけて私の初めての3Dキャラクターモデルが完成し、よしVRChatを始めようとなりました。
モデリング作業中にVRChatについても勉強しました。主に見ていたのは、VRChat系の動画投稿者E氏と、T氏。なんとなくVRChatがどんなものなのかもわかってワクワクしながらモデリングを進めていました。

2.VRChatでどう遊ぶ?(23年11月)
3Dモデルを完成させ、VRChatにやってきました。でもどうやって遊べばいいんだろう。JPTに行くのは怖いし、FUJIYAMAとかJTRに行くのも怖いと思って、路頭に迷った私はVRChatについてTwitterでいろいろ調べました。すると初心者向けの案内イベントがあるらしいという話を発見。これすらも行くのが億劫だったのですが、勇気を出して突撃。それがVRC初心者交流所でした。
操作方法や各種イベントなどの案内もとても役に立ちました。しかし何よりも、ここで初めてのフレンドができました。
(VRChat外の友人と遊んでいたらTrust RankはNew Userに上がっていたのでアバターアップロードは出来ていました。)
特にこの場所で私に話しかけてくれたa氏、m氏、s氏の3人には感謝してもしきれません。

こうして私はJPTで行われていると言われている初心者案内を受けることなく、VRChatを遊び始めることになりました。今思うとPublic JPTにも行っておけばよかったかもなぁ。でもまあ今楽しくやっているので、まあヨシ。
3.VRChatで遊ぶ(23年11月~24年1月)
11月24日、私はPICO4を購入しました。今思うと衝動買いすぎるんですが、デスクトップでは自分の作ったアバターが全然動かないのがストレスで購入しました。

ただVRを買ったからと言って、何かVRならではのワールドに行ったかと言われると、まったく記憶にないですね。ではどのように過ごしていたかというと、前述の初心者交流所が楽しかったので、いろんなイベントに顔を出すためだけにVRChatを起動する日々を過ごしていました。
VRChat初心者集会、VRC同期会、BlenderUnity交流会、アバター自作交流会、Vket初心者案内ツアー、ワンモデ会などに参加しました。そしてこのタイミングで、これから最もお世話になるコミュニティー2023年11月VRC同期会(以下、同期会)に出会います。


様々なイベントに参加しましたが、やはり初心者向けと銘打つイベントは、すごく優しくしていただける場所でした。今VRChatの注目度が高まる中でこれらの初心者向けイベントがそのままの形で継続しているかわかりませんが、VRChatを始めたての方は、ぜひ行ってみてください。
対して初心者向けというわけではないイベントは、私にとっては難しい場所でした。自分から話しかけるのは必須なので、難しかったです。偶然にも話しかけてもらえる場合もありますが、自分の会話デッキが貧弱すぎて会話が続かないのが苦しかった…一年たちましたし、近いうちにリベンジしに行きたいですね。お話が好きな方にとっては、共通の内容で話が進められるので、こんなにいいイベントもないと思います。行こう、イベント。
そして、私が最も入り浸っている、というかこの一年の殆どはここにいたコミュニティー、それが同期会です。
先に述べたように、私は何かイベントのタイミングでVRChatを起動する生活をしていました。そんな私に定期的にミニイベントがあり、ある程度固定のメンバーで、いろんなことをできる、同期会はとてもマッチしているコミュニティーでした。
また、同期会とはその月にVRChatを始めた人たちの集まるコミュニティー、当然自作アバターを使ってる人などほとんどいるわけもなく、”自作アバターの人”として認知されました。こ~れもう、承認欲求がすごいことになりました。

ここからの私のVRC生活は、同期会のイベントに顔を出しつつ、何もない時間はモデリングしたり、Unityでギミックを作ってアバターに導入したりしてアバターを強化しながら時間を過ごすことになります。
4.同期会スタッフになる(24年1月~)
1.スタッフになるまでの経緯(24年1月)
同期会というものは、月一で定例の集会を開く特徴があります。23年12月には発足後最初の定例集会がありました。モデリングもギミックづくりも楽しくて仕方がなかった私は、その会にアバターから取り出せる看板を作って突撃しました。

この看板が結構ウケて、また承認欲求がすごいことになりました。この看板がアバターギミックだと気づいていない人が大勢いたみたいで、それはそれで面白かったです。自分の作ったものが認知されるのが最高に気持ちよかったですね。
その後も某AAで有名なタンヤオのギミックを作ったり、ざわ…ざわ…するギミックを作ったりして、それを同期会のイベントに持っていって遊んでいました。
イベントごとに何かしらギミックを持っていくのが楽しかった私は、23年12月末、イベントのスケジュールなどを事前に抑えられれば、もっといろいろな面白いことができるだろうと考え、Twitterで同期会のスタッフやりたいなー、と独り言をつぶやきました。すると23年11月の代表者に捕捉されて…
今は募集してないよー、とやんわりお断りされました
まあそりゃ当然で、運営チームが発足してまだ一月経ってないタイミングだったので増員するわけないんですよね。とかいってたらその一か月後くらいあとに、代表からスタッフやる?とお声がけいただき、スタッフ入りしました。
2.私のスタッフとしての役割(24年2月~)
同期会のスタッフになったとて自分のVRChatの遊び方は変わらず、イベント時に起動、それ以外はなんか作りながら過ごすという日々を過ごしていました。1つ変わったのは企画されているイベントに合わせて、何かをつくるようになったことです。
前述の看板をイベントに合わせて作り変えたり、同期会内でのフォトコンテストの賞品を作ったりしていました。
そして2月末、私はスタッフとして初めて個人主催のプロジェクトを行いました。それが2023年11月同期会博物館の制作です。
過去のイベントの記録を残し、皆で振り返れる場所、同期会の集会所となる場所を目指し、制作を開始しました。

(2024年2月29日)
この博物館は現在まで更新を続けており、大量の写真を記録しています。同期会の集会所とはなれませんでしたが、何度かこのワールドでイベントも開かれ、昔を思い出したいときに行くワールドという地位は確立できたと思います。以降、スタッフとしてはイベントに合わせてアイテムを制作しながら博物館ワールドを更新する日々となりました。
3.同期会ハーフアニバーサリー(24年5月~)
早いことでVRChatを始めて半年が経ちました。それは同期会にいるみんなも同じ、盛大に祝おうという事で様々なイベントが企画されました。私もスタッフとしてその中のいくつかに携わりました。中でも大きい二つの仕事を紹介します。
半年という節目にしたいことと言えば、当然半年間の振り返りです。早速博物館が役に立つ時が来ました。イベントを企画し、皆で昔を振り返りました。

(2024年5月12日)
半年記念のイベントは沢山開催され、その中のいくつかには順位を競い合うものもありました。そういったイベントには賞品がほしいものです。そのために、23年11月同期会の代表と副代表の人形を作ることになりました。これが非常に好評だったようで、イベントの参加者も熱が入っていたように感じます。

4.同期会アニバーサリー(24年11月)
時間は飛んでアニバーサリーです。その間も何もしてなかったわけではないですが、長くなるのもアレなので割愛します。
ここでも大きなイベントを1つ制作しました。同期会博物館を舞台に、謎解きイベントをしたいというスタッフからの提案があり、そのワールドの制作を行うことになりました。
この制作がかなり大変で、制作開始できる状態になったのがワールド公開予定日の約一か月前でした。演出などを作るためにUdonSharpを書いたり、ワールドの3Dモデルを改造したり、新たにモデリングしたり、企画書の修正を企画者と相談したりなど、多くの工程を要し、100時間はかかりました。ただ何とか期日までに完成し、これも多くの方に遊んでいただき幕を閉じました。
このイベントワールドは、期間限定公開が好ましいという企画者の意向によって現在はprivateになっています。見学希望の方はご連絡ください。

5.いろんなものを作って遊ぶ(24年1月~)
さて、読みやすさを考えて同期会関連について先に書ききったので、少し時間を戻して同期会以外のことも振り返ってみます。
1.Boothを始める(24年1月~)
これからも3Dモデルやギミックなど色々なものを作っていくなら、そういったものを販売してみてもいいのではと思い、Boothを開設しました。開設当初は勢いで作ったものを販売していました。
24年2月からは、キャラクター3Dモデルの制作を開始。ただキャラクターデザインをしたことがなかった私は、絵が上手い友人のオリジナルキャラクターのデザインをお借りして制作を始めました。そして3月20日に有償公開を開始しました。モデリングについての具体的な話はまた別の機会に。

https://rkinoko.booth.pm/items/5590467
2.モデリングを色々やる(24年3月~)
この経験でキャラモデリングが楽しくなった私は、即座に自分用のモデルの2代目の制作を開始しました。同じデザインのモデルを作る事で自らの技術の進歩が感じられてとてもいい経験でした。

(2024年3月22日)
ただリメイクしてもなお、周囲の大手アバターたちのクオリティーには遠く及ばず、モデリング武者修行編に入ります。先に述べた同期会のための小物づくりをはじめ、衣装制作、ワールド制作などを通して、少しでも技術力が上げられるようにかんばっていました。

(2024年5月11日)
3.同期会 自作-技術部(24年3月~)
① 自作-技術部設立(24年1月)
同期会のことすべて語ったと言いましたが、あれは嘘です。あそこで語ったのはスタッフとしての私の仕事について。私個人として同期会で活動したこともありました。それが自作-技術部という部活動です。
同期会内にいるクリエイターや何かをつくりたいという人が交流できる場所がほしいと思い設立しました。設立自体は24年1月からなのですが、3月まで特に何も活動していなかったので、実質3月スタートです。
② 自作-技術部 進捗どうです会(24年3月~)
先に述べたようにこの時、私はモデリング武者修行編真っ只中、販売までもっていかずに完成したらすぐ次の制作へ移る状況で、アウトプットの場が欲しくなりました。またクリエイターや挑戦したいと思っている人と交流したいと思い、この部活動を立てました。既存のイベントに行けばよかった話なのですが、序盤にお話ししたように大手のイベントは行くのが怖かったため、そこから逃げるためにという気持ちもありました。

(イスとかカウンターはアセットです)
また私にはもう一つこの部活を立てた理由がありました。しかしその話はまた次の節で。
③ 自作-技術部 自己紹Kai(24年6月)
他の月の同期会の方と交流する機会があり、隣接する10月と12月にもクリエイティブな部活があることを知りました。私は共同イベントを企画し、各部活動の部長ポジションの人を誘いに行きました。おそらく後にも先にも、この1年の間でこの時が一番勇気を出しました。快くOKをいただき、イベントを開催しました。


参加してくれた皆さん楽しんでくれていたように見えたので、開催した甲斐がありました。他の月の同期会とも同じようなイベントがやれるといいのですが、他の月の部活動の状況がよくわからないので、なかなか次の回を企画できないでいる状態です。
(あと、部活動の活気が下火で参加者数が不安。)
4.Vketに出店したい!(24年3月~7月)
また時系列が前後してしまうのですが、3月20日にアバターをリリースする前日、私はVketの出店者募集を見つけました。VRChatを始めたばかりのころに行ったあのVket、かつての自分はそれを見て回って楽しんだけど、今の自分ならそれを形作る一部分になれるかも、と思いすぐさま申し込みをしました。
ただこの時点で何を出店するかは未定。アバターを出したいとは思いつつも、この時点の技術で作ったものを置いてしまっては、見劣りするしVketの感動を損なってしまう、そんなことだけはしたくないと思い、モデリング武者修行編が始まりました。
さて、先の節で述べた部活動を立てた理由のもう一つは、締め切り日を作って進捗を出すためでした。武者修行だ、とモデリングを続けていても一向にVketに出店するためのモデルが完成しない状態に危機感を持ちました。そのため私自身の進捗を管理するために、この部活動で進捗報告会をほぼ毎週行い、自分を追い込みました。付き合ってくださった皆さんありがとうございました。
5月末に出店用のモデルの制作をはじめ、6月末に何とか入稿できる(自分が納得できる)形までもっていくことができました。

(2024年6月29日)
この子の制作記についてはまたどこかで。
こうして無事にVketに出店できました。また幸運にもワールドの一番先頭に配置され、自己肯定感が(以下略)。ワールドが公開されているので、ぜひ見に行ってみてください。
Vket 2024 Summer 九龍帝国城下町 捌番街 - Phantom Ops
https://vrchat.com/home/world/wrld_ec926c64-6f2b-4f7e-a666-f07941e49110/info

(2024年7月20日)
そして、Vketに入稿することがゴールではありません。そもそも入稿時点ではガワは完成していましたが、アバターとして完成していませんでした。タイムリミットはVket開始の7月20日まで。一か月を切っていますが、この間にショップの整備、Unityでの設定や表情シェイプキーの作成など、やらなければならないことは山積みでした。すごく苦しかったですが何とか7月16日には販売の準備が整い、余裕があったので追加の衣装まで作りました。

https://rkinoko.booth.pm/items/5883761

https://rkinoko.booth.pm/items/5931366
5.いろんなものを作る(24年8月~)
ここから、3Dモデル以外のことにも手を出し始めます。
でもまずは3Dモデル関係からいきます。
① リメイク3回目を作る
ルミノを完成させ、今使っているリメイク2回目の子から大きくクオリティが上がったので、自分用のアバターも即リメイクしました。ただし今回はいわゆる改変の要領でリメイクを行ったため、ルミノをベースとして新しく作ったのは髪型と服とテクスチャだけでした。(つまり頭部の新規モデリングはしていないということです。)

かわいい
② アバターギミックを作る
これまでもアバターギミックは自分用に作っていましたが、これを商品化できるところまでもっていくことを始めました。どんなギミックがあったら面白いか、どのようにしたらその機能を実現できるかを考えるのは非常に楽しいです。そしてそれが売れて嬉しさもある。一石二鳥超えて三鳥くらいある楽しい活動です。

https://rkinoko.booth.pm/items/5958951

https://rkinoko.booth.pm/items/6300891

https://rkinoko.booth.pm/items/6346055
③ イベントを作る
先ほど同期会で部活動を立ち上げたという話をしました。この部活動で、同期会全体に対して益のあるイベントを行おうという話が出ました。そのイベントとは「Blender初心者講習会」です。その名の通り同期会のメンバー向けにBlenderの基本操作を教える会です。スタッフも複数立てて、教材も用意し、イベントを開催しました。初めてのイベント開催ということで、色々戸惑うこともありましたが、無事イベントを終えることができました。

(2024年9月14日)
④ 動画を作る
私はかつて動画を作っていました。実況動画ってやつです。でも花開かず、また普通に飽きてしまって全く動画は作っていませんでした。しかし先ほど述べたBlender初心者講習会の開催にあたって、教材を用意する必要があり、そのための動画を制作しました。ここで動画制作の面白さを思い出しました。
また、同時期にVRChatで出会った友人たちとクトゥルフ神話TRPGをプレイする機会があり、他の友人たちにTRPGを布教する目的でリプレイ動画を制作しました。この動画がかつての実況動画と比べてとても好評で、活動内容は変わったものの動画制作の活動も再開しました。
【クトゥルフ神話TRPG】VRChatter達の初心者毒入りスープ
またBoothのアイテムを宣伝するための動画も制作を始めました。やはり3Dモデルのようなアイテムは実際に動いている様を見ないと、買うのが億劫だと思います。
アバターであればサンプルアバターがあるのである程度分かりますが、小物系やギミック系はなかなか試着が難しいので、こういった動画には効果があると思います。
⑤ シナリオを作る
クトゥルフ神話TRPGをプレイしていて、キャラクリ要素のあるTRPGはそれぞれ思い思いのアバターを使って過ごすVRChatterとは相性の良いゲームだと思いました。
そこでVRChatとTRPGを掛け合わせて動画やコンテンツを作るのは面白そうだと思いました。もちろん現時点でそういった試みはなされていますが、TRPGのシナリオでも作ってみようと思い、クトゥルフ神話TRPGのVRChatが舞台のシナリオを書いています。
でも、シナリオを書くのは難しく、ただでさえストーリーとして成立させるのが難しいのに、そこに何らかの面白さまで付加しないといけないのでかなり難航しています。全体像を考えるのは楽しいんですが、フラグ管理とか細かいところを矛盾なく作るのが難しいですね。
6.フルトラになる(24年9月)
初めの方にPICO4を購入したといった通り、PICO4ユーザーなわけですが、それまでずっと3点で遊んでいました。以前よりフルトラがほしいとは思っていましたが、装着の面倒さやどのみちつけても座るか寝るかしかしないという噂(事実)を前に買うのを渋っていました。
そんな中でPICO MOTION TRACKERが発表され、なんと足に二つトラッカーを付けるだけでフルトラ化できるというではありませんか。しかも安い。さすがに買いだと思い、予約開始日にポチりました。

(2024年9月22日)
買った感想としては、買ってよかったです。私は前章で話したように色々なものを作ります。特に動画を作る上でフルトラで動けるという事が想像以上に表現の幅を広げることになりました。一年前にQuest2とPICO4で悩んで、結果PICO4を衝動買いした自分を褒めたいです。
ということで、クリエイターの人はフルトラ、おすすめです。やれることの幅がケタ違いに広がります。
7.私にとってのVRChat
ここまで私のVRChat一年目を振り返ってきました。付き合っていただいた方、ありがとうございます。振り返ってみてわかることは、私はVRChatを様々な創作の中心地にしているようです。
VRChat開始以前を少しだけ振り返ると、私は非常に多趣味な人間でした。多趣味と言えば聞こえはいいですが、熱しやすく冷めやすく、長期間続かないからこそ技術も知名度も高まらず、高め合えるような友人も多くは出会えませんでした。
VRChatには様々なクリエイターが居ます。動画、イラスト、ゲーム、様々です。そのどんな人にも出会えるチャンスがあり、影響を受けるチャンスがあります。そして作品を発表する環境があります。私にとってそれは非常にうれしい要素です。
こうやってユーザーがコンテンツを作って成立する物のことをUGC(User Generated Content)っていうらしいです。これが私にはハマったんだと思います。
私の趣味はそれぞれが孤立していました。それらがVRChatを介してつながることで、精神的に非常に充足しています。例えば、イラストを描き、それをモデリングする。ギミックを付けて、動画でそれを宣伝する。のようにつながりました。それぞれの部分だけ見れば、その分野の一流どころか並の人にも並べるか怪しいものですが、それらを組み合わせられるなら、私としては楽しいし、単体単体ではなかった価値が生まれるかもしれません。そういったことが楽しいと思います。
これからもいろんな趣味をやりつつ、新天地開拓もしつつ、楽しんでいきたいです。とりあえずの目標はBoothの総売り上げ10万円目指して頑張ります。
いろいろ端折ったモデリングについては、別個にnoteを書こうかなと思いますので、もしよろしければそちらもよろしくお願いします。
※2024年12月12日追記
モデリングについての振り返り記事も書きました!
さて、以上で私のVRChat一年目の総振り返りは終わりです。下に色々URLを貼っておくので、BoothだったりYoutube、niconicoでの活動を応援してくれると嬉しいです。
2024年12月6日(金)
R_Kinoko.
Twitter:https://x.com/mushrature27(個人用アカウント)
Twitter:https://x.com/_RKinoko_(Shop用アカウント)
Booth:https://rkinoko.booth.pm/
Youtube:https://www.youtube.com/@r_kinoko
niconico:https://www.nicovideo.jp/user/28426196
ポートフォリオ:https://www.foriio.com/RKinoko
8.最後に
この部分は非常に個人的な話なので読み飛ばしてもらって構わないです。
私は、今年(2024年)の3月に大学を卒業しました。でもおかしいと思いませんか。社会人ならこの一年の振り返りにあることを成すのは時間的に無理じゃないかって。結論から言えば、私は大学院入試に落ちて路頭に迷っている状態です。やりたいことが見つからず、(もちろん研究への熱意はありましたが)逃げるように大学院を受けることにしました。しかし入試の日にコロナに感染して入試を受けられなくなりました。おそらくそんな半端な気持ちだったから罰が当たったのだと思います。それが2月のことだったので、卒業まで時間もなくもうどうすればいいかわかりませんでした。
そうして逃げるように、VRChatやモデリングの勉強に打ち込みました。そしてVketに出店した7月頃に、こうしたVRChatのようなメタバース分野で働けたら面白いかもと思い始めました。しかし調べてみると新卒でもなくなってしまった未経験者など、欲しがるところがあるはずもなく、しかも大学の専攻が教育学だったこともあり、分野が遠すぎていきなりは無理そうでした。いくつか履歴書送ってみましたが、お祈りとか返信なしでした。
なので普通に就活をして、働きながらインターネット上でも活動してチャンスを待つことにしました。まだ普通に内定が出てないのが不安ですが、まあ数打てばいつかは当たるでしょう。
企業の人へ、モデラーとか動画編集とかできます。雑用からでいいので雇っていただけませんか。
大学院入試失敗して、メンタルがやられていた時も、VRChatはいつもと変わらなかったのでとても助けられました。フレンドのみんなには感謝しかないです。ありがとうございます。
それでは、これにて本当に終わり、ありがとうございました。