パートナー(代理店)の募集方法11選(前編)
皆さんこんばんは。
パートナーセールスの葛西です。
先週は関西出張・名古屋出張に乗じて、大阪で初めてパートナーセールス飲み会を実施しました!出張でバタバタ、かつせっかくの大阪での初パートナーセールス飲み会ということもあり、先週は大阪でのパートナーセールス飲み会についての記事を優先して書かせていただきました。
その前の前々回のnoteでは、「代理店募集サイト比較7選」というnoteを書かせていただきましたが、本日はこのnoteの続きということで、パートナー(代理店)の募集方法11選という形で、さまざまなパートナーの募集方法について前編と後編という二段構えで書かせていただきます。
パートナー(代理店)の募集方法(前編)
1.パートナー募集用のLP作成
自社のHPやサービスLPなどを活用して、パートナーの募集を告知します。パートナー数を絞る戦略を取る場合以外は大前提、パートナー戦略を立ち上げる以上はパートナーの募集ページは必ず設けるべきかと考えています。
作成にあたってはHPやサービスLPにパートナー募集のページを作成して、設定したターゲットに基づき、興味を示してもらえそうなメリットや応募への導線などを考えながら作り込むことが重要です。
特に自社プロダクトのブランド力や知名度がそれなりにあるベンダーだと、パートナー募集ページを設けておくだけでも問合せが結構入ってきます。私の現職でもパートナー募集ページは設けておりますが、流入としてはちょろちょろと入ってくる程度です。
2.パートナー(代理店)募集サイトへの掲載
カケハシや代理店募集.com、ビジェントなどの代理店募集サイトに掲載して、パートナーを募集する方法です。料金体系は掲載課金型か成功報酬型(フォーム入力課金型)のいずれかが多いです。規模や業界を問わず、コストをかけてでもパートナー数を集めたい場合には有効的な手段であると言えます。
一方で、自社が狙っている属性のパートナー候補から問合せが入るとは限りませんので、各代理店募集サイトを使って商材(プロダクト)を探している企業属性については事前のリサーチが必要です。
また、掲載型であるため、自社プロダクト(商材)のブランド力や知名度がそれなりにあるベンダーやマージンを高く設定しているベンダーであれば問合せは集まりやすいです。逆に言えば、自社プロダクト(商材)のブランド力や知名度がまだあまりないベンダーやマージンが低いベンダーではなかなか集まりづらいかと思いますので、不向きな手法であると言えます。
私の現職でもいくつかの代理店募集サイトを使った経験はありますが、月に数件程度の問合せしかありませんでした。加えて、やはり1番狙いたい属性のパートナー企業にアプローチすることが難しいため、余程の低価格での利用ができる場合以外ではあまり使っておりません。
※各パートナー(代理店)募集サイトの特徴については、こちらの記事をご参考ください。
3.副業募集サイトへの掲載
kakutokuやSaleshub、side bizz、複業クラウドなどの副業サイトに掲載し、パートナーを募集する方法です。料金体系は掲載課金型か成功報酬型(フォーム入力課金型)のいずれかが多いです。コストをかけて顧客紹介モデルで、個の能力の高い個人のパートナーを募集する際には有効な手段かと思います。
ただし、副業サイトであるため、個人自営業主や本業のある副業人材(複業人材)がメインとなりますので、企業規模の大きいパートナーの社数を増やすには不向きです。加えて、個人とのパートナー(代理店)契約はNGとしているベンダー企業では取り組めない手法となりますので要注意です。また、上述の代理店募集サイト同様、基本は掲載型となるため、自社プロダクト(商材)のブランド力や知名度がそれなりにあるベンダーやマージンを高く設定しているベンダーに応募が偏るのではないかと思います。
メインで集まるパートナーが個人(個人自営業主)がメインとなるということもあり、私の現職ではそこに限られた予算を投資することを控えたため、私自身ではこれを試した経験はありません(誰か試したことのある方、効果はどうだったのか教えていただけると嬉しいです)。
※一部、副業募集サイトの特徴もこちらに載せておりますので、ご参考までに。
4.業界団体に加入する
代理店や各メーカーが参加している団体・協会などは世の中に多数存在します。それらの業界団体に参加し、業界の人々と交流することで、パートナーを募集することもできます。業界団体には、パートナーを募集するための場が用意されているなんてこともありますので、自社に関連しそうな業界団体については1度調べてみても良いかもしれません。
この手法は私自身試した経験がありませんが、業界団体のような団体に向けて自社プロダクトのパートナー契約説明会は開かせていただいたことはありますが、そこからパートナー契約に至ったのはわずかでした・・・。それを鑑みると、業界団体への加入がどこまで効果があるのかは結構疑問です。
※業界団体に加入して、パートナー数がかなり増えたってSaaSベンダーさんがあったら是非教えていただきたいです!
5.展示会に出る
自社の直販のマーケティング部門が主体となって、RX Japan株式会社(旧:リードエグジビションジャパン)の◯◯EXPOのような展示会にブース出展されるというケースもあるのではないでしょうか?
そのような大規模展示会に出展する際には、パートナー(代理店)募集の宣伝も一緒に行いましょう。エンド顧客のみではなく、一定数顧客への提案商材を探しにきている代理店の営業担当者やマーケティング担当者との接点が持てることもあります。
ただし、あくまで各領域のプロダクト・商材の利用検討するための情報収集を目的に来場されたエンド顧客がメインとなりますので、そこまで多くの代理店候補を集めることは期待できないかと思います。
私自身も展示会で大々的に「パートナー募集中」の看板を掲げてやってみたところ、少数ではありますがパートナー契約に興味を持った方々がブースに来てくださいましたので、出してみる価値はあるかと思います(そして、その次の展示会から、他のSaaSベンダーもこぞって同じことをやってましたw)。
6.プレスリリースの配信やSNSを活用する
パートナー制度(代理店制度)ができたことをプレスリリースで配信することでの問合せを獲得したり、その配信内容を自社のハウスリストや既存顧客に対してCRM配信をすることで問合せを獲得するといった方法です。また、自社のTwitterやFacebookなどのフォロワー数が多い場合には、そのSNSアカウントからパートナー制度開始の告知を打つという方法もあります。これらの方法で、一定数のパートナー(代理店)候補を獲得することに繋げられる可能性がある一方、狙いたい業種や規模のパートナー候補企業からの問合せが獲得できるかどうかは怪しいです。
また、プレスリリースの配信では、やはり一定のブランド力(知名度)のある商材・プロダクトでなければなかなか問合せに繋がらないケースが多いですし、SNSではやはりフォロワー数が少ないとなかなか問合せに繋がらないケースの方が多いというのがデメリットとなります。
これは私も試してみましたが、多数というほどではないですが、これをきっかけにパートナー契約に関心いただいて問合せいただいたパートナー様も一定はいらっしゃいました。
残りの5選
長くなってしまうため、残りの5選については次回、改めてアップできればと思います。
最後までお読みいただけた皆さん、ありがとうございました!それではまた次回の更新で!
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