相談室 2020年8月第1週
先週はエゴ(自我)とイド(本能)というものがあって、
それに加えスーパーエゴ(超自我)というものがあると知った。
人間は常にエゴとイドの中で選択していて
社会規範を守ったほうが得だなと思えばそれはエゴ的のようだ。
例えば、道端を歩いていたら「なんだか熱いな、、、」となり「すっぽんぽんになりたい、、、」と思ったとする。
これはイドである。
「しかし、もし道端ですっぽんぽんになったら警察のお世話になるだろう。
そうすると厄介だからやめとくか、、、」
これはエゴである。
「そうしたら、上半身だけ脱ぐか。それならセーフでしょ」
これはイドとエゴの折衷案である。
こんな風にして人は日々感じたり起きたことに対して判断をしているようである。
そして、ここまでで出てこなかったスーパーエゴ(超自我)
スーパーと名のつくくらいだから強い。
そして厄介者のようだ。
自分自身、あんまり意識していなかったけれども、
「こうでなければならない」という思いが強いらしい。
それが「こうであるべきだ」となり
「自分はこうである」となってしまう。
そして、行動などで「自分はこうである」という像が崩れてくると
「なんでこうじゃないんだ?おかしい。ありえない」となってしまう。
それがとてもストレスに感じていたみたいだ。
これは超自我的なものであり、自分的には今までの生活や親から言われてきたことが影響しているように感じている。
もともとは、「弱音を吐かずに頑張る。まだつらくない」みたいな自分を鼓舞するような考え方が発生源だと思う。
それがいつしか「まだつらくない」が先行しすぎて
自分の思っていることを封じ込めて感じないようにしていたみたいだ。
相談室に通っていて、自分が思っていそうな、もしくは自分の理想と違うことを口に出したときに二日ぐらいして自分の中で発した言葉が腹落ちすることがあった。
それはきっと、心の奥底に隠れていた言葉だったのかなと思った。
そんな感じで自分の内面を知ることは楽しい。
けれども、ただ、自分の過去や今の行動を勝手に繋ぎ合わせて理由付けをしている恐れもあってちょっと怖い。
しかし、自分の感じたことを素直に話せる相手がいるのはとても良いなぁと感じました。
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