相談室週記 2020年7月 第四週
幸せって何だろう。
どうだったら幸せかと聞かれたけど、全然思い浮かばなかった。
家族が居たら?お金がたくさんあったら?職があったら?
そういう本に書いてあるものを思い浮かべても何も感じなかった。
話していて、ふと人間関係の話になった。
一方向ではない関係だといいなと感じた。
お互いが尊重し合う関係
対等であるという関係
それが自分の幸せに大きくかかわっていると感じた。
〇期待と信頼
今まで期待と信頼は同じものだと思っていた。
親は勉強して成績を取るということを期待して、それに僕が従うから自分に価値があった。
だから期待と信頼と信用は全部同じものだった。
けれどもどうやら違うという
期待は勝手に相手がやっていることで、
信頼はその人と過ごしてできるものらしい。
幼いころ、やりたくもないことを強制されたとき、「やる」と言わないと何か自分が生活できなくなっちゃうんじゃないかと思って
「やる」
というんだけど、本当は嫌で
嫌なことやっていると気が進まないんだけど、そういうそぶりを取ると
「やるって言ったじゃない!なんでちゃんとやらないの!!」
という声が聞こえてくる。
親の期待に応えるのと自分の価値がイコールになっちゃったから
自分で何をするか選べなくなってしまった。
それは、家族以外の人間関係にも反映されているみたい。
相手の要求にYESと言わないと悪いと感じてしまう。
他人の要求を断ると、裏切ったと思ってしまっていたけど
何を裏切っているかを考えると良いのかも?
〇マウント
僕はマウントができない。
いつか引きずり降ろされるような立場にいることが出来ない。
マウントをしないと人生に張り合いが持てない。
けれど、マウントを張り合いにしていたら終わりがないし新しいものが消え去ってしまう。
そして、支配される、支配されないという二つの観点で生きることになってしまう感じがした。
そんな話をした今週でした。
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