インテリアが素敵すぎるオススメドラマ#2「わかっていても」
こんばんは。
つくらず、つなぐを大切にしたいインテリアデザイナーRです。
すっかり更新が途絶えていたこの2年、
私生活ではNetflix沼にずっと浸かっています。
note再出発の記事は、最近観た韓国ドラマ「わかっていても」についてインテリア視点で書いてみます。
主人公の美大生の女の子、ナビが暮らす部屋のインテリアが素敵すぎて間取りを衝動的に描きおこしてみました。
YouTubeで聴ける挿入歌のプレイリストのリンクを最後に貼っていますので、ぜひ挿入歌と主にドラマの映像で彼女の部屋のインテリアをどうぞ!
主人公ナビの部屋の間取り
陶芸家の叔母さんがアトリエとして使っていた部屋を借りているという設定で、大学生の一人暮らしには羨ましい広さ!!
間取りを描いた感じでは、50㎡くらいは有りそうです。
スケッチが正確に再現できていないかも知れませんが、
いくつかの四角形をズラして合体させたような間取りですね。
シンプルな四角形の間取りより部屋全体に面白さが感じられます。
外観のシーンを見る感じでは集合住宅の1室のようでしたが、窓が壁3面にあるのも羨ましい点。
部屋の特徴①寝室スペース
この部屋で一番のポイントは、ベッドのある場所だと思いました。
階段が3段あって、おそらく60cmくらい床が高くなっています。
高さが変わると視点が変わって壁を作らなくても
空間をゆるく分けることが出来て、
デザイン的にも空間が一気にオシャレ感が増し増しに。
専門用語ではスキップフロアと呼んだりします。
美大生なので、部屋の至る所に
絵具のパレット・本やアートがあって
彼女の部屋のインテリアは見応えがあります。
部屋の特徴②水周りスペース
面白いなと思ったのが水周りの位置。
左上の空白にしている部屋がドラマで中々登場しなかったのですが、おそらくバスルームで、リビングとの間はガラス窓があってカーテンで目隠しできるようになっています。
トイレも廊下を介さずリビングがそのまま入る形。
家族大勢で暮らすタイプの家では無いからこその間取りの自由さが良いですよね。
部屋の特徴③カラーコーディネート
ナチュラルな木のフローリングやテーブル
モノトーンのベッドカバーやソファ
その中に深いグリーンが組み合わされているのが印象的でした。
観葉植物も部屋のあちこちに置いていて、それとの調和を取っているのかな・・・?
もしくは彼女の相手役、同級生ジェオンが室内で蝶を飼っている部屋に木がたくさんあるのですが、その木の色をナビの部屋とリンクさせてるとか・・・?
彼女のナビという名は、韓国語で蝶という言葉でもあってインテリアでも二人を繋げているとか・・・?
むむむ。。
何か意図が有りそうで気になります。
部屋の特徴④照明
部屋のあちこちにスタンドライト(自立する持ち運び可能な照明)が置かれていて、彼女の部屋が一番映える時間は夜のシーンでは無いかと個人的には思っています。
このテクニックは、コンセントが差せる場所なら賃貸でも真似できそうです。
天井から1つだけで全体と明るくするのは、明るさの点では失敗も少ないのですが、彼女の部屋のように光を点在させると一気にインテリアが垢ぬけて洗練されてきます。
挿入歌もオススメ(YouTube)
韓国ドラマってサントラがめっちゃ良くて、そこも好きなポイントです。
ナビの部屋がたくさん映るので観てみてください!
韓国のドラマ公式サイトの予告編も見応えあります。
間取りを描いてみて
私の職業柄、Netflixの大きな楽しみのひとつは、登場する部屋のインテリアです。
主人公の人間性が部屋に投影されていて、とても興味深いです。
映画やドラマのインテリアが素敵に見えて真似したくなるのも、登場人物が個性的であればあるほど部屋が魅力的に映るような気がします。
韓国ドラマ間取り描きおこし隊の続編
このドラマで間取り図を描きおこすのが楽しくなって、以前にnoteでも紹介した「ロマンスは別冊付録」をもう一度観てしまいました。(また沼入り)
ナビの部屋が楽しかったから調子に乗って描き始めてみたら「ロマンスは別冊付録」の編集長の家が2階建て2ベッドルームで、なかなかハード・・・(でも楽しかった)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
では今日はこのあたりで。
おやすみなさい。
良かったらコチラのnoteも・・・
2021/12/22
ドラマの間取りの続編「ロマンスは別冊付録」の編集長の家を描いてみました。
2022/7/31
韓国ドラマによく出てくるマンションの間取りを描きおこしてみました。