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CORYOデザインツアー🐍〜川村記念美術館〜


皆さまこんにちは!
CORYOアシスタントのr e i n aです🌼

2025年、始まりましたね~
本年もどうぞよろしくお願いします🐍


(あれ、、気がついたらもう2月、、、、)



今年も早速CORYOデザインツアー
行って参りました~!!🏃🏼‍♀️🏃🏼‍♀️🏃🏼‍♀️

2025年最初のツアーはこちら!


DIC川村記念美術館



こちらは千葉県佐倉市にある美術館で
大日本インキ化学工業(DICの旧社名)の2代目社長、川村勝巳さんが1970年代初頭ごろに作品収集を本格化させたのが始まりです。

未だ広く紹介されていなかった同時代作家の作品や、当時ヨーロッパで評価され始めたアメリカの現代絵画を早い時期に入手し、国内でまとめて見る機会が少なかった20世紀美術のコレクションを充実させていたようです。



今年の4月1日より休館するという情報を聞きつけ、
funatabi atelier 大木もと子さん(以下、『もと子さん』とする)、MADOKAさんと私🦒の3人で行って参りました。


各々観たいものから順路に沿って進んでいき、

私は事前にサイトを拝見して行ってみたかったロスコ・ルームへ。


※展示室は撮影NGだったので公式サイト及び各情報サイトより拝借しました。

ロスコ・ルーム


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※ロスコ・ルームとは

ロスコ・ルームは2008年に増築された部屋の一つで、マーク・ロスコの〈シーグラム壁画〉専用展示室として建築家の根本浩氏が設計しました。1950年代末、ニューヨークの高級レストランを飾るために制作された<シーグラム壁画>は、「自分の作品だけで一室を満たす」というロスコの願いが叶うはずの初めての連作でした。計画は実現しませんでしたが、半世紀後の日本で画家の夢を形にすべく整えられたこの空間は、絵と建築が一体化した「場」として鑑賞者を包み込み、言葉を超えた世界へ誘います。

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暗い照明の空間作りに、赤を基調とした大きな絵画が壁7面にあり、
静かな空間の中、部屋の真ん中にあるベンチに
一人ぽつんと座っていると、何かに飲み込まれそうな、少しソワソワした気持ちになりました。


特徴の一つである「照度の低さ」は、ロスコが<シーグラム壁画>を描くために借りたスタジオに由来します。スタジオの照明は、主に天井付近の小さな窓から入る外光のみ。自身の描く絵の陰影が強い光があたると消えてしまうため、ロスコは照明器具で天井を照らすことはあっても、画面に直接当てることはなかったそうです。



ロスコ・ルームを出て、そこから目の前の階段を上がると、“木漏れ日の部屋”がありました。


左右に大きい窓
朝はこちらから日差しがたくさん入ってました


ガラスのホオズキ(フィザリス)



左右に大きなガラス窓があり、その日は天気も良かったため床にゆらめく木漏れ日と暖かな光が心地良い空間でした。

併せて、開催中だった西川勝人さんの
「静寂の響き」展の作品が並んでいました。

こちらは白やガラスを基調とした展示で
各々が静寂の中、作品を通して何を感じるか。
自然光に照らされたそれをみて、何を思うか。
自分自身を見つめ直したりするのにも良い時間だったかなと思います。

光の当たる角度によって表情を変える作品、空間がとても素敵でした。



場所を移動し、メインの展示室へ。

こちらの展示室は、高さ1m、奥行き50cmの白い塀のような構造物が設置されており、空間全体が「ラビリンス断片」という作品になっています。

9つの区画に等分されており、その一画にあった
床一面に白い花が広がっている作品はとても印象的でした。


メイン展示室
使用されていた花は、菊、ユリ、薔薇、デンファレ、トルコ桔梗、胡蝶蘭、カーネーション



ひと通り鑑賞した後、茶室があり、そちらへ。

当日予約制で1番乗りだったので、
景色がよく見える特等席をGET!!!


天気も良く、眺めも最高です
それぞれ違う器とお茶菓子




その後はショップでポストカードとマグネットシートを購入✌︎

川村記念美術館の本があったり、
現在展示中の西川勝人さんの本やトートバッグ等の関連グッズがあったりとショップだけでもすごく見て楽しめました!



また、入り口で配布されているQRコードから
川村記念美術館のアプリをダウンロードすると
展示中の作品の説明が聴けて、実際に何も聴かずに観た時と聴いてから観るとでは全然作品の印象が違く感じて、2度楽しめてとても良いなと思いました!



そのあとはもと子さんお気に入りの休憩スペースへ移動

中には自動販売機もあります


ランチを食べて、周辺を散策。
DIC川村記念美術館は約3万坪の敷地面積で、数多くの樹木や草花が育ち、野鳥や昆虫の姿を見ることも珍しくないとのこと。

何羽かの白鳥が泳いでいるのを見たりして、
心和む時間でした。


広々とした原っぱに一つのモニュメント
池に2羽の白鳥おりました
お散歩して、ゆったりタイム



10:30に入館してからあっという間に14:30、、、、

私は今回初めてこちらに伺いましたが、
とても素敵な空間で
無くなってしまうのが惜しいなという
気持ちでいっぱいでした。

(美術館までの道のりには“美術館を無くさないで”の看板が
いくつも設置されており、
1990年より35年間運営し、数多くの方々から愛されていたのだとすごく感じました。)



以上、2025年最初のCORYOデザインツアーでした!

今年もたくさん投稿が出来たらと思いますので
引き続き閲覧していただけると嬉しいです!


では、また~~🦒

r e i n a


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