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今年使ってよかったおすすめフリーきっぷたち2024

2024年もフリー切符をいくつか使って旅をしたのでまとめ。


長野県

1.【JR東日本】信州ワンデーパス

毎度お馴染みの信州ワンデーパス。
上田→長野は新幹線を利用。

【利用可能期間】1日
【利用可能区間】長野県内のJR東日本線と新潟県内の飯山線
【値段】2680円
【販売箇所】利用可能区間のクレジット券売機、みどりの窓口、小諸駅、豊野駅窓口など
【webサイト】https://www.jreast.co.jp/nagano/1daypass/

相変わらず今年も使用。
使いやすいプラントとしては、飯山線の「おいこっと」と「越乃Shu*Kura」を乗り継ぐルートや、長野県内のJRの観光列車を乗り継ぐルート。
特急券をプラスすれば、新幹線や特急を利用可能なのも良いポイント。

新潟県

1.【JR東日本・トキ鉄・北越急行】えちごツーデーパス

地震で新幹線しか動いていない新潟駅から脱出するのに使用。

【利用可能期間】2日
【利用可能区間】新潟県のJR東日本線、えちごトキめき鉄道全線、北越急行全線
【値段】2740円
【販売箇所】利用可能区間のクレジット券売機、みどりの窓口、えちごトキめき鉄道の一部窓口
【webサイト】https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2654

年始に新潟へ行くのに使用。
2日間利用できるのはやはり大きいポイント。
こちらも、特急券を購入すれば新幹線や特急に乗車できるのが良いポイント。おかげで、地震で新幹線しか動いていない新潟から脱出するのにもさほど手間はかかりませんでした。

2.【JR西日本・JR東日本】糸魚川・白馬tabiwaパス

デジタル切符のみ。
JR西日本のtabiwaトラベルからのみ購入可能。

【利用可能期間】1日
【利用可能区間】大糸線の白馬・糸魚川間(増便バス含む)
【値段】1000円
【販売箇所】JR西日本のtabiwaトラベルのみ
【webサイト】https://app.tabi-wester.westjr.co.jp/eticketDetails?ticket_id=JH119200&utm_source=oitosen_jreast_web&utm_medium=referral&utm_campaign=202410_oitosen_jreast_web

大糸線の北区間に乗車するのに使用。
webサイトでのみ販売されているフリー切符で、購入にはtabiwaトラベルなどのJR西日本系サイトへの会員登録が必要。

デジタル切符なので、使用時にこの画面を駅員さんや運転士さんに見せる形となります。(スクリーンショット不可)
webページ上で、切符の背景などが動いているのが正規状態ですが、大糸線の北区間は一部の駅手前で一部キャリアが圏外となり、停車前に表示させられない場合もあります。数分間は表示可能なので、降りる前に電波がある時点でアクセスして表示させておくのが安全です。
とはいえ、糸魚川〜南小谷の往復だけでも充分元が取れますので、気軽に旅をしたい方にはおすすめ。westerポイントも貯まります。

岐阜県

1.【長良川鉄道】1日フリーきっぷ(駅での販売版)

長良川鉄道から直接購入したかったので、美濃太田駅の窓口が開くまで待機した。
購入していない状態でも、運転士さんに申し出た上で乗車し、窓口のある駅で購入可能。

【利用可能期間】1日
【利用可能区間】長良川鉄道全線
【値段】2700円
【販売箇所】長良川鉄道の主な有人駅窓口
【webサイト】http://www.nagatetsu.co.jp/gain/1dayfree/

長良川鉄道を乗車するのに使用。
長良川鉄道が販売する紙フリーきっぷは、一部駅の有人窓口で購入可能です。このほかにセブンイレブンのコピー機で発券する事前販売版や、スマートフォンで購入するデジタル版があります。

注意点として、JR線との唯一の接続駅である美濃太田駅の窓口は9:20〜であり、この後に終点まで全通する列車は相当混雑します。乗り通しが目的であれば、本切符を前日に購入するか、前述の事前購入可能な版を購入して始発に乗るのがおすすめです。

同線の南側の本数は1時間に1〜2本程度で、美濃市のうだつの上がる街並みなど、魅力的な観光地有する途中駅も数多くあります。
途中下車しても観光しやすく、非常に使いやすいきっぷです。

愛知県

1.【JR東海】名古屋おでかけきっぷ

JR東海のサービスに会員登録した上で、JR西日本のサービスに飛んで購入する謎のきっぷ。

【利用可能期間】1日
【利用可能区間】名古屋近郊のJR東海線
【値段】1500円
【販売箇所】スマートEXまたはEX予約からe5489経由(購入後、エリア内の指定席券売機かみどりの窓口で発券が必要)
【webサイト】https://railway.jr-central.co.jp/tickets/nagoya-odekake/

名古屋付近を乗り潰すために購入。
同じようなフリーきっぷには、青空フリーパスがありますが、こちらは使用日制限がなく、エリアが一回り小さい物。
新幹線には乗れませんが、特急券を買えば特急にも乗車可能です。
エリアや制限もシンプルで、エリアの端から名古屋までの往復でも元が取れて非常に使いやすいのですが、とにかく購入〜発券までのハードルが高い切符でもあります。

というのも、この切符は駅の券売機や窓口に直接行っても発券できません。まず、JR東海のスマートEXEX予約への会員登録をした上で、旅行プランの中から見つけ出し、JR西日本のe5489へ飛んでクレジットカードで購入する事が必須となります。(e5489への会員登録は必要ありませんが、購入時に個人情報を毎回入力する必要があります)
その後、購入に使用したクレジットカードを用意した上で、フリーエリア内の指定席券売機か、みどりの窓口でのみ発券(受取)が可能となります。

つまり、エリア外からの購入手続きは可能ですが、発券するにはフリーエリア内の指定席券売機があるか、みどりの窓口のある駅で下車する必要があるのです。(ちなみに、他路線から入ってくる境界の駅で発券可能なのは美濃太田駅のみです)

とにかく発券方法がややこしく、JR東海のお得な切符ページからも見つけづらいのですが、使いやすさは申し分ないおすすめの切符です。

2.【名古屋市交通局】ドニチエコきっぷ

【利用可能期間】土日休日又は毎月8日の1日間
【利用可能区間】名古屋市交通局地下鉄全線と市バス全線
【値段】620円
【販売箇所】地下鉄各駅窓口、券売機など
【webサイト】https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/TICKET/TRP0000310.htm

名古屋の地下鉄を利用する際に購入。
名古屋市交通局には、ほかに地下鉄24時間券と市バス一日券がありますが、こちらはそれらを合わせたタイプの切符になります。値段は市バス一日券と同額の620円となります。
ただし、購入・利用可能日に制限があるのと、地下鉄24時間券と異なり、有効期限が24時間でない点は注意が必要です。
こちらの切符も、券売機で発券するタイプと、窓口や駅周辺の取扱店で購入できる絵柄入りのタイプがあります。

兵庫県

1.【神戸市交通局】神戸街めぐり 1dayクーポン(神戸エリア版)

【利用可能期間】改札に投入した日1日間
【利用可能区間】神戸市営地下鉄 西神・山手線 新神戸~新長田、海岸線全線、神戸高速線 全線(神戸三宮~西代、新開地~湊川)、神戸新交通 ポートライナー全線(三宮~神戸空港)
【値段】1000円
【販売箇所】利用可能区間内の窓口など
【webサイト】https://ktbsp.jp/ticket/7680/

神戸市内での移動のために購入。
神戸市営地下鉄は全線ではありませんが、海岸沿いの市街地のほとんどの区間に乗車可能です。西神・山手線では、ほとんどの列車はエリア外の西神中央駅に直通するので、乗り過ごしに注意が必要です。
そのほか、神戸高速線やポートライナーにも乗車でき、沿線の観光施設の割引券や、中心部を巡るバスの一日乗車券の割引購入券なども付いてくるので、観光にはちょうど良いきっぷです。

神戸市営地下鉄では、このきっぷのエリア拡大バージョンや、地下鉄線全線のみのフリー切符もあり、選択肢が豊富です。

東京都

1.【東京メトロ】東京メトロ24時間券

【利用可能期間】改札に投入した時点から24時間
【利用可能区間】東京メトロ全線
【値段】600円
【販売箇所】東京メトロ各駅の券売機(当日券)、定期券売り場(前売券)
【webサイト】https://www.tokyometro.jp/ticket/value/1day/index.html

東京都内での移動のために購入。
当日券は券売機で購入するため写真のようなものですが、前売り券では絵柄入りの券が購入可能です。そのほか、定期券情報のない各種PASMO(カードタイプ)に情報を書き込むIC版もあります。

24時間券なので、午前中に購入して翌日の午前中まで使用可能となり、1泊旅行での使用でも使いやすいきっぷです。
当日券は、東京メトロの券売機であればどの駅でも購入可能なのも使いやすい点です。

最後に

今年もいくつかフリー切符を使用しました。
リピートしたものもあれば、初めて購入したものもあり、どれも個性的で使いやすいものでした。

持ち帰りでき、旅の記念になるような絵柄の切符も多いので、みなさんも旅行の際にはフリー切符を探してみると楽しいかもしれません。

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