2024/06/09 そうまエンデューロ Aクラス 優勝
2024年6月9日(日曜日)
福島復興サイクルロードレースシリーズ、第3戦そうまエンデューロに参戦して来ました。
苦手だったエンデューロレースかつ苦手な逃げへの挑戦。
今回のレースはどのような作戦で臨んだのかまとめました!
前日の振り返り 前日から……焼肉!?
レース前日とは思えない豪華な夕飯。
前日の土曜日は午後から仕事で終了後にお客様と懇親会を兼ねた焼肉へご招待いただきました。
肝心のお店は
三宝園さん @茨城県古河市
にお邪魔しました。
前日から焼肉なんて食べてしまったら、優勝しかないですよね、、
しかも、取引先の常務の方が「明日レースならたくさん食わんとあかんね!もっと食べないと!嬢ちゃんカルビもお願いね!あっご飯ないやん?食うよね!!」と怒涛の連鎖で余裕を持って満腹の演技していた自分も一瞬でアッパー越え。。。
そしてトドメの「お店のおすすめ!旨辛スープ!」赤くない!!??
帰路に着いたときはお腹の重さに絶望していました。笑
明日のレースまで残りわずか。僕の体は消化できるのか。。
いざ福島県へ
ついに当日です。前日の疲労で出発ギリギリに起床!笑
自分の住まいがある東京都から福島県相馬市は高速使って3時間半。
片道300km超え、、、往復で600km!?
現地に着くだけで優勝のレベルの遠さですね。
いよいよレース本番!、、、の前に、、、、
さあ、いつも通り長めの前日編も終わりやっとレースです。
っと、言いたいところですが、、、
昨日の忘れたくても忘れられない((胃袋))が本腰を上げてきました。
そう、トイレ問題です、、。朝からとっても快便で3回は行っていました。
いやもう大丈夫やんそれ、と思っていましたが、30分おきになぜか腹痛が来る。
原因・・・そうです。あれです。昨日の締めのスープ。。
レース前30分前まで襲いかかる腹痛。
もう無理か、、と思った10分前についに終わりを感じる無痛に。
これこそ、コンディショニングの賜物です。(ドヤッ
レース本番!100分エンデューロ!
いつものことながら、レースレポのくせに異様に長い前置きにここまで読んでいられる方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。。
さあ、体調も万全に整ったし、いよいよレーススタートです!
まずはコースと特殊なルールについて
今回のコースは相馬市鵜ノ尾崎灯台周辺の海沿いで片道5kmを往復する一周10kmのコースになります。風向きは往路が左斜めから向かい風、復路は追い風というコースでした。また、片道1車線の道路5kmを使用してコースを作っているので、折り返し地点がなかなか無理がある作り。前目じゃないとインターバル地獄のコースですね。
▪️特殊なルールについて
今回レースは少し特殊なルールでした。
100分間のエンデューロレースで100分を超えた周回はカウントされません。100分に達する前の周回までがカウントされ、その周回を自分で見極めないといけないのです。レースをしながら何分経過、残り何周かな?と頭を使うレースでした。
※ローリングでGTRの止まっていた先ほどの写真の位置まで移動しますが、その間も実は競技時間が始まっており、撮影のために再停止したタイミングでみんなログを切っていました。(この間はレースじゃないでしょ。。笑)
ということで、時刻は11時20分、、そして計測開始から10分経過しているとのことで、12時50分がゴール時間と把握することができました。(この時まで
ゴールが何時とかアナウンスが無く、ゴールが全く読めない状況だった)1周のタイムはTTタイムよりは遅いぐらいと考え、1周15分換算、最終周の想定は12時35分にどこにいるかだろう。最後ははちゃめちゃな展開になることを予想。急なゴールで焦ってスプリントで大落車とか最悪や。絶対少人数に絞らないといけないですね、、、
今回のレースは風との戦いも一つ。逃げができたとしてもよほど強力でない限り怪しいことはないだろうと判断。実際、1、2名が飛び出すも片道を踏み切る前に回収されている。逃げに全振りしようとしている選手もいなそうと判断ができた。
また、今回の作戦は逃げることにあるので、集団で走った場合の往路タイム、復路タイムを都度確認しており、逃げた時にどのぐらいで踏み切れれば逃げに持ってけるかを計算していた。大体、往路は8分フラット前後、復路は4分30秒くらいであった。
5周目経過時、時刻は12時30分。
次がラスト周回だろうと判断、同クラス2名が駆け始めたのでピッタリ後ろにつける。ゴールライン手前、2名がアタック。それはオーバースピードだろ。2名とも折り返し地点でオーバーランして失速。キレッキレにインをついてアタック開始。3分ぐらい無我夢中で踏んだタイミングで後方確認。追走なし。大体10秒くらいのギャップか…?もう少しギャップが欲しいけど、向かい風区間はあと5分もあるので耐え切れるギリギリの強度で踏み込む。全然バイクが進まない、、、クッソこれは追い付かれると思い、振り返るとさらにギャップは広がっていた。
ラスト5kmはさらに無我夢中に踏み込んでいたのでほぼ記憶がない。
ちょうど中間あたりでモトバイクから「35秒!あと2km」と教えていただき、勝利を確信!ひっさびさのガッツポーズ。
無事に作戦通り、ラスト一周で逃げ切ることができた。
最後の10kmは捕まる恐怖を背中に感じながら、見えない集団から必死に逃げ切った。逃げ切り勝利は本当に初めてで、今まで自分が理想としていた形。
去年から頑張ってきたトレーニングが報われた一瞬でもあった。
ゴール後は友人と勝利を分かち合い、最高の時間を過ごすことができた。
これからのレースでも今回の経験は生きると思うし、もっと積極的な走りをしたいと実感できたレースになりました。
福島復興サイクルロードレース実行委員会様、福島県相馬市のみなさま、今回のレースが無事に開催されたことに感謝いたします。
とっても走りごたえのあるコースで東京から来た甲斐がとてもありました。
次戦もエンデューロレースを予定しております。
全力で楽しめるように頑張っていきます!
最後にサプライヤーの皆様のご紹介!
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