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ポステコグルーの発言まとめ3

トッテナムのポステコグルー監督の発言をまとめていく備忘録です。
基本的に、選手の起用法や役割への言及を中心に、選手やポジションについて具体的に踏み込んだ発言を抜粋していきます。


まとめ2は下記からどうぞ。


内容はスパーズジャパン(https://spurs.sc/)の翻訳記事から引用しています。
不自然な日本語や誤訳等があるかもしれませんが、文句はスパーズジャパン(https://twitter.com/SpursJapan)にお願いします。

スパーズジャパンの記事内には元記事のリンクもあるので、気になる発言がありましたら原文をチェックしてください。




2023/08/29


――デイン・スカーレットのパフォーマンスについてどう思いましたか?彼をクラブに留まらせるつもりですか?

ああ、彼がピッチに入った時に輝いて見えたね。トレーニングで本当に良くやっているし、本当に一生懸命働いてくれている。まあ、私は今後数日間デインと話し合って、今後の方向性を計画してみるよ。彼には我々のクラブで間違いなく将来があると心から思っているし、ストライカーとしての特性が本当に気に入っている。

若い選手たちのバランスは常に重要で、彼らが十分なプレー時間を取れるかどうかだ。なぜなら、彼にとって成長の次の段階はプレーすることだからだ。彼は昨年かなりの数の試合に出場し、それによって選手として成長したと思う。

私は今後数日間でその決定を下し、彼と話し合うつもりだが、私は彼をトッテナムの選手として見ており、チームに留まるかは今後2~3日間で何が起こるかによって左右されるだろうね。

リーグカップのフラム戦の後の記者会見



2023/09/01


――デイン・スカーレットがローンで去りましたが、来夏にトップチームでレギュラーの座を争う可能性はありますか?

間違いないよ。それが我々が彼を送り出した理由なんだ。デインはプレシーズンの間、我々と本当に良くやっていたし、私がここに着いてすぐに彼に多くの関心を持っていた。私が彼をこれほど長い間我々のもとに留めておいたのは、トレーニング方法や成長の仕方に本当に関心したからだが、若い選手には決断を迫られるポイントが必ず訪れる。

ある時期からいつも感じていたことだが、若い選手にとって最善の成長は試合でプレーすることであり、彼が成長を続けてトップチームの選手になるのを助けるために、今、我々のもとで十分なプレー時間を与えられるかを決断を下す必要がある。このフットボールクラブか、それともどこか別のクラブに行ったほうがいいのかをね。

そして正直に言うと、イプスウィッチは良いチームで、良いフットボールをし、良いシーズンのスタートを切っており、彼はそこでポジションを争わなければならないだろう。何かが与えられるわけではない。チャンピオンシップが厳しいリーグであることは分かっているので、もし彼がそこに行って、かなりの数の試合に出場し、良いパフォーマンスをすることができれば、我々にとってはまさにそれがこのローン期間に望んでいることなので、来年のプレシーズンに来て、彼が成長している姿を見せて欲しいそこから、彼はトップチームのレギュラーを争う選手になる。

バーンリー戦を控えての記者会見



2023/09/02


――周囲からセンターフォワードの補強の必要性を説く声が聞かれましたが、あなたは一貫して不要だと言っていました。今日のソンのパフォーマンスはまさにその理由ですか?

正確な理由ではないが、理由の1つではある。私の頭の中にはチームがどうなってほしいかというイメージがあり、我々まだ出発点にあり、チームを構築している途中であり、やるべきことがまだたくさんあるんだ。すべての要素を組み合わせることと同様に、目の前にあるものを無視しないことが重要なんだ。

このクラブには本当に優れたフットボール選手が何人かいて、彼らはこのチームが必要としている方法でプレーする能力を持っていると思う。ソニーはセンターでプレーしていてもワイドでプレーしていても、あらゆる才能を備えており、どんなシステムでもプレーできる男だが、我々のプレー・スタイルにおいて彼は理想的だよ。

バーンリー戦の後の記者会見



2023/09/12


――その3人(マダーズ、ソニー、ロメロ)があなたのリーダーですか?

ああ、そう思うよ。多くの点で選手主導になることが重要だと思う。私はそこに座って見事な絵を描くことはできるが、最終的には彼らがその絵に納得して取り組んでくれる必要がある。彼らがそれを信じなければならないし、彼らのドレッシング・ルームがカギなんだと言い続けている。

彼らは毎日そこに入っていく。私はドレッシング・ルームには行かないよ。そこの環境が我々が成功するためのカギとなるだろう。彼ら自身によって動かなければならない。彼らが当事者であり、チームをリードする人間なんだ。この3人と、他の選手たちがそれを推進してくれることを期待しているよ。

talkSPORTでアンジ・ポステコグルーが語った言葉のすべて



――あなたはビスマをどのように変貌させたのですか?

(中略)

ビスは、私がここに来た最初の日からここにいたのでラッキーだったよ。選手たちの多くは代表戦でプレーしてプレシーズンの合流が遅れたが、ビスは初日からここにいたんだ。

私は彼を捕まえて、当時のトレーニング方法、最初の3~4セッションは主に若い選手たちとだったので、「君はこのグループのリーダーになれるよ」と言った。彼の能力についてはすでに知っていたが、彼のトレーニングを見ていると、それによって向上していることがわかったね。

翌朝、彼は遅刻したので、私は再び彼に、「リーダーは時間を厳守するんだ」と伝えた。そして彼はそれから大丈夫だよ。だから、そこには常に学ぶべき教訓があるんだ。彼とすべての選手たちにとって重要なのは、「言い訳をしてはいけない、ベストを尽くせない言い訳は許さない」と言える環境、枠組みを作ることだと思う。そうなれば、あとは彼ら次第なんだ。

talkSPORTでアンジ・ポステコグルーが語った言葉のすべて



2023/09/16


――ジェームズ・マディソンが月間最優秀選手に選ばれましたが、クオリティだけでなくリーダーシップにも満足していますか?

まさに、それが本当にうれしかったことだよ。彼はクオリティの高い選手なので、我々にとってはかなりリスクの低い獲得だったと思う。我々はそれを知っていたが、このフットボールクラブ全体を受け入れる姿勢、フィールド内外での貢献、リーダーシップ・グループの一員であること。選手たち全員とクラブ全体を受け入れる姿勢は、我々にとって素晴らしいものでした。

(以下略)

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――ウーゴ・ロリスは11年間クラブに貢献してきたが、夏に退団を希望していました。現在の序列は控えゴールキーパーなのか、それとも最後尾から這い上がる必要があるのでしょうか?

序列があると思ってるんだな、相棒。彼は選手だ。トッテナムの選手だよ。毎日トレーニングしており、他の人たちと同じように準備ができている。先週、先々週と今と何も変わっていない。選手がプレーする理由は、私が到達したい場所にチームを連れて行ってくれると信じているからだ。

チームの一員である選手たちは、自分たちがそのポジションの仕事をこなせるからここにいるんだよ。先発に入れなかった選手たちはその座を獲得するために一生懸命働き、チャンスを待つ必要がある。序列なんてないよ、相棒。鶏小屋はないんだ。家畜はじゃない。我々はただ頑張ってるだけなんだ。

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――ダビンソン・サンチェスを放出しましたが、センターバックの層が薄くなったことに懸念を持っていますか?

そのポジションの層が少し薄くなった言っても過言ではないが、同時にダビンソンにとっては彼が長期契約を獲得できる良い機会だとも思ったんだ。我々はこのチームを再構築し、変える必要があった。微調整だけでは意味がなかったんだ。我々は意味のある仕事をする必要があるが、それは1度の移籍マーケットだけで完了することはないんだ。

同じく重要なのは、1月またはその後の移籍マーケットで、そのポジションを強化するチャンスを掴むことだ。おそらくチーム内にもう一人のセンターバックが必要だと言えるだろう。ただし、我々にはそこでプレーできる多彩な選手がいる。

我々には若手のアッシュが加入しており、本当に熱心に働いているし、常に成長している。我々にとって、ある種の安全のためにダビンソンを引き留めたとしたら、機会を逃したことになるだろう。我々はこのチームを変え、このチームを再構築する必要があり、それがダビンソンの放出を許可した理由なんだ。

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――ブレナン・ジョンソンのファースト・インプレッションは?

彼を迎え入れるのは素晴らしいことだね。若いが、すでに良い経験を積んでいるという点で、我々にとって良いプロフィールだ。我々が連れてきた他の選手たちとよく似ているよ。彼がもたらすフットボールのクオリティは、我々がやりたいことと合致する。彼にはエネルギーがあり、スピードがあり、プレスが非常にうまく、ワイドなプレーヤーだがゴールを決めることができる。見立てでは、彼は我々の要求するすべての項目にチェックが入るね。

(以下略)

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――ジョンソンとクルゼフスキは全く異なるタイプの選手ですが、そのオプションが揃っているのが良いのでしょうか?

繰り返すが、私は同じポジションに同じタイプ選手を2人揃えるのは好きではない。私は選手が異なるクオリティをもたらすのが好きで、デキとブレナンはどちらもフロントハーフで複数のポジションでプレーできる異なる選手であり、それが我々が探している戦力だ。マノル(ソロモン)とイヴァン(ペリシッチ)を見てみると、異なるタイプのウインガーであり、ソニーもまた異なるタイプのウインガーで、ソニーとリッチーは異なるタイプのストライカーだ。

我々のミッドフィールダーを見てみると、皆が異なるクオリティを持っているが、その基本的な要素は我々のフットボールに適合する。時には試合の中で変化が必要で、違うタイプのウインガーが入るとチームの助けになることもあるし、試合ごとに相手によって違うタイプの選手が必要になることもあるし、それが彼が我々チームに本当に適していると思ったもう一つの理由だよ。

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――移籍マーケットが終わってから、ウーゴやエリックとその役割について話しましたか?

おそらく私は彼らと序列について話し合うべきかもしれないが、それは必要ないね。それをするということは、私がこれまで彼らを別の扱いをしてきたことを意味するからだ。私の観点からは何も変わっていないんだよ。選手が何かについて説明を求める必要性を感じている場合、私のドアは常に開いているが、私は何かについて彼らと個別に話す必要性を感じていない。

彼らはトッテナムの選手であり、プレー可能であり、初日から出場している。何も変わってないよ。

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見


――バーンリー戦ではアシュリー・フィリップスをベンチに置いていましたが、プレミアリーグで起用することに躊躇はありますか?

いや、それが我々が彼と契約した理由なんだよ。我々は彼には大きな可能性があると考えている。彼はプレシーズンの間はまだ加入しておらず、すべてを欠場したのでまったくプレーしていない。だから難しいが、U-21で何試合かプレーしており、素晴らしかったよ。

我々はどこかで彼を試合に出場させるように努めるが、毎日我々と一緒にトレーニングしているので、どんどんその日が近づいているのがわかるだろうし、起用する必要があるならそうするだろう。

シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見



所感


移籍市場が終了し、プレミアリーグの登録メンバーが確定したので、それに関連する質問が多くありました。


移籍市場最終日に獲得したブレナン・ジョンソンについて、
"he’s a wide player but can score goals."
と言っているのが興味深かったです。

フォレストでは中央で使われることもあったようですが、現状はサイドの選手と見られているようです。

今後の起用法に注目ですね。


コメントや質問もお待ちしております。



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