ドラマ君となら恋をしてみても 第1話「好きな人」

天が映る前に男女ペアが映るの何気ないけど「そうじゃない」天の導入として完璧では…?

セフレくんからのラインを見る天、ラインの内容と天の表情で相手とどんな関係でどんな感情を持ってるのかめちゃくちゃわかりやすくてすごい

一言目が「クラゲには感情がない だからきっと恋もない」ってモノローグで始まるの何度観ても「原作なら恋」が「ドラマなら恋」にアウトプットされる瞬間って感じで一気に引き込まれる

クラゲの水槽を見つめる天のシーンほんと凄いのでこれもう本当に続編でりゅあま水族館デート回収しなきゃダメです

改札に拒まれる天の描きかた天才すぎるて…………

からの大天才オープニング最高
映像も「きらめくきもち」もすごく良くて…最後のタイトルが原作なら恋の題字そのまんまでなんなら主演ふたりの名前もそうで…(わたしは勝手になら恋フォントって読んでる)

たる助さんが空を飛ばなかったのだけが唯一の未練というか心残りというか…いや建物がひしめくような狭い路地ならまだしもあの場所ではドラマのたる助は空飛べないのめちゃくちゃわかるから地上から来るのが大正解なんだけど

自分の名前名乗ってからの気まずそうな龍司くんめちゃくちゃ本当に気まずそうでおもしろい

龍司くんちが遠すぎて階段ばっかりで文句しか出てこない天かわいすぎ…と思ってたら見晴亭ついてそれ以上に饒舌になるのがめちゃくちゃ天でほんともう勘弁してほしかった

「当たり前って簡単なことじゃないし 龍司くんは胸はっていいと思うよ」
これ視聴者視点だと天が言うからこそのセリフなんだけど、この時点で龍司くんは天の事情をまったく知らないから龍司視点では100%自分だけに向けられた「当たり前って簡単なことじゃない、胸はっていい」なので、素直にこの数年間の自分自身への労いになったんじゃないのかなって思う
天のことをより知ってから言われていたらきっと受け取り方も変わってたんじゃないのかな

ドラマ版の天に用意された部屋のおばあちゃんちの少しばかりの家具や布団や収納場所の定まってない衣類から「仮住まい」な感じがしてそれがとても切ないんだけどでも天が引っ越すことになった状況がわかりやすく想像できてすごいなあ…

「一回で十分だわ」の言い方とても好き
「手のかかるお隣さんですね」の言い方もとても好き

おんなのこたちの「いまの山菅やばくない?」「惚れた~!」はさ、山菅龍司がガチ恋の対象にはならないからこそ言える「やばい」と「惚れた」なんだよな…

デートしよって言われたときの龍司くんの怪訝な顔めちゃくちゃ良い

アイスをひとりで先に食べてしまう、食べたかった方をわかってもらえてない、があったうえで選ばせてくれるの龍司くんはそんなことがあったなんて知らないし龍司くんにとっては妹弟が相手だったとしたら当たり前のことなのかもしれないけど天にとっては「自分が大切にされること」を実感できたわけで…いやそこ手首つかむの!反則では!

「ほんとだよ」のかお!!!!

真剣な顔の龍司くんと目が合って「別にそんな真面目にする話し…」から先が言えなくなって視線落として唇噛んでちょっと上目遣いで龍司くんチラ見してまた視線落としてって天が本当に良すぎる…本当に…1話の天って基本的に取り繕ってる天だけどここらへんは本来の天が見え隠れしてる

山菅龍司の「アッゴメンナサイ」きらいなひといない説

エンディングの「夜煩い」と場面写真は最高の余韻

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