はじまりのPENTAX
RYOとTERU。
共々御下がりのカメラから写真に触れ、
次第に自分達が惹かれる写りは何なのかを追求するようになった。
Netや情報誌、あらゆる媒体から、
感性に響く写りを探し、無作為にピック。
結果、作例が乏しいにも拘らず、
多く選ばれていたメーカーが、
" PENTAX "
他と比較して我々が特に強く感じた、
PENTAXの画の個性。
* 立体感
* 臨場感
* 空気感
* 透明感
* 生命感
* 色彩
挙げた其々の要素が、
時折り、画に 情感 を乗せる。
"官能表現"
スコアによる優劣論の土俵に立たない、
感覚的な評価に基づく、孤高の画作り。
その哲学はプロダクトにも。
ファインダーの見え味、グリップの握り心地、
シャッターの感触、直感的操作性、堅牢な体躯。
其々が素晴らしい。
PENTAXは、
人の感覚に重きを置いている。
写真に、"記録する" 以上の価値を求めた時、
人の営みや様々な事象が内包するドラマ性に、
きっとシャッターを切らされるだろう。
観て、感じ、写す という行為に没入させる、
レフ機 が齎す 感性の鮮鋭化。
つまり、結果だけでなく、
プロセスにも価値があると言えるし、
PENTAXはそう考えているのだと思う。
過程を"愉しむ"事を等閑にし、
現代社会は、
結果至上的価値観を主流に邁進した。
徹底的に高効率化、生産性の優劣が重要だと。
それを全て否定する気はない。
だが、
色気の無い、残酷な側面を持つその価値観は、
寛容さを失わせ、閃きや創造力を抑えつける。
そんな今日において、
PENTAXは異彩を放っている。
数在るカメラブランドの中から、
感性でPENTAXを始めに選んだ事を、
我々は誇りたい。
人間臭く、愉しむ心を尊ぶブランド
PENTAX
ただし、癖は強い
…..癖は強い!
✒︎RYO