【アレンジレシピ】買いすぎたスナック菓子の消費方法【決定版】
こんにちは、ライターの明坂です。
皆さんはよく「お菓子買いすぎたなあ……」と思うことありませんか?
僕はよくあります。
こんな感じで。
今回は、この買いすぎたポテトチップスを飽きずに、より美味しく消費できるアレンジレシピに挑戦したいと思います。
皆さんもポテトチップスを買いすぎた際には、ぜひお試しください!
※補足※
・今回紹介するレシピは、僕のイマジネーションから生まれたものです。皆さんのお口に合うかどうかの保証はできません。予めご了承ください。
・筆者は調理のプロではないため、ところどころユニークな調理方法が出てくるかもしれません。優しい心で見守っていただけますと幸いです。
本日の献立
はじめに、本日のメニューをご紹介します。―――――――――――――――
【アレンジレシピ6種】
・ザクザク衣のカラアゲ
・チーズがのび~る ポテチアリゴ
・みたらしソースたっぷりのいももち
・ピリッと胡椒のジャーマンポテト
・ポテチビシソワーズ
・パリパリポテトサラダ
―――――――――――――――
食卓の定番であるカラアゲから、メイン料理のつけあわせにピッタリのアリゴまで。
ポテトチップスを使って様々な料理にチャレンジします!
また、今回のレシピは砕いたポテトチップスを使用します。
あらかじめポテトチップスを叩いて、細かくしておきましょう。
これを
こんな感じに!
ポテトチップスの細かさはお好みで調整してくださいね。
それでは、さっそく作っていきましょう!
衣がポテトチップス!? ザクザク衣のカラアゲレシピ
1品目は「カラアゲ」。
ザクザク食感にするため、よくおせんべいとかを砕いて衣に使用する方も多いのではないでしょうか?。
今回はその衣にポテトチップスを使っていきます!
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・ポテトチップス 3つかみ
・鶏むね肉 1枚(250g)
・A マヨネーズ 小さじ2杯
・A しょうゆ 小さじ3杯
・A 料理酒 小さじ3杯
・A おろしにんにく 小さじ1杯
・A おろししょうが 小さじ1杯
・サラダ油 適量
―――――――――――――――
今回は鶏むね肉で作りましたが、もも肉やささみなど、お好きな部位で作ってもおいしく仕上がりますよ!
▼作り方
① 鶏肉を切る
鶏むね肉は大体ひとくちサイズに切りましょう。
💡ポイント
・今回は衣にポテトチップスを用いるので、仕上がりが油っぽくなります。もし可能なら、皮は剥いで、別の料理に使用しましょう。
※僕は鳥皮ポン酢にしました。
大体こんな感じでOKです!
② 鶏肉に下味をつけます
先ほど切った鶏肉とAを袋に入れ、味がしみるよう揉みこみます。
よく揉んだあとは、15分~20分ほどおいてください。
💡ポイント
・マヨネーズはがうまく混ざらないことがあるため、結構しっかり揉みこみましょう!
・鶏肉にしっかりマヨネーズが染みると(明坂の感覚では)ジューシーな仕上がりになります。
③ 衣をつける
いよいよポテトチップスの登場です!
まず、ボウルに砕いたポテトチップスを出します。
下味をつけた鶏肉をボウルに入れ、ポテトチップスをまぶしてください!
💡ポイント
・ポテトチップスが粗いと鶏肉につきにくいです。できる限り細かく砕くことをおすすめします。
④ 鶏肉を揚げる
鶏肉にポテトチップスをまとわせたら、鶏肉を揚げましょう!
フライパンにサラダ油を多めに入れ、揚げ焼きにします。
💡ポイント
・揚げている間、鶏肉にはあまり触らないでください。ポテトチップの衣が取れてしまいます。
・ゆっくりひっくり返しながら両面を揚げ、きつね色になったら取り出しましょう。
⑤ 完成!
温かいうちに、ザクザク食感のカラアゲをお楽しみください!
若者に大人気! チーズがのび~る ポテチアリゴ
2品目は「アリゴ」。
少し前に別のスナック菓子のアレンジレシピで流行りましたよね!
アリゴはもともとフランスの郷土料理で、肉料理の付け合わせとして一緒に食べられているそうです。
今回はじゃがいもの代わりに、ポテトチップスを使用したレシピをご紹介!
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・ポテトチップス 4つかみ
・よくさけそうなチーズ 1本
・ピザ用チーズ お好みの量
・お湯 ポテトチップスが浸る程度
―――――――――――――――
ポテトチップスとチーズの分量は基本的に自由です!
皆さんが作るときは、お好きな配分で作ってみてください。
また、よくさけそうなチーズは細ければ細いほどよく混ざります。
事前に細かくさいておくと良いですよ!
▼作り方
① 材料を合わせる
用意したチーズをポテトチップスに乗せます。
その上から、ポテトチップスが浸るくらいのお湯を注いでください。
💡ポイント
・お湯を入れすぎるとアリゴの仕上がりがゆるめになります。大体ポテトチップスが浸るくらいを目安にしてくださいね!
② 数分待つ
ボウルにラップをかけ、ポテトチップスがふやけるまで数分待ちましょう。
こんな感じでラップをして
これくらいチーズがとろけていたらOKです!
💡ポイント
・チーズがなかなか溶けない場合は、少しだけお湯を足してから電子レンジで温めてください!
③ 完成
ポテトチップスがふやけて、チーズが溶けたらボウル内の食材を混ぜてください。
ポテトチップスの形がわからなくなったら完成!
チーズたっぷりのポテトチップスアリゴを楽しんでください。
※完成写真を撮り忘れました。実食のタイミングで確認できるので、良かったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです🙇
💡ポイント
・お湯を入れすぎるとアリゴの仕上がりがゆるめになります。大体ポテトチップスが浸るくらいを目安にしてくださいね
お子さんも大好き! みたらしソースたっぷりのいももち
3品目は「いももち」。
今回はポテトチップスをジャガイモの代わりに使うため、砕いた状態から丸くする必要があります。
味の決め手はみたらしソース!
お子さんも大好きな甘辛いソースをかけて召し上がれ♪
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・ポテトチップス 4つかみ
・片栗粉 大さじ1杯くらい
・お湯 ポテトチップスが半分浸るくらい
・サラダ油 大さじ1杯くらい
・A お水 グラス半分くらい
・A しょうゆ 小さじ1杯くらい
・A みりん 小さじ2杯くらい
・A さとう 小さじ1杯くらい
・A 片栗粉 小さじ2杯くらい
―――――――――――――――
みたらしソースの分量はフィーリングです。
皆さんが作るときは、お好きな配分で作ってみてください!
※今回は「やさしい甘さ」くらいのお味でした。
▼作り方
① ポテトチップスをこねる
砕いたポテトチップスとお湯をボウルに入れてこねます。
お湯が熱いうちはスプーンなどで混ぜてください。
スプーンで混ぜるとポテトチップスをつぶしやすいですよ!
💡ポイント
・お湯は熱すぎるとやけどしてしまいます。温かいお風呂くらいの温度がおすすめです。僕は沸騰したお湯を入れた直後に手を突っ込みました。真似しない方が良いです。
② 片栗粉を加えてこねる
ポテトチップスがひとかたまりになったら、片栗粉を加えてこねましょう。
よくこねて、もちもちするくらいまでこねてください!
片栗粉を雑に入れても……。
よくこねれば大丈夫!
全体的にもちもちとしてきたらOKです!
💡ポイント
・片栗粉はだまにならないよう気を付けてください!
・いももちがパサパサしてきたら、適宜お湯を加えて調整しましょう。
③ 成形する
片栗粉を入れてもちもちしてきたら、丸く成形します。
大体500円玉くらいの大きさが食べやすくておすすめです。
💡ポイント
・強い力を加えると形が崩れてしまいます。優しく転がしてあげてくださいね!
・成形している間、とんでもない量の油がでます。適宜クッキングシートなどで手を拭いてください。
④ いももちを焼く
いももちを500円玉くらいに丸めたら、焼いていきます。
こんがりきつね色になったらひっくり返して、反対側を焼いてください!
両面焼けたらお皿に盛り付けましょう。
💡ポイント
・いももちからも油が出ます。サラダ油が多すぎると感じた際は、クッキングペーパーで拭き取ってください!
⑤ みたらしソース作り
いももちが焼けたら、みたらしソースをつくります!
Aをすべてフライパンに入れ、かき混ぜながら加熱してください。
可能なら、これくらい躍動感がある(?)としっかり混ざります
💡ポイント
・かき混ぜている手を休めるとソースにムラがでます。とろみがつくまで休まず頑張りましょう!
・かき混ぜ続ける自信がない方は、あらかじめ片栗粉をお水にといてから加えても問題ありません。
⑥ 完成
こんがり焼けたいももちにみたらしソースをかけて召し上がれ!
とろとろのソースがいももちによく絡んで美味しいですよ!
※いももちも完成写真を撮り忘れました。実食のタイミングで確認できるので、良かったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです🙇
ほくほく食感がたまらない ピリッと胡椒のジャーマンポテト!
4品目は「ジャーマンポテト」。
いももちと同じ要領でポテトチップスを丸く成形するところがポイントになります!
また、ジャーマンポテトといえばソーセージが欠かせません!
お好みのソーセージも一緒に用意してくださいね。
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・ポテトチップス 5つかみ
・お好きなソーセージ 好きな分だけ
・お湯 ポテトチップスが半分程度浸るくらい
・サラダ油 小さじ1杯くらい
・粗挽きコショウ 好きな分だけ
・塩 小さじ1杯くらい
―――――――――――――――
今回のジャーマンポテトはコショウが効いた大人の味にします。
皆さんが作るときは、お好みの量に調整してくださいね!
▼作り方
① ポテトチップスをこねる
砕いたポテトチップスとお湯をボウルに入れてよくこねます。
お湯が熱いうちはスプーンなどで混ぜてください!
お湯は大体これくらい入れます!
💡ポイント
・ポテトチップスの食感を残したい方は、あらめに砕いたポテトチップスを使ってくださいね!
② 成形する
ポテトチップスが水をよく含んだら、丸いボール状に成形します。
おおよそ一口で食べられる大きさにしましょう。
コロコロしていてかわいいですね!
これだけ小さいと、パクっと口に入っちゃいます。
💡ポイント
・強い力を加えると形が崩れてしまいます。優しく転がしてあげてくださいね!
・この料理もとんでもない量の油がでます。適宜クッキングシートなどで手を拭いてください。
③ 材料を焼く
ソーセージとポテトを焼いていきます!
始めにソーセージをボイルして、水気がなくなったらポテトを加えてください!
焼いている途中に塩コショウで味を整えてくださいね。
ソーセージはボイルすると皮がパリパリになりますよ!
💡ポイント
・長いソーセージはあらかじめ半分に切っておきましょう。ポテトとサイズが同じくらいだと食べやすくなります。
・ポテトからも油が出てくるので、油のひきすぎには注意してください!
④ 完成
ポテトとソーセージに焼き目がついたら完成。
お芋とお肉の相性は抜群です!
ぜひポテトとソーセージを一緒に食べてください!
※ジャーマンポテトも完成写真を撮り忘れました。実食のタイミングで確認できるので(以下、略)
ポテトチップスを使った冷製スープ? ポテチビシソワーズ
5品目は「ビシソワーズ」。
ビシソワーズはじゃがいもを使った冷たいスープです!
本来であればじゃがいもと玉ねぎを使いますが、今回はポテトチップスのみで作っていきます!
大量消費にも向いている優秀なメニューです。
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・A ポテトチップス 6にぎりくらい
・A 牛乳 コップ1杯
・A コンソメ 大さじ1杯
・粉チーズ 大さじ3杯
・バター 5g
―――――――――――――――
今回はマーガリンをバターの代わりに使いました!
粉チーズはたくさん入れるとスープ感がなくなるので気をつけてください。
▼作り方
① Aを鍋に入れ、火にかける。
バターと粉チーズ以外の材料を鍋に入れます。
ミルクはポテトチップスが8割程度浸るくらいまで入れてください。
中火でゆっくり煮ます。
💡ポイント
・できる限りポテトチップスをふやかしたいので、よく混ぜてください。
② 粉チーズとバターを入れて煮込みます
鍋の中がふつふつと沸いてきたら弱火にして、粉チーズとバターを入れましょう。
そのままゆっくりかき混ぜてください。
これくらいトロトロしている状態がおすすめです
💡ポイント
・水分が蒸発してきたらミルクを追加してください。
・再度スープが沸いてきたら味見をしましょう。このときに塩やコンソメを追加して、自分好みの味にしてください。
③ 完成
味を整えたら、あら熱を取って冷蔵庫で保管しましょう。
冷たくなったら、ポテトチップスのビシソワーズの完成です。
※ビシソワーズも完成写真を撮り忘れました(以下、略)
いちんばん手軽! パリパリポテトサラダ
最後のメニューはサラダ!
アレンジメニューの定番ですね!
このメニューはとっても簡単なので、サクッと説明します。
▼材料(2人分)
―――――――――――――――
・ポテトチップス 好きな量
・お野菜 好きな物を好きな分だけ
・ドレッシング お好みの物を好きな分だけ
―――――――――――――――
▼作り方
① 砕いたポテトチップスを野菜にまぶして完成!
お好きな野菜にポテトチップスを振りかけるだけで完成です。
お手軽ですね!
ポテトチップスのフレーバーによって合うドレッシングを選ぶのも楽しそう!
パリパリ美味しいサラダを召し上がれ♪
💡ポイント
・特にありません! 思うままに作りましょう!
※サラダも完成写真を(以下、略)
いざ、実食!
今回ご紹介したアレンジレシピ6品をワンプレートに盛り付けてみました!
こんな感じに!
サラダ・スープ・メインのお肉まで、様々なポテトチップス料理ができあがりました!
約700グラムのポテトチップスだけで4,500キロカロリーなので、超ハイカロリーなプレート……(笑)
※ポテトチップスの種類によってカロリーは異なります。
それでは実際に食べてみたいと思います!
まずは唐揚げ。
ザクザク食感が美味しい!
ポテトチップスのおかげで、ガツンと塩味×ジュワッとオイリーな仕上がり。唐揚げをスナック感覚でいただけます。
塩分を控えたいときは、下味の調味料を少なくしてもよさそうです。
今回は一般的なポテトチップスを衣に使用しましたが、堅めのチップスを使ったらよりザクザクするかもしれません。
次はアリゴ!
結構想像通り!
怒られてしまうかもしれませんが、マッシュポテトとチーズをいい感じに混ぜたような料理になりました!
ほんのり塩味なので、肉料理の付け合わせにおすすめです。
今回はポテトチップスを荒めに砕きましたが、もっと細かくしていたら、より本物に近い感じになるかもしれません。
3品目はいももち!
一般的ないももちと比べたら、あまりもちもちはしてないかもしれません。割とおいもの食感が強めの印象です。
ソースはほんのり甘め。うす塩味でオイリーないももちにマッチしていて、あまじょっぱくて美味しい仕上がりになりました!
4品目はジャーマンポテト。
ソーセージとの相性バッチリ!
やっぱりお肉とお芋の組み合わせは最高ですね。
お芋が油っぽくなりやすいので、バジルやパセリのような香草を入れても美味しそうです。
元がポテトチップスなので、本物のジャガイモとは食感が違います。
ジャーマンポテトを食べ飽きてきたときの変わり種としておすすめです!
5品目はビシソワーズ。
これは美味しい。
程よくポテトの食感が残っていて、おかずになるスープに仕上がりました。コンソメ、チーズ、マーガリン以外の調味料を入れていないのに、十分美味しい。
サラサラとしたスープを飲みたい方は、裏ごしをしてから召し上がってください!
また少しオイリーな料理なので、冷えると固まりやすいです。余ったスープは後日グラタンなどに使ってもいいかもしれません!
最後の料理はサラダ!
救い。
どのメニューもオイリーだったので、生野菜のさっぱりとした味が嬉しいです。体が喜びます。
野菜のシャキシャキ感と、ポテチのパリパリ感のバランスがとてもよく、食べていて楽しいメニューです!
1番手軽で最もヘルシーなのでおすすめです!
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
どのアレンジメニューも美味しかったので、皆さんも気になるレシピがあったらぜひ試してみてください!
ただ、いっぺんに大量消費してやろう、という気持ちで挑むのはオススメしません。
僕はこの企画のためにポテトチップスを実質700g食べました。体が油を拒否して、しばらくお蕎麦しか食べたくありません。この記事を書いている今も烏龍茶で油を流そうとしています。
こういうチャレンジはわざわざやるもんじゃないですね。皆さんは、ポテトチップスをもらいすぎたり、食べ残しちゃってどうしようもなくなったときにやってください。
せっかくなら、美味しいものは美味しいうちに。ポテトチップスをそのまま食べられるなら、ぜひそのまま召し上がってくださいね。
執筆:明坂凉汰