35歳、はじめての転職活動~サイバーセキュリティの専門家を目指して。~(Episode.1 初動)

どうも、はじめまして。

Roy(ろい)と申します。
はじめて、ブログを書いてみることにしてみました。
仕事のこと、プライベートのこと、問わず、発信してみます。
(万が一身バレしてもよいように、業務上の細かいことは書かないよう、倫理観を持って書きます。)

最初のネタは・・・

転職活動です。
昨年、人生ではじめて転職をしました。
この経験やその時に考えたことを、どこかにまとめておきたい、とずっと思っていました。
その理由は、この転職活動で自分の人生の基本方針が定まったような気がしたので、今後何かに迷った時に振り返れるように、と思ったことと、これをどこかの誰かが見て何かの参考にでもなってくれたりしたら、どことなく良いなと思ったからです。
前置きが長くなったので、そろそろ本題に移ります。

っと、その前に。
以降を色々書いていたら、転職活動本格化するまでの文章で、とっても長くなってしまったので、ひとまずEpisode.1として、公開してみちゃおうかなと思います。
追って2、3と書いていこうかな、と。
では、はじめます。

これまで何をやってきた人?

不動産関連の事業会社にて、新卒から13年間勤めていました。
営業を希望して入社したと思ったら、情シス配属。(青天の霹靂。)
パソコンは、年賀状や大学のレポートで触る程度のITド素人だった私ですが、ヘルプデスクやらPC運用管理やらからはじめ、インフラまわりをちょこっとかじらせてもらい、4年ほどで本業よりの管理部門を希望し、異動となりました。
ところがどっこい、某教育系の例のセキュリティインシデントをきっかけに「うちは大丈夫なのか?」問題が勃発し、たった1年半ほどで、情報セキュリティマネジメント部門の立ち上げに携わることになりました。
そこから7年ほど、セキュリティの推進や統制の仕事に従事していました。

なぜ、転職しようと思ったのか?

元々不満体質な私ですので、最終的に周囲に退職を伝えた際には「いつか辞めると思っていた」などと言われましたが、転職活動を自分が本当にやっちゃうなんて、正直自分自身思っていませんでした。(小心者なので。)
では、なぜ、転職しようと思ったのか。

「価値観の相違」

これが最大のポイントでした。
具体的には「命」「働き方」「セキュリティ業務」。
この3つに対する価値観が、会社と大きくズレていることに「窮屈感」で一杯になってしまったのです。

転職活動開始のきっかけは?

とは言え、前途の通り、小心者の私ですから、そんな急激に、猛烈に、スルスルっと転職活動に邁進したわけではありません。

きっかけは、3段階ありました。

① 上司のビズリーチ登録発言

最初は、2021年春、上司が「ビズリーチでも登録しようかなぁ」と呟いたこと。(何かあったんだろうと思います。)

それを耳にした日の帰りに、なんとなく、登録してみました。

本気度は全くなかったのですが、所謂スカウトメールとやらが大量に送られてきて、企業から直接来た、なんとなく興味があるHR系のカジュアル面談を初めて受けました。

「あぁ、これは、なかなか面白い。」
「タダだし、時々話聞くのは、社会勉強にもなるし、いいな。」
「自分の市場価値なんかも知れて、いいかもしれないな。」

そんなことは思いましたが、応募までには至りませんでした。

② 社会人の大先輩からの勧め

次は、2021年の秋頃、同じチームに前年に入社した60代の方から、こんな言葉をもらいました。(名の知れた企業で部長職等も経験されていたような方。)

「あなたは、他でもやっていける。」
「外の人と会話してみた方がいい。」
「コンサルになった方がいい。」

単純に、嬉しかったですし、ちょっと、調子に乗りました。
そんな時に、超大手のゼネコンからカジュアル面談のお誘いがあり、本当にカジュアルに面談しました。
CSIRTの体制の話も聞けたし、会話の感触もよかったし、安定した収入も見込めると思い、初めて実際に応募してみることにしました。

「応募したいです。」と先方に連絡すると、数日後に、なんと、びっくり、あっけなく、お断りのメールが届きました。(伝わっていないかもしれませんが、書類すら送っていません。)

「慎重に検討した結果、
 最適なポジションを用意できませんでした。」と。

「え?面接じゃなくて、カジュアル面談だったんでしょ!?」

実際は、本当にカジュアルになんて臨んではいけなかったのです。(これは、これで、いい経験でした。)

それ以降、2022年に入ってから、カジュアル面談からの応募を2件経験し、それぞれ書類選考と一次面接で、あっけなく、不採用となりました。(とは言え、本気度が足らなかったことは自覚していたので、仕方ないと思います。)

③ 家族のコロナ罹患とテレワーク

最後は、所謂トリガーというやつです。
家族が新型コロナに罹患し、私は濃厚接触者。
それまで、幾度となくテレワークの提案や要望を出しつつも、テレワークは認められませんでしたが、この時、すんなり家にパソコンが送られて「自宅で仕事を。」となりました。(仕組み的には、ずっとできる状態でしたが、あくまでも「緊急時用」とのことで、正式なテレワークは認められていませんでした。)

ここで、私はトリガーを引きました。

この場でオープンにするようなことではない、他の事情・背景も諸々あり、前途の「命に対する価値観の相違」への思いが暴発してしまったのです。

ちなみに、それまではテレワークが認められないことは、かなり不満に、窮屈に思っていましたが、トリガーを引いた時点では既に不満ではなく、価値観が違うと感じ、

「あ、もう、他行った方がいいかも。」

と、自然と思うようになりました。


ここから、私の転職活動が本格化したのでした。
次回、Episode.2では、転職活動中に頑張った、考えた、あれやこれ、なんかを書けたら、と思います。お楽しみに。

では、またお会いしましょう。ごきげんよう。

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