ガネーシャライフ -Day1-
今日から、ガネーシャの課題が始まる
わくわくと不安が入り混じる中
僕は本を開いた。
新たな物語が始まった。
さあ行こうか。
最初の課題
今回の夢をかなえるゾウは、
これまでと違うタイプの主人公だった。
ネタバレになってしまう可能性もあるので、課題以外は極力物語の内容を出さないように記事を進めることにしよう。
4作目の最初の課題は、
「健康に良いことを始める」
正直、健康に良いことと言われてもパッと浮かばなかった。
とりあえず僕はいつも通り仕事に出かけた
いつもと同じ電車、同じ顔触れ
同じ駅で降り、同じ場所に向かう。
(ああ、今日も一日が始まった)
そう思いながら歩く。
職場につき、先輩方とあいさつを交わす。
この朝の何気ない会話と、夜の業務終わりの会話が
僕は一番好きだ。
(今日も一日がんばろう)
そう思えてくる。
実はこの日、
僕は仕事中に”健康にいいこと”を見つける作業をできなかった。
頭の中からすっかり消えていた。
帰りの電車である事件に遭遇するまでは。
仕事終わりの電車の中で
仕事が終わった僕は、いつも通り地下鉄に乗り
梅田駅でJR線に乗り換えた。
エレベーターの近い車両のシートに腰掛け
音楽を聴きながらスマホを見ていた。
その時
近くのドアから言い合いをしている男たちが数人入ってきた
(ケンカかな?)
そう思いながら、片耳のイヤホンを外して話を聞いていた。
どうやら一人の男が、複数の男に歯向かっているようだ。
僕はしばらく聞いていたが
一人の方の男がよく分からないことを言っているだけだったので
イヤホンを両耳につけなおそうとした。
その時
「私服」「職質」
という二つのワードが耳に飛び込んできた。
私服警官が、男を職質してるのかな…?
そう思って周りをよく見ると、ポケットから黒い無線機のコードのようなものが出ている人が何人もいた。
まさかの、予想が当たったのだ。
私服警官たちは
どうやら男をどこかへ連行している途中らしい
テレビで見る「警察24時」みたいな光景に僕は釘付けになっていた
そして、最前線で男と接触している一人の私服警官を見て
僕はかっこいいなと心底思っている自分に気が付いた。
普段からしっかりと訓練しているであろう身体つきと
一歩も引かず凛々しく立つその姿は、昔見ていたテレビの中のヒーローのようだった
所作だけでオーラを放つ、そんな人になりたいと強く思った。
僕は、その時ようやく思い出したのだ。
”健康に良いこと”を考えなければいけないことを
でも、それと同時に答えは出た。
「筋トレをしよう」
最近ほとんど運動していなかった僕は
筋肉が落ち、見た目にも分かるくらいガリガリになっていた。
筋トレは健康にも良いし、なによりあの警官のようになるには
こんな軟弱な身体じゃだめだと思った。
家につき、早速お風呂の前に筋トレをした。
メニューは、アスリート時代に家でやっていたメニューをそのまま
さすがに衰えすぎていて、同じ回数はできなかったが
少し減らしてやりきった。
なんだか清々しかった。
心もスッキリしたような気分になった
これは、継続したら心も身体も変化が出るかもしれない
明日からも継続してやっていくことを誓った
ガネーシャの課題は、いつも手を付けやすい
そして、やった先に新たな発見が必ずある。
おもしろい
明日からの課題がますます楽しみになった
今日も本を読んで、明日に備えるとする。
また、楽しみにしていてください。
少し、文章がいつもよりスムーズに書けず
ぐちゃぐちゃな文章になってしまいましたが
最後まで読んでくださりありがとうございました!
世界を変える男 宮本玲也
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