20220917障害競走予想
良馬場の中京3300mはホッコーメヴィウスが一番得意とする条件の可能性が高く、一昨年の未勝利戦(中京3000m)でのパフォーマンスがすでに重賞クラスといえる内容だったことからも、前走激走の反動がない限りはまず最有力候補になる。今回先行争いについても逃げたくないアルーフクライだったり、逃げたいナギサがそこまで速い馬ではなく外枠に入ったのもあって、ゲートミスだったりのアクシデントがない限りは展開的にはかなりの可能性で逃げが濃厚だし、前半のペースが極端に早くなる可能性はかなり薄い。自分の形に持っていければ後方の馬の押し上げをいなせる可能性も非常に高いし能力を発揮できればレコード勝ちまで視野に入る。ただ他の馬よりは反動が出やすいタイプの馬だとも思うので、2倍や1倍台で単勝に賭けるのはやや分が悪い賭けのような気もしているし、馬券の構築は難しくなりそう。テリオスルイは近走は不利も多く、前走からの上積みを考えればここでパフォーマンスを上げる可能性が非常に高い馬で、特に新潟でのレース内容は非常にレベルが高い。ゲートの出は気になるものの二の足は早いので先団付近に取り付ける可能性は高く、内に収納しても飛越が乱れず折合いもつけれる馬だし、内枠を引けたのが良い。ロスなく立ち回ればチャンスはありそう。
メイショウアルトは正直推奨するか悩んだが、他の馬の影響を受けにくい最後方からの競馬になり、他の馬が動くタイミングで動けなさそうなのが逆に良さそうという基準でチョイス。とにかくホッコーメヴィウスを負かしに行く馬が複数いればそれだけで展開が向きそう。上がり能力は高いものがあるし、外枠でもどっちにしろ一番後ろ付近を走るので気にしないでもよさそうだし、距離は絶対に伸びたほうが良いタイプ。キャリアが浅く中京が向くタイプではないが、今回展開利が見込めるのと上がり能力を買って。早めに動く馬はとしてはテイエムクロムシャ、アルーフクライ、ザメイダン辺りになると思うが、この中で一番打点が高そうなのがザメイダン。過去のレースを見ても長く良い脚を使うタイプで、中京を経験しているのは大きいし、コーナー障害も苦にしない。骨折明け2戦目でパフォーマンスが戻ってきていればという注釈はつくものの手戻りの鞍上とのコンビを考えればここでパフォーマンスを上げてきても不思議は無さそう。テイエムクロムシャは明らかに距離が長いので長いなりの乗り方ができるかどうかで不安があるし、押し出される2番人気で旨味も少なく買いにくいのが正直な所。前に寄せるなら相手に入れてもいいとは思うが・・・アルーフクライはオープンのペースは対応できそうも置き障害のペースと併せて一気に求められるものが大きくなる上、過去の未勝利でも上がり40秒を切ってないのは平地力を考えれば違和感もある。先々はわからないがここで走ってくるようだとポテンシャルは非常に高い馬になる。ゲインスプレマシーはどちらかといえば自分から動きたいタイプの馬だが、この枠を引いてこの騎手で枠を無視した競馬をイメージするのがやや難しい。スタートが良い馬ではないので、テリオスルイを目標にしてじっと我慢するような競馬をしてくるのでは。マイネルプロンプトはスタミナ勝負に持ち込めるような展開になり、内枠でインベタという乗り方であれば飛越の差で馬券になっても個人的には不思議ではないと思っている。セデックカズマは上記に上げたインを通りたい馬からなんとかインを取りたい馬のはずで、中京適性はあるもののその点を不利に感じるので相手にいれつつも今回は少し評価を落としたい。ナギサはTwitterに書いた通り。ブレッシングレインは飛越がまだまだ下手で勝った前走でもお世辞にも良い飛越ではなかった。まだキャリアが浅いし、無理やり飛んでくる感じもあるので距離延長ももう少しうまく飛べるようにならないとロスが大きく難しいのでは。状態面でも前走より良くないと言っているし大外枠。嫌う条件が多い。