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実家滞在4日目。
朝からどんより曇り空。寒い。
エアコンも床暖房もフル稼働。
・・・
昨日、「富士日記(下)」を読み終えた。
最後の方は胸が詰まってしまって休み休み読んだのだけれど、とうとう終わってしまった。
それで切なくて、切なくてどうしようかなと思って、今日は水本アキラ「武田百合子『富士日記』の4426日 ①」を読んだ。
これがとても面白くて、とりあえず切ない気持ちに蓋をして、また最初から「富士日記」を楽しむつもりで読んでいる。
それで夜、読み終えた。
引用された箇所を読んでは、"そうそう、こんなことあったよね"とか、"この箇所は私も好きだったなぁ"なんてニヤニヤ。日記から派生していくエピソードも楽しい。
この本を読んでいたら武田百合子の「犬が星見た」、武田泰淳の小説や随筆、武田花のエッセイなどなど、ことごとく読みたくなってしまった。
「富士日記」愛好家の必読書ではなかろうか。
明日は②を読もう。