行政書士受験生、そして行政書士開業を目指す方へ。実務経験なし即独立行政書士が開業前に読み漁った書籍たち。
こんにちは。白百合行政書士事務所 りこ です。
今回は、わたしがほぼまっさらな状態から行政書士を開業するにあたって買い漁った書籍、そしてその感想をまとめました。
まだまだたくさんありますが、ひとまず個人的に印象に残ったものを挙げてみます。
1.駆け出し行政書士シリーズ。
行政書士を開業するにあたっては最も鉄板なシリーズだと思います。
行政書士ができる、扱う主な業務の概要や内容がとてもわかりやすく書かれています。
開業したいけど、まず行政書士がどんな仕事をしているのかわからない…
まずは仕事の内容をざっくりでいいから知りたい!
そういった方にはとてもオススメです。
2.行政書士こうすれば開業・経営は成功する。
行政書士の詳しい開業方法から報酬の決め方などのマネタイズ方法、営業方法などが子細に書かれています。
もちろんこのようにうまくいくかどうかというのはちょっと疑問が残りますが、開業にあたってやる気にブーストをかけてくれる珍しい書籍です。
とにかく夢が広がります。
少し古い本ですが、一読の価値はあると思います。
3.行政書士ハンドブック。
行政書士としてお仕事をしていくにあたって、1冊は持っておいた方が良いと思われる本です。
行政書士としての規範から事務所運営のノウハウ、報酬金額表まで充実の内容です。
また主に許認可業務ですが業務内容別に詳細な申請方法、注意点などを法律的な観点から解説してくれます。
他の書籍よりも固い文面で書かれているので、実際の役所などの手引きを読む際の予行練習ともなると思います。
4.実務家のための100の実践事例でわかる入管手続き。
入管業務をやりたい!でも実際どんな案件が来るの?といった疑問に答えてくれる1冊です。
とてもわかりやすく、読みやすく実際の事例と共に入管の案件を解説してくれるので、負担になることなくさっと読むことができます。
また、勉強としてでなく読み物や知識、教養としてもオススメです。
5.外国人就労のための入管業務。
こちらも入管関連ですが、非常に参考になるので掲載しました。
入管案件に関する業務の流れから申請書類、具体的な在留資格別の申請方法などがとても読みやすい文章で解説してあります。
初心者でも難なく流れを頭に入れることのできる構成です。
また、刊行間もないので入管に関する最新の状況を知ることができるというのも大きな利点です。
つい先日に、実践編も刊行されたので入管業務をメインとしたい方にはぜひオススメします。
6.実務直結シリーズ。
非常にライトで読みやすいシリーズです。
開業準備実践講座は、行政書士の開業に関してのイメージを掴むにはちょうど良いボリュームとなっています。
また下記の実務家養成講座では、実務についての流れ、必要書類などが非常にコンパクトにまとめられています。書籍自体も厚くなく、持ち運びしやすいのも利点です。
読みづらいのは嫌だけど、しっかり実務の内容は学びたい!といった方にはぜひオススメのシリーズです。
7.行政書士の実務シリーズ。
こちらはどちらかというと開業というよりも実務本ですが、やりたいジャンルの業務が何となくお決まりの方でしたら非常にオススメのシリーズです。
具体的な申請書類の作成方法、書類のサンプルが掲載されているのでとてもイメージがつきやすいと思います。
実務や経験に重点を置いてあるので、他の書籍にあるような「何となく流れはわかったけど、具体的にどんな書類を扱うの?」などといったふわっとした理解ではなく業務内容をしっかりと掴むことができます。
まだまだご紹介したい書籍はたくさんありますが、ひとまず行政書士として開業するにあたって役立つスタンダードな書籍をまとめました。
これが、これから行政書士を開業する方々のお役に立てれば幸いです。
番外編。実際に実務で役立った書籍。
番外編で、わたしが実際実務に役立ったり個人的にオススメな書籍をご紹介します。
3時間でわかる!図解 民法改正。
法律家として必ず頭に入れておかなければならない民法改正、その内容。
こちらの書籍では旧法、新法を図を使いながら比較しわかりやすく解説してくれていますので、一読の価値はあると思います。
許認可手続きと申請書類の書き方。
こちらの書籍は具体的でとても助かります。
こちらもシリーズがありますので、業務内容に合わせてぜひ。
契約書式の読み方、つくり方。
契約書作成においてお役立ちの1冊です。
契約内容それぞれのテンプレートや注意点が記載されているので、複雑な契約書でなければこちらで対応できるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
この記事が、行政書士試験に合格して開業したいけどどうしたらいいかわからない。どう実務を勉強すればいいの?といった方の参考になれば幸いです。
また、受験生の方もこのような書籍でぜひ行政書士というお仕事のイメージを膨らませてみてください。
◆「りこ」について。
わたしについては、こちらの記事にまとめてあります。
行政書士受験生の方々へ、勉強方法もまとめてありますのでぜひ。
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