2018年を振り返らないと2019年が迎えられない気がして
2018年12月31日、大晦日。
今日こそ、この1年を振り返る日!
「お前の活動なんか興味ねえ!」という方はそもそもこの記事にアクセスして来られないと思いますので、思いっきり2019年の自分のために、2018年の自分の活動について振り返っておきたいと思います。
【2018年1月〜3月】
めちゃくちゃ営業していました。とにかくVoice UIのスキル・アクションで思いつく限りの企画を立案して、営業活動をしました。辞めた会社の同期や一緒に仕事していた人たちに恥も外聞も無く連絡して繋いでもらったり、いろんな繋がりから提案を山ほどさせていただきました。
もちろん、B2Bでずっと受託だけをやり続けるのは、しんどいのはわかっていたので、その中で一緒に作っていけるようなソリューションの案も混ぜながら、とにかく提案をしまくった年始でした。
本当にあっという間に過ぎ去りました。
【2018年4月〜6月】
カンファレンスの計画〜実行をした3ヶ月。
豪華メンバーの登壇が叶ったのも、いろんな偶然が重なってのことです。毎年行っている展示会でたまたまお会いして、素晴らしい展示を拝見させていただいたことから登壇依頼をさせていただいたり、たまたま行った展示会でお話しを聞かせていただいたことから、登壇依頼をさせていただいたり…
厚かましくも、いきなり凸したにも関わりませず、ご快諾いただきました方々に改めてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
この頃から、社内プレゼンスを上げるために、社外の活動を増やそうと決めて、いろんな勉強会やセミナーなどに参加し始めました。
【2018年7月〜9月】
人生初めてのハッカソンに参加したのもこの頃です。ハッカソン自体は、SPAJAMの大阪予選大会の審査員を何故か2年ほどやらせていただいたことがありますが、自分が出場するのは初めてでした。
SPAJAMでも、猛者たちの作品を拝見させていただいて、「私には全く思いつかないアイデアだな」と完全降伏したので、ハッカソンは、ものすごい人たちが集まる恐ろしい戦場だというイメージがあったのですが、参加してみると、意外や意外、皆さんいい人で、とても楽しかったです。もちろん、開発やアイデアなどのレベルが高いのですが、チームでモノづくりすること自体に慣れておられる方が多い印象でした。話を聞いてみると、いろんな方がおられて、そうとも限らなかったので、それもとても意外で、「ハッカソンにまず出ようと思う人たちは、そもそもいろんなスキルのレベルが高い」ということを再認識しました。
ハッカソンに出ること、セミナーに参加すること、登壇することなどが増えていき、課外活動を積極的にやり始めたのがこの時期でした。そして、技術書典5への出展を決め、仕事とセミナーやハンズオンなどへの参加との両立をしながら、執筆活動に勤しんだのもこの頃です。
会社の元先輩の伊藤さやかさんが「技術書典に向けて本書いてみない?」という一言から生まれたユニット「温泉♨︎BBA」として執筆活動を始めましたが、執筆自体、私にとっては、楽しくもツライ修行のようなものでした。普段の仕事でもVoice UIにどっぷりなので、知識としては自分の中に蓄積されているのですが、それを本を読む人に対して伝えるというのは、また別の頭の筋肉を使う作業でした。
それでも、書く中で自分でも理解し切っていなかったことがあったことへの気づき、書き切って入稿した時の解放感、技術書典の1万人のお客さんの熱気、その中で声を出して自分たちの本を売る行為、熱心に説明をするとまた戻ってこられて、「そこまで言うんだったら買わないわけにはいかない」とおっしゃってくだった感動、終わってからのビールの旨さ…これはクセにならない訳はないな、と思いました。
次の技術書典はまだわかりませんが、きっと来年の夏はまた執筆活動をしているんだろうな…とぼんやりと思っています。
Alexaスキルアワードでは、二度参加したハッカソンで作った作品「緊急事態!助けて」「YES NOライト」がありがたいことにどちらもファイナルに選出されたことも、本当に素晴らしい思い出になりました。プレゼンを3分ちょうどにまとめる練習は、とても勉強になりました。めっちゃ練習したら全然緊張しない、ということもこの経験で思い出すことができました。
【2018年10月〜12月】
技術書典への出展の熱も冷めやらぬままに、LINE BOOT AWARDS2018にも温泉♨︎BBAとしての出品を決め、Clova会議を4時間ほどした上で、一晩寝たら別のアイデアを思いついて、それを形にした「らくらく移動ちゃん」。自分たちがあったらいいなと思っているサービスを形にするのは、とても楽しかったです。ただ、伊藤さんに負担をかけすぎました。開発が本当に大変…私は素材を集めたり、プレゼン資料を作ってプレゼンをするくらいなので全然大丈夫だったのですが、開発は手伝えることがなく、本当に大変な思いで開発する伊藤さんを支えることができませんでした…。来年はもう少し手伝えるように、私も自分の能力をアップデートします!
そして、LINE BOOT AWARDS2018のファイナルには選出されなかったものの、 SONY のXperia Ear Duo賞候補としてプレゼンも出来、惜しくもその賞は逃しましたが、Qiita賞をいただくことができました。本当にこれは伊藤さんの開発力に対してもらった賞だと思いました!さやちゃん、一生ついていくよ!
それ以外には、とにかく登壇、登壇、登壇!を詰め込んだラスト3ヶ月でした。依頼されることも時々はありましたが、基本的には自分から凸して、登壇させて欲しい!とお願いしていました。思いがけないことから登壇することになったりも含めて、たくさん登壇の機会をいただきました。また自分たちで主催したイベント「Voice UI/UX Designer Meet Up#1」もいろんな方のご協力があり、実施することができました。
「とにかく、リクエストがない限りは毎回違うことを話す」ということを決めてやっていたのも自分の中ではキツかったです。資料作りはいつも真剣にやっていてもギリギリ、会の主旨とズレていて「お前のその話を聞きにきたんじゃない」と思われたこともあったと思います。でも、その時々で伝えたいことをきっちりと伝えたので後悔はありません。来年はもっと余裕を持って、会の主旨と限りなくズレない、クオリティの高い登壇・会作りをやっていきたいと決意しております。
仕上げは、12月のお楽しみ「アドベントカレンダー」への参加です。スマートスピーカー、IoTLT、Alexaなど7本書き上げました。技術的な内容が皆無で、自分の経験と思いだけで7本も書くというのも、なかなかのポエマーだなと自分でも思うのですが、やると決めたらやり切る!それは出来たので、来年はもう少し技術的な内容をお伝えできるように、これも己をアップデートしていきたいと思います。
そんなこんなで2018年ももうあと数十分でおしまいです。
お世話になりました関係各位の皆様、本当にありがとうございました。新しい出会いや長年のお付き合い…さまざまな関係にあるみなさんのおかげで、私という存在が成立していることを実感した一年でした。
2019年はもっといろんな人の役に立てるよう、Voice UIの未来のために、社内外で活動していきたいと思います。
そして、何よりも健康第一!
2019年も何卒よろしくお願い申し上げます。
元木理恵 拝