「Voice UI/UX Designer Meet Up Vol.1(2018/12/19)」開催レポート
Voice UI/UX Designer Groupの元木理恵です。
あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
新年が明け、仕事も始まりましたが、なかなかエンジン全開にならないまま、もう3日が過ぎてしまいました…。ぐわーーーーーん…。
そして、書こう!書くぞ!と思っていた「Voice UI/UX Designer Meet Up Vol.1」の模様をお伝えする記事が今頃になってしまいました。大変反省しております…。
そして、「Voice UI/UX Designer Meet Up Vol.1」の模様をお伝えするには、まずいきなり自分語りも良くないのですが、グループやイベントの成り立ちを先にお話させていただきたいと思います。
10個以上スキルやアクションの企画と会話設計をやったのだから、もう名乗ってもいいかなと思い、2018年4月に会社の名刺に入れてもらった肩書き「Voice UI/UX デザイナー」。
アシスタントとの会話にはデザインが必要だと言うこと、そしてそこから得られる体験が使う人の日常を変えていく力があるということを伝えたい。
そして、優れた会話設計が出来る人が増えたら、もっとさまざまな体験をお届けできるのではないか、と考えて、自ら立ち上げたグループ「Voice UI/UX Designer Group」。
しかし、私一人では何も出来ない…そんなことを痛感しながら、悶々とし社内外のVoice UI界隈の活動に奔走していた私を助けてくれたのは、TOKAIコミュニケーションズの小栁津さんでした。
「イベント、一緒にやりましょう!」
Alexaスキルアワードファイナルの懇親会会場で仰っていただき、涙が出るほど嬉しかったです。
また、DesignShip2018という大きなデザイナーのイベントで、Voice UI界を代表して華々しくスピーチされたVoicyの京谷さんにもご登壇をお願いすると、快くOKをいただきました。
さて…会場はどうしたものか。
さまざまなVoice UI系のセミナーや勉強会でお会いしているうちに、色々お話する機会が多いTBSテレビの長沼さんが、なんと会場と懇親会のフードドリンクをご提供して下さるとのこと…!
神様っているんですね…。
そうして実現が出来た「Voice UI/UX Designer Meet Up Vol.1」。
Connpassにイベント募集を公開すると、みるみるうちに定員が埋まりました。それくらいVoice UI/UXに着目しておられる方が多いのだと実感しました。
今はまだスマートスピーカーを使う側だけれども、これからスキルやアクションを作ってみたい。
仕事で案件が聞こえ始めている。単純にスマートスピーカーに興味がある…
さまざまな方がいらっしゃいました。
もちろん、いつもVoice UI系のイベントや勉強会、ハッカソンなどで会うエンジニアの面々も多数ご来場いただきました。ありがとうございます。
「開発は出来るけど、会話設計の勘所を勉強したい!」と向上心を持っていらっしゃってくださいました。
いろんな方が、こんなにVoice UI/UXのデザインに関心を持ってくださっていることは、本当に嬉しいことです。
***
第1回は、講義形式で行いました。
元木は司会をした後に、1人目の登壇者として
「 Voice UI/UXDesignerグループについて & Voice UI/UXデザイナーの価値を上げるために私が1年間やってきたこと」というお話をさせていただきました。
このコミュニティの目的をお話させていただいた後は、ほぼ、私のVoice UI/UXデザイナーとしての一年間の活動を語っただけなのですが、「共感した」「また話を聞きたい」「社内にフィードバックする時のコツは?」等、皆さんからいろんな感想やご意見をいただき、自分がやってきたことは、決して無駄じゃなかったんだなということが実感できました。皆さんに支えられて、1年間活動が出来たことに改めて感謝しました。
2人目の登壇者は、TOKAIコミュニケーションズの小栁津さんです。
「VUIデザインに取り組む理由」というタイトルでお話いただきました。
Alexa dev summitのご登壇の時も思ったのですが、小栁津さんは、本当に落ち着いてお話していただくので、内容がスッと耳に入ってきやすいんですよね。
その中でも、私が印象に残っているのは、高校生がAlexaスキルを作るというワークショップを開かれたということです。本当に素晴らしい活動だと思いました。
その中から未来のVoice UI/UXデザイナーやエンジニアが生まれて、素晴らしいスキルを作ってくれることを願ってやみません。
3人目の登壇者は、Voicyの京谷さんです。
「IoT時代における新しい音声体験のデザインについて」というタイトルでご登壇いただきました。
今年の5月にVUILTで同じ場所で登壇した際には、「本物のVoice UI/UXのデザイナーさんだ!」と思ってご挨拶させていただいたことを思い出します。
もともとWEBなどのデザインもされているとのことで、スライドもイラストが多く、可愛くて見やすい、わかりやすい!という最強のプレゼンテーションでした。
なぜ、私が細かい登壇内容をここで書かないかというと、実は期間限定(~2月28日まで)でVoice UI/UX Designer GroupのFacebookグループの方に動画をUPしているからです…!
Voice UI/UX Designer GroupのFacebookグループhttps://www.facebook.com/groups/300868064086920/
「Voice UI/UX Designer Group」に入ってくださっている皆様で、当日行けなかった!という方はぜひチェックしてみてください。
また、まだそのグループに入ってない!と言う方はこの機会にぜひ入会していただければと思います。もちろん無料ですよ。
ぜひ、小栁津さんと京谷さんの素晴らしい登壇をご自身の目で耳で確認していただき、何かご自身の中で気づきがあれば、それを活かしていただきたいなと思います!
最後に、開催にあたって、ご協力いただきました方々に御礼を言わせてください。
会場と懇親会スポンサーをしていただいたTBSテレビ様、お土産スポンサーをしていただいたアルファコム様、動画アーカイブを残していただいた野良ハック様。手伝っていただいたTOKAIコミュニケーションズとサイバードのメンバー、ご登壇いただきましたTOKAIコミュニケーションズの小栁津さん、Voicyの京谷さん。
誠にありがとうございました!
今後は、私とTOKAIコミュニケーションズの小栁津さん、Voicyの京谷さんと力を合わせてコミュニティをアップデートしていこうと思います!
2019年も「Voice UI/UX Designer Group」及び、「Voice UI/UX Designer Meet Up」をよろしくお願い申し上げます!
元木理恵 拝