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海馬瀬人ウマ娘説

はじめに

本記事は漫画『遊戯王』並びにアニメ『遊戯王 デュエルモンスターズ』シリーズに登場した人気キャラクター・海馬瀬人が、
現在大流行中であるゲーム・アニメ・漫画を中心としたメディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場する種族・ウマ娘であることの証明を目的とするものである。

根拠① ウマ娘の生い立ち

ウマ娘とはどういった存在であるか、ということはゲーム、漫画、アニメの各媒体で表現にバラつきはあるが各々最初に説明されている。ご存知であろうが、今一度説明しておこう。

『ウマ娘』
彼女たちは走るために生まれてきた。時に数奇で、時に輝かしい歴史を持つ別世界の名前と共に生まれ、その魂を受け継いで走る。
それが彼女たちの運命……この世界に生きるウマ娘たちの未来のレース結果は、まだ誰にも分からない。
彼女たちは走り続ける。瞳の先にあるゴールだけを目指して……
(アニメ第一話冒頭より)

(ウマ娘シンデレラグレイ第一話より 面白いからみんなも読もうね!)

これらで説明されている通り、ウマ娘とは魂と名前を受け継いで生まれ、その運命に時に従い、時に抗いながらも本能のままに走り続ける存在なのである。

では海馬瀬人はどうであるかというと、彼も同様に3000年前の古代エジプトの六神官の一人、セトの魂と名前を受け継いだ存在なのである。
その因果に引き寄せられるようにして出会った遊戯(闇遊戯)との戦いの数々を見れば、彼もまた瞳の先にあるゴールを目指し未来へのロードを突き進む者であると分かるだろう。

根拠② ウマ娘の身体能力

ウマ娘という種族の外見的特徴といえば、その耳と尻尾であるが、それを除けばほぼ人間と同じ体型である。しかしながらその体躯に秘められた膂力はヒトのそれを遥かに凌ぐのである。

海馬瀬人を初めとした決闘者(デュエリスト)も頭髪以外はほぼ人間であるが、秘められたデュエルマッスルを解放することでいきなり筋骨隆々になり、そして体格が大きくなったぐらいでは説明の付かないパワーを発揮するのである(なんでカードゲームに筋肉が必要かは各自で考えてください)

根拠③ うまぴょい伝説

ウマ娘プリティーダービーを象徴する曲、『うまぴょい伝説』にも海馬瀬人がウマ娘である数々の根拠が隠されている。
先に断っておくと、ここまで読んでお察しの通り、ここまでもここからもこの記事に真面目な考察は存在しない。今更だけど海馬社長は少女じゃないし。

うーーーー(うまだっち)
うーーー(うまぴょい うまぴょい)
うーー(すきだっち) うーー(うまぽい)
うまうまうみゃうにゃ 3 2 1 Fight!!

いきなり理解不能な歌詞である。
皆さんに理解できないのも無理はない。なぜならこれは古代エジプトで使われていた神官文字・ヒエラテックテキストだからである。
この先も何の説明もない部分が何度も出てきますが全部ヒエラテックテキストです。
そういうことにしましょう。

おひさまぱっぱか快晴レース(はいっ)
ちょこちょこなにげに(そーわっ So What)
第一第二第三しーごー(だんだんだんだん出番が近づき)

アニメのエンディングでの海馬瀬人のクレジット表記は、主人公の遊戯とその友人たちの次辺りに入る場合が多く、だいたい五番目ぐらいである。自分の名前が出てくるのが近付いてそわそわしているのであろう。

めんたまギラギラ出走でーす(はいっ)
今日もめちゃめちゃはちゃめちゃだっ(ちゃー!)

アニメ初期の海馬社長はやたらと目つきが悪く、ギラついている。顔がめちゃめちゃはちゃめちゃになる顔芸も遊戯王ではおなじみだ。

がち追い込み(糖質カット)

海馬は最強のレアカードである青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)を手に入れるために、トレードに応じないカードコレクターをマフィアを使って脅したり、自殺に追い込んだりしている。

コメくいてー(でもやせたーい!)

幼くして両親を喪い、親戚にたらい回しにされながら財産を奪われた時の記憶から食料を欲している心と、高校生らしく体型を気にする心の葛藤を描いているのであろう。

あのこは(ワンフー)そのこは(ベイオ)
ドイツもコイツも あらら(リ・バウンド)

相手フィールドの王虎ワンフー、魔筒覗ベイオネーター、ドイツ、コイツといった邪魔なモンスターをバウンスしようとしたところ罠カードのリ・バウンドを発動されたシーンですね、これは間違いない。

泣かないで(はいっ)拭くんじゃねー(おいっ)
あかちん塗っても(なおらないっ)(はーっ?)

ヒエラテックテキスト

きょうの勝利の女神は
あたしにだけチュゥする

海馬社長の有名なエピソードである、裏切った部下に向けられた拳銃を「逆転の女神」というカード一枚を撃鉄に噛ませて防いだシーンだろう。
もしくは、海馬の最強のしもべ、青眼の白龍は女性的なイメージで描写されることが多いことを考えると、海馬社長がブルーアイズを愛し、ブルーアイズに愛されていることを表しているのではないだろうか。
どちらの説も有力なため専門家の間でも解釈が別れている問題の歌詞だ。

虹のかなたへゆこう
風を切って 大地けって
きみのなかに 光ともす

アニメ『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』最終話のサブタイトル「光の中へ完結する物語」を表している。

(ドーッキングドッキングドッキングドッキングドッキングドッキングドッキングドッキング)

海馬瀬人がバトルシティ編において使用したカード、Xーヘッド・キャノン、Yードラゴン・ヘッド、Zーメタル・キャタピラー。
これらはユニオンモンスターとその対象となる通常モンスターであり、合体・分離を行える。そう、ドッキングである。
ストラクチャーデッキー海馬瀬人ーにはABCのユニオンモンスターも新規収録されたことから、彼のドッキング好きが窺える。

きみの愛バが!

きみの海馬が!

ずきゅんどきゅん 走り出しー(ふっふー)
ばきゅんぶきゅん かけてーゆーくーよー
こんなーレースは― はーじめてー(3 2 1 Fight!)
ずきゅんどきゅん 胸が鳴り(ふっふー)
ばきゅんぶきゅん だいすーきーだーよー

この場合のレース(race)とは競走のことではなく、種族のことを指している。
バトルシティ編冒頭にて海馬が受け取った神のカード・オベリスクの巨神兵の種族は幻神獣族という全くの未知の種族であったため、彼が驚くのも無理はないだろう。
また、それと同時に彼は記憶の石版を見たことで前世のビジョンを幻視して胸が高鳴ったりしている。たぶん青眼の白龍への想いも高まったのだろう。

北米版だと種族はraceじゃなくてtypeだって?そんなこと今更気にしても仕方ないだろう?

今日もーかなでーるー
はぴはぴ だーりん 3 2 1 Go Fight
うぴうぴ はにー 3 2 1 (うーーFight!!)

ヒエラテックテキスト

ずきゅんどきゅん 走り出しー(ふっふー)
ばきゅんぶきゅん かけてーゆーくーよー
こんなーおもーいは― はーじめて(3 2 1 Fight!!)
ずきゅんどきゅん 胸が鳴り(ふっふー)
ばきゅんぶきゅん だいすーきーだーよー
今日もーかなでーるー
はぴはぴ だーりん 3 2 1 Go Fight
うぴうぴ はにー 3 2 1 (うーーFight!!)

海馬瀬人は遊戯と戦い、敗北したことでデュエルでの初めての屈辱を受ける。
そんな屈辱を晴らすため、そして更なる高みへと登り詰めるために、高鳴る胸の鼓動が突き動かすままに、冥界へと還ったアテムを追い続ける姿は彼がどう言い繕っても周りから見れば「アテムが大好き」であることはバレバレである。

やはり「うまぴょい伝説」は海馬瀬人の歌であることがわかりますね?

根拠④ GIRLS' LEGEND U

やっとみんな会えたねという歌詞から始まるこの曲のタイトルを見て、何かを思い出さないだろうか。

レジェンドで、U……そう、伝説の決闘者にして遊戯の王、アテムのことを指しているのである。

そう考えると、全体の歌詞がアテムとのデュエルを追い求めた海馬の心情を表しているものであることが完全に理解できるので各自調べてください。ぼくはうまぴょい伝説のところで疲れました。

おわりです

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