3COINSのゲームコントローラー(Switch用、2750円)を買った
使ってみた感想とか。
購入に至るまで
3COINSといえば、安価でシンプルかつオシャレな雑貨店のイメージ…を持っていたのだが、コイン3枚じゃとても買えないであろうスマホ用品やPC用キーボードなどの電子機器も少々取り扱われている。そのオリジナル商品のひとつが、Nintendo Switch用コントローラーである。
昨年11月に勤め先の人(ゲーマー)から"こんなものがあるんだよ~"と紹介されて知った。なんでも、無線接続+ジャイロセンサーつきで3,000円を下回るのだという。(※純正Proコントローラーは8,000円近くする)
予備に持っておくのは悪くないかも…と思って探した時には既にどこの店舗にも在庫が無くて、その時は結局手に入らなかった。
しかし年が明けて1月中旬、そのコントローラーが再入荷されたというニュース記事を見かけたので、再び近隣店舗に行ってみると、確かにたくさん置かれている。
カラーバリエーションはクリーム系の白と茶の2種類。汚れが目立たなさそうだからという理由で、茶のほうがいいかな。
そんなわけで1つ買ってみた。
2,750円を電子マネー支払い。No coin.
スペック
同梱物はコントローラー本体、USB-A(オス)to C(オス)ケーブル、取扱説明書、保証書。
外装箱に書かれている情報は次の通り。
機能
ジャイロセンサー搭載
ターボ連射機能
無線接続・有線接続対応
サイズ
約 縦(H)11×横(W)16×厚み(T)7(単位:cm)
電源方式
USBコード接続充電
バッテリー容量
600mAh
Bluetooth
ver.4.0
電波周波数帯
2.4GHz
最大通信距離
約10m
充電時間
約3時間
連続動作時間
約8〜12時間
技適
219-239441
ボタン配置は純正のProコントローラーと異なり、PlayStation向けのDualSenseやDualShockと同じく、左スティックが下部にある。
ABXYボタンの配置はSwitchと一緒で、Xboxとは異なる。
連射機能がついており、連射の方法は2通りあるようだ。
キーを押している間だけ連射するタイプ(手動連射)と、キー押下でオンオフを切り替えるタイプ(自動連射)。
連射できるのはA,B,X,Y,L,R,ZL,ZR,L3,R3。速度は秒間8、9回くらい?
初回使用時のセットアップは非常に簡単で、Switchと有線接続するだけ。
そのあとはケーブルを外してからホームボタンを長押しするだけで、Switchに無線で接続できる。
また、初めから多少は充電してあるようで、すぐに使うことができた。
ここまで見ると、割といい買い物をしたように思える。Proコンの半額以下で手に入るクオリティとは思いにくい。
使ってみた
プレーするゲームタイトル次第では十分使えると思うが、自分がSwitchで最もプレーするタイトルであるところのSplatoon3に限った話では、非常に惜しい出来だと思った。
ジャイロセンサーは問題なく使えて快適。ボタン配置も慣れてしまえばどうということは無さそうである。ボタンはちょっと固い気がするけど、そのうち慣れるだろう。
では何が惜しいのかというと、振動だ。
具体的な話をすれば、例えばSplatoon3では、インクに潜伏したまま操作キャラクターを移動することができる。このときコントローラーは僅かに振動している。純正Proコンの環境であれば、意識しないと気づけないくらい、ちょっとだけ。
それがこのコントローラーだと、センプクして移動する間ずーーーーーーーーーーっと、大袈裟なくらい振動しっぱなしなのである。
恐らく振動の強さを0か1かでしか制御できないのだろう。これがとにかく煩わしい。集中できない。
純正のProコンなら微細な振動になる(0か1ではなく0.1や0.5を求められる)であろう場面でも、このコントローラーは派手に振動するのだ。
それさえ無ければ…!
また、恐らくこれは振動用のモーターが1個しか搭載されていない。Proコンは左右に1つずつ、2つ搭載されている。だからより繊細な表現が可能になっているのだ。
一応、振動機能はSwitchの設定でOFFにすることもできるが、この設定はコントローラ別に保存されるわけではないようで、純正Proコンを接続した時にも振動しなくなってしまう。それはそれで普段の体験が変わってしまうので嫌だな~ということで、できればこの設定は変えたくない。
結論
コスパ◎
使えなくはない。むしろ機能は十分
振動が煩わしい
自分はこれをProコンの代替として活用することは無さそう
Proコンが壊れた時の一時的な予備用途にはいいのかも
でも、うちには既に純正Proコンふたつあるんだよなぁ。
どうしようか、これ。