見出し画像

Radio b-love-lah

たまにはただの日記的なものを。
記事によって語尾とか口調がバラバラなのは、まあその日その時の気分次第なので…。
細事良

ラジオっていいよね

以前までとは異なり、音楽制作以外の(耳を必須としない)作業に時間を費やす機会が増えた。そのため、作業用BGMが欲しくなることがある。
流す音楽を自分で選んでかけるのも良いけど、自分の場合は音楽+αが聴けるFMラジオを聴くことが多くなった。
個人的にはAMよりもFM派。理由としては、比較的身近な話題が多く共感しやすい内容が多いのと、音楽の話題が多いから。(※個人の見解)

これまで車での移動中くらいにしか聴く機会がなかったラジオだけども、いざ日常に取り込んでみると面白い。自分は大きく2つのメリットを実感している。

[◎1/2] 常に新しいものが流れてくる

自分の場合は、作業のお供として音楽を自分で選んで流すとなると、どうしても自分好みの内容に偏ってしまいがちになる。
何を流すか選ぶのに長い時間を要してしまったり、そのうち手持ちのネタが尽きてマンネリ化してしまったり、新たな気づきが多く得られなかったり…正直あまり良い効果が期待できないこともあり得るかも。音楽に非は無いんだけど。
そんなわけで、最近は専らラジオ任せ。

多くのラジオ番組では音楽が流れる。選曲をラジオ任せにすることで、楽曲を自分で選べない代わりに「続々と、色々なものがいつまでも流れる」のだ。次は何を流そうか…と自分で選ぶ必要もない。
最新・流行の作品や有名な作品、時にはマイナーな作品など、和洋その他分け隔てなく幅広い選曲を、ラジオ局側が延々とやってくれるわけで。
まだ見ぬ楽曲との出会いが期待できるし、気に入った曲やアーティストと出会えれば、Shazamを活用して調べて購入に繋げるのもあり。選曲や雰囲気が好みの番組があれば、リピーターになるとなお良いかも。
世間一般の(←ここ重要)音楽トレンドを知るきっかけにもなるし、話の引き出しも作編曲の引き出しも増やせる…気がする。

ところで、番組で流れる楽曲のプレイリストは、その番組のディレクターが選ぶ場合があれば、局によっては専門の選曲チームがいる場合もあるのだそう。
しかも地域密着型であるFM局の場合、その日の天候に応じてプレイリストが変わる…なんてパターンもあるのだとか。
いずれも某番組内で言及されていたので、多分全部本当の話。本職の仕事人はすごいなぁ。

[◎2/2] 人の話が聴ける

ラジオから流れてくるのは音楽だけではない。むしろメインコンテンツは音楽ではなくトークの場合が多いだろう。
当然この「トーク」は、リスナーである自分自身との対話ではない。とはいえ、スピーカーの向こうでは人前で話すことのプロが喋り続けているのだ。

普段そんな機会無くないですか?

同時出演者が2名以上いる場合は、その会話や掛け合いによって醸成される空気感も楽しめる。物事の伝え方や話の切り出し方など、参考になる部分が多い。

全出演者がプロであるのかといえば、そうとは限らない。各出演者には個性があるわけで、時には喋りが必ずしも上手くはない人が喋っている場合もある。
この出演者の話は何だかすごく内容がわかりにくいなァ~と感じることはあるだろう。具体例を挙げるとすれば、話すことを本職としていない人物…一般のリスナーなどが電話出演して、ラジオパーソナリティと何か会話を交わす場面が該当しやすいかもしれない。(時々流暢な出演者もいるが)
しかし運が良ければ、ラジオパーソナリティが「わかりにくいこと」をすぐさま他の言葉で組み直して言い換える…つまり、他のリスナーに向けて"翻訳"する様を目の当たりにすることがある。この時、物事の伝え方の良い例と良くない例が、どちらも一気に聞けるということだ。勉強になる~。
このようなケースはそれほど珍しいことではないと思う。四六時中ラジオを流しっぱなしにしていたら、最低でも1日1回は発生するのではなかろうか?

「自分がどうして特定の表現や言い回しをわかりにくいと感じたのか」がわかれば、今後自分が同じ轍を踏まないで済むように、仕事や日常会話などでも意識できるかもしれない。さっき耳で聴いたばかりのことを逆に「しなければ良い」のだから。と偉そうに書いたけど、できるんか?

ここまで会話の内容に集中していたら、それはもはや作業のお供ではなくなってしまっている気がする。どうなんだろうそれは。まあいいか、ためになるし。
主目的の支障にならない程度に耳を傾けるだけでも十分良いと思う。

要するに、ラジオは様々な話術のいいとこ取りをするにはもってこいのツールではないだろうか。これが常日頃から放送され続けているのだから、活用しないのは勿体無いなと最近思うようになった。

今は聴くための手段が豊富

カーステや専用機器で聴くのはもちろん、聴く手段として最近メジャーなのはradikoではなかろうか。
住んでいる地域のFM局なら、現在放送中のものだけでなく過去一週間分が無料で聴ける。有料会員登録すれば他の地域のFM局も聴ける。周波数も覚えなくていい。めちゃくちゃ便利なのだ。
遅延が大きいのがネックだけど、気にする人は少ないだろう。

他にも、時間帯や局がかなり限られているが、ABEMA RADIOでは東京(J-WAVE)・福岡(LOVE FM)・愛知(ZIP-FM)・北海道札幌(AIR-G')等の一部番組が放映されていることがある。完全無料な上に、一部は映像つきで出演者の様子が見えるという仕様。耳だけあれば100%の情報が得られるはずのラジオに映像がついたら、それはもう120%、いやそれ以上なんよ。カフの上げ下げとか覚えちゃったよ。
残念ながらこれは2022年いっぱいで終了してしまった。
一部、YouTubeで映像配信を続けている局・番組があるようだが、権利の関係で音楽は流せないようだ。こればかりは仕方ない…。

[余談]
我が家にはApple TVとFire Stick TVがあるので、それらを通して聴くことが多い。けれどもコレらって、どちらもABEMAはアプリがあるけどradikoは無いんだよね。作ってくれないかなぁ…難しいか。
PCの音声は作業で使ってて空いてない場合が多いし、iPhoneのスピーカーじゃ満足できないし。先述のデバイスでradikoを使いたい時は、iPhone/iPadからのAirPlayをフル活用するしかなさそう。

好きなものだけ聞きつつ、興味は広く持つ

局や番組の数だけ特色があり、中には自分の趣味や価値観と合わないプログラムもあるかもしれない。
自分の場合、例えば番組の合間にとりあえず最近の曲は流すけども、挟むだけであってその曲自体の話題は出さないような番組は、あまり得意ではない。討論がメインの番組とかもこれに該当するかも。
もちろん、それを無理して聴き続ける必要は無いと思う。

今この記事を書きながら、あぁ自分は「音楽」&「音楽に関するトーク」&「その他のトーク」の3バランスが良い番組が好きなんだな~と気付く。多分今後もそういう番組を追い求めていくだろうし、皆それぞれでいいのだと思う。聴き方は自由。

ここまで書いておきながら、自分にはこれといって毎週必ず聴くようにしている番組というのは特に無い。最初に書いた通り、私がラジオを流す主な目的は作業のお供にすることなので…。(関係者氏すんません…)

そんなある日、たまたま耳にした某番組は、「特定のアーティスト」「音楽ジャンル」「楽器」などから毎回異なる1テーマに焦点を当て、それをそのジャンルのプロや熱烈なファン(全員アーティスト)であるゲストと共に掘り下げていくというものだった。
その日はHyperpop特集をしていて、こんなのも放送で流すんだ??という感じの(大衆受けは難しそうな)曲が聴けたり、その楽曲の特徴を分析していたり、かなり刺激になる話題が多かった。今でもその番組は時々聞くようにしている。

こうやって未知の番組、未知の話題、未知の音楽との出会いがあると、人生
はもっと楽しくなるはず。だから今後も自分は「何でもいいからとりあえず流してみる」からのスタートを繰り返していくと思う。

Radio, what’s new?

ということで今回は ラジオはいいぞ。 という話でした。
たまには如何ですか。あと何か逆にオススメの番組あれば教えてください。

今夜はradikoでラジオをかけたまま寝てしまおうかな?


いいなと思ったら応援しよう!