【業務体験会レポ①】空撮ドローンが地域を守る!?地元のシニアが操縦に挑戦
「R60-SETAGAYA-」では、事業者と利用者が集うイベントや、対話からヒントを得て、新しい仕事を創りだすことを目指し、様々なトライアルを実施しています。「こんな仕事ができるかも?」を形にしていくためにどうしたらいいか、事業者と利用者が集まって「業務体験会」を開催しました。
地域のみなさんへ「安心・安全」を届けたい
【ドローン体験会】
屋根の状況を確認するためにドローンを使った空撮業務を実施しています。軽量ドローンは免許不要、操作も覚えれば簡単!まずは体験会へ。
今回体験会を開催したのは、小熊建設株式会社。個人宅のリフォームやバリアフリー化はもちろん、高齢者福祉施設、区民の施設の改修・耐震工事など、主に世田谷区の工事に力を入れてきた地元の建設会社です。地域経済がさらに活性化するよう、地元に根差した仕事を大切にし、平常時だけでなく災害時にもお客さまから必要とされる建設会社を目指しています。
小熊建設さんがドローンを使った屋根診断を始めたのは、お客様からの「屋根補修が必要って言われたんだけど…」という、ふとした相談がきっかけでした。改修や補修のセカンドオピニオンとして、ドローン空撮で実際の屋根の状態をお伝えできれば、地域住民のみなさまへ安心を届けられるのではという想いからスタートした事業です。
長年世田谷で暮らしているシニアのみなさんにも、地域に安心安全を届ける、この業務を一緒に担っていただけたら。そう考え、「R60-SETAGAYA-」を通して体験会を企画しました。
いざ、ドローンの操縦に挑戦!
今回は、空撮ドローンの操縦を体験しました。参加者は男性3名、女性2名。ドローンを使うのは全く初めてという方から、友人のドローンを操作したことがあるなど、経験はさまざまです。小熊建設担当者のサポートを受け、垂直飛行、旋回、撮影などを1人づつ体験し、細かな操作を教えてもらいました。
ドローン機器自体も、機能が年々向上しているようです。
参加者からは、「もっと制御が難しいかと思っていたけれど、地面に近くなると自動で着地体制に入るなど、思ったより使いこなせました」という声が聞かれました。
新しい働き方をともに考える
操作体験後は、小熊社長と利用者のみなさんとで、「この業務を実際に地域のシニアと行うにあたって、どのように進めていくとよいか」の意見交換が行われました。
「参加者のみなさんと細かい点を話すことで、具体的な実施のイメージと課題とが両方見えてきました」と小熊社長。みなさんからのご意見を元に、この後、GBER運営オフィスと募集内容の詳細を詰めていくこととなりました。
【参加者の感想】
・自分もちょうど自宅の屋根を改修したところ。この仕事の意義を感じる
・家から徒歩圏内での仕事なので始めやすい
・実際に操作体験をしたことで、自信がついた。ぜひやってみたい
・これから広がる分野なので、期待が持てる業務
「R60-SETAGAYA-」では、そのほかの業務でも「体験会」を予定しています。今後も、事業者と利用者で共に創る、新しい働き方の実現に取り組んで行きます。
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