2022年8月 函館食い倒れの旅(1日目)
(この記事は以前YouTubeにUPしていた動画を元に、個人的な記録がてら書き起こしたものです。)
36年ぶりに函館へ
2022年8月、夏休みを利用して函館へひとっ飛びしてきました。函館は学生時代、当時暮らしていた大阪から寝台列車で行って以来実に36年ぶりの旅。当時はもちろんお金もなく、美味しいものを食べた記憶もないので、今回は食い倒れに徹することにしよう(笑)
まずは駅前でお寿司を
函館空港から函館市街地へはバスで30分ほど、道中の車窓からは海が見え、海の近い町、漁師町の雰囲気に早くもワクワクする。
函館駅に着いたらまずはランチ、駅前のビルの地下にある「回転寿司根室花まる キラリス函館店」へ。
地方の回転寿司は侮れないということで、最近は東京でもかなり出店が増えていまるけれど、北海道資本の根室花まるへ。二階建て、二世帯の握りが名物、まずは二階建てホタテから行ってみよう。
二階建て部分は刺身として食べればいいのかな?とまずは1枚めくってペロリ。
後で公式HPで調べてみたら、「全部豪快にひとくちで頬張れ」」だって(汗)
まあ美味しければそれで良し!
続いては二世帯サーモン。イクラが乗ってくるのかと思いきや、中落ちとは。これがまた美味♪
そのほか、真イカ、ウニ、本ズワイカニ味噌、活ツブ貝、つんつん巻き(葉ワサビがメチャ辛)、ボタンエビ、二階建てマカジキ昆布〆をいただく。残念ながらこの日はニシンがなかった。夏は季節外れなのかな?
旅の初めから飛ばしすぎると後がしんどいので、アルコールは生ビール一杯でと思っていたが、これだけ美味しいものが揃った上に、店員さんが絶妙のタイミングでお酒を勧めてきたので、日本酒の鬼ころし(国稀酒造)も行っちゃいました。
そして〆に花咲ガニの鉄砲汁、北海道に来たんだという実感が五臓六腑に染み渡る。
これだけ食べて3,674円、コスパのいい出足でした。ご馳走様です!
宿泊は函館朝市のど真ん中
食後の腹ごなしに函館駅前近辺をぶらぶら、活イカ踊り丼を食べたそうなカモメを発見(笑)
そしてホテルへ。今回のホテルは函館朝市のすぐそば、「東急ステイ函館朝市 灯の湯」にチェックイン。
洗濯乾燥機が部屋にあったりと、東急ステイは中長期滞在にも適していて、駅チカのなかなか便利なホテル。今回の部屋は、窓から海が見えるナイスロケーション。
また、最上階18階にある露天風呂は、時間によってシティビュー、オーシャンビューが男女入れ替え制となっており、オーシャンビューの露天風呂は函館港に浸かっているかのような不思議な視覚効果があって良かった。
1日目の夕食は根ぼっけをいただきに
さて、夜はお楽しみの新鮮な海鮮とお酒を!
というわけで、今回の旅で唯一予約を入れておいたお店「根ぼっけ」さんへ。
根ぼっけとは、真ほっけが回游することなく岩礁域に根付くことから根ぼっけと言われており、 通常の真ほっけより魚体が大きく、脂の乗りが格別で大変希少な魚なんだとか。
一方で、ほっけの刺身は、親の遺言で食べない漁師もいるくらい危険な刺身だと言われるほど生食に向いておらず、根ぼっけの刺身は1992年に当店が世界で初めて開発し、現在まで安全に提供しているのだとか。確かにほっけの刺身ってなかなかないよね。とても脂がのっていて甘く美味しかった。
他にオススメの刺身は何か聞いたら、板さんは二つ返事で活真イカ刺身を勧めてくれた。時価でこの日は2,000円。
明日、函館朝市の釣り堀でイカを釣って捌いてもらおうと思っていたが、函館に来たら絶対食べないと後悔する一品、折角だからこちらも二つ返事で注文!
透き通るほど新鮮で、ゲソはまだ動いているから歯ごたえもすごい。
イカゴロ(イカの内臓)も酒のお供に最高〜♪
そしてこれもお目当ての根ぼっけの開き焼き(小)。
小サイズとはいえかなりの大きさ!
2,450円とお値段は少し張るが、皮まで美味しくいただきましたよ。
お値段は観光地価格なのかなぁ〜と思いつつ、この3品で満腹、美味しくて大満足。
少し夜の街をぶらついて、小腹空かせて函館ラーメンが食べたかったけれど、そこはアラカンオヤジ、食べられなくなったなぁ〜(それでも太るから困る)。
しかし函館の飲み屋街って、テレビや映画のセットの中に迷い込んだような気になる。
看板、灯り、メニュー短冊仕立ての看板…、手作りって感じがするんですよね。
カウンターの店では志村といかりやが掛け合いコントやってそうな(笑)
というわけで函館食い倒れの旅、1日目は終了です。
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